肌荒れしにくいフェイスパウダーとは?

肌荒れしにくいフェイスパウダーは、ニキビが気になる人や敏感肌の人にもおすすめのアイテムです。肌荒れやニキビを防ぐ有効成分が配合されているものなら、肌荒れやニキビを防ぐ効果が期待できます。
肌荒れしにくいフェイスパウダーは「昼用フェイスパウダー」と「夜用フェイスパウダー(ナイトパウダー)」の2種類。昼用フェイスパウダーは日中使うタイプで、メイクの仕上がりや肌の補正を重視したい人向けです。一方、夜用フェイスパウダーは就寝時に使うタイプで、スキンケアとしての機能があります。
以下の記事では、ナイトパウダーについて解説しているので、参考にしてください。
すこやかな美肌を演出!自分に合った肌荒れしにくいフェイスパウダーの選び方
ここからは、肌荒れしにくいフェイスパウダーの選び方を解説します。配合されている成分・タイプ・カラーなど、自分に合った選び方を押さえましょう。
①肌荒れしやすい肌に合った成分配合かチェックしよう!
肌荒れを起こしやすい人の肌は、外部からの刺激を受けやすい状態になっています。フェイスパウダーは、自分の肌の状態に合った成分が配合されているものを選びましょう。
肌荒れやニキビを防ぎたいなら、抗炎症・殺菌成分配合の医薬部外品のものを

肌荒れ・ニキビが気になる人は、抗炎症成分や殺菌成分が配合された、肌荒れやニキビを防ぐ効果がある医薬部外品のフェイスパウダーを選びましょう。肌荒れが気になる人は抗炎症成分、ニキビが気になる人は殺菌成分をチェックしてみてください。
それぞれの成分には以下のようなものがあるので、成分表示で確認しましょう。なお、有効成分が配合されている商品のパッケージには「薬用」や「医薬部外品」と記載されているため、参考にするとよいですよ。
- グリチルリチン酸ジカリウム
- グリチルレチン酸ステアリル
- 酢酸DL-α-トコフェロール
- サリチル酸
- イソプロピルメチルフェノール
ニキビが気になる人は、ニキビのできにくさを考えて作られた「ノンコメドジェニックテスト済み*」の記載があるものもおすすめです。
*すべての人にコメド(ニキビのもと)ができないということではありません
乾燥が気になる人は、保湿成分配合のものを

乾燥が気になる人は、保湿成分配合のフェイスパウダーを選びましょう。肌が乾燥するとバリア機能が低下し、肌が敏感になることもあります。うるおったベースメイクをキープしたい人も、以下のような保湿成分をチェックしましょう。
- ヒアルロン酸
- セラミド
- コラーゲン
商品によって配合されている保湿成分や配合量が異なるため、成分表示を確認してくださいね。また、商品パッケージに「高保湿」や「しっとり」と記載されているものもおすすめですよ。
敏感肌の人は、肌にやさしい使い心地のものを

敏感肌の人は、やさしい使い心地のフェイスパウダーを選びましょう。敏感肌の場合、肌に合わない成分が含まれているアイテムを使うと、肌トラブルにつながる可能性もあります。そのため、人によっては肌への影響が気になる成分が、配合されていないものを選ぶことが大切です。
- 界面活性剤
- エタノール
- 防腐剤
そのほか「パッチテスト済み*」「アレルギーテスト済み*」「スティンギングテスト済み*」などのテスト済み*表記があるものもおすすめです。
また敏感肌の場合は、洗浄力の高いクレンジングが肌への負担になることもあるため、石けんで落としやすいフェイスパウダーを選ぶのも◎。 ケミカルな成分が気になる人は、100%ミネラル成分で作られているミネラルパウダーを選ぶのもよいでしょう。
*すべての人にアレルギー・皮膚刺激・感覚刺激が起こらないというわけではありません
②プレストタイプorルースタイプ?好みやシーンに合わせて選ぼう

プレストタイプ:@cosmeloverinko / ルースタイプ:@kokkofk
フェイスパウダーには「プレストタイプ」と「ルースタイプ」があり、それぞれ仕上がりの質感が異なります。使うシーンや好みに合わせて選びましょう。
「プレストタイプ」は、パウダーを押し固めたタイプでさらっとしたマット肌に仕上がるのが特徴です。コンパクトに入っていて粉飛びしにくいため、持ち運びやメイク直し用におすすめ。一方「ルースタイプ」は、さらさらとした粉状でふんわりとした肌に仕上がります。粉が飛びやすいため、自宅で使用するのに向いていますよ。
以下の記事では、ルースパウダーとプレストパウダーの違いについて解説しているので、参考にしてください。
③無色or色付き?なりたいイメージや肌悩みに合わせると◎

肌荒れしにくいフェイスパウダーには、色付きのものもあります。肌悩みに対する補正効果がある色のものを使うと、自然に肌悩みをカバーできますよ。以下の表を参考に、自分に合う色をチェックしましょう。
- 立体感を演出したい人:ホワイト・ベージュ
- 血色感を出したい人:ピンク
- 透明感*を出したい人:パープル・ブルー
- 赤味を抑えたい人:グリーン・ベージュ
- ヘルシーな印象にしたい人:オークル
- ナチュラルに仕上げたい人:ルーセント(透明)
寝ている間に使うナイトパウダーの場合は、寝具に色がつかないよう透明タイプがおすすめです。
*メーキャップ効果によるもの
④シミ・そばかすが気になる人は「美白*成分配合」の医薬部外品がベター

シミ・そばかすが気になる人は、美白*有効成分が配合された医薬部外品のフェイスパウダーを選びましょう。パッケージに「薬用」や「医薬部外品」と記載されていて、以下のような成分が配合されているものを選ぶとよいですよ。
- ビタミンC誘導体
- トラネキサム酸
- ナイアシンアミド
就寝中もシミ・そばかすのケアをしたい人は、美白*有効成分を配合していて24時間いつでも使えるタイプのフェイスパウダーを選びましょう。
*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
⑤日中の紫外線が気になる人は、UVカット機能付きがおすすめ!

紫外線はさまざまな肌トラブルの原因になるため、日中の紫外線対策は重要です。UVカット機能付きのフェイスパウダーを使うと日焼け止めを塗る手間がなくなるので、時短になりますよ。
UVカットの指数が高いものほど長時間紫外線を防げます。しかし、UVカット効果が高ければ高いほどよいわけではありません。SPF・PAは使うシーンに合わせて選びましょう。以下の表を参考にしてください。
自宅やオフィスなど室内で過ごすとき | SPF20・PA++ |
---|---|
買い物などの軽い外出をするとき | SPF30~40・PA+++ |
日差しの強い屋外で過ごすとき | SPF50以上・PA++++ |
なお、SPFはシミ・そばかすの原因になる紫外線B波(UV-B)を防ぐ指標、PAはシワ・たるみの原因になる紫外線A波(UV-A)を防ぐ指標です。
以下の記事では、おすすめのUVフェイスパウダーを紹介しているので、アイテム選びの参考にしてください。
⑥価格も大事なポイント!プチプラなら気軽に購入しやすい

初めて使うアイテムは、自分の肌に合うわからず購入するまでに悩む人も多いでしょう。プチプラのものなら気軽に試しやすいのでおすすめです。ここでは、プチプラの肌荒れしにくいフェイスパウダーを紹介するので、アイテム選びの参考にしてください。
ほかのプチプラフェイスパウダーをもっと見たい人や、デパコスのフェイスパウダーも気になる人は以下の記事で紹介しているので、チェックしてください。
肌荒れしにくいフェイスパウダーの使い方

ここでは、肌荒れしにくいフェイスパウダーの使い方を紹介します。使うツール別に塗り方のコツを紹介するので、ポイントを押さえましょう。
フェイスパウダーは基本的にベースメイクの最後に仕上げとして使います。
- 日焼け止め
- 化粧下地
- ファンデーション
- コンシーラー(パウダーファンデーションの場合はコンシーラーが先)
- フェイスパウダー
ツヤ感のある肌に仕上げたいときはブラシ、ふんわりとした質感に仕上げたいときはパフを使うのがおすすめです。それぞれのやり方のコツを見ていきましょう。なお、フェイスパウダーを塗ったあとは、何もついていないブラシで肌を払うと余計なパウダーが落ちて化粧持ちがよくなります。
- ブラシ全体にパウダーを含ませる
- 容器の蓋や手の甲で余計な粉を落とす
- おでこ・鼻などのテカリやすい場所から、ブラシをくるくると動かしてのせる
- パフを2つ用意する
- パフにパウダーをとったら、別のパフで余計な粉を落とす
- パウダーがついた面を内側にして揉み込む
- 肌を押さえるようにしてパウダーをのせる
汚れたブラシやパフは肌荒れの原因に!正しい洗い方を覚えよう
ベースメイクに使うブラシやパフを汚れたままの状態で使い続けていると、肌荒れの原因になります。週に1回を目安に洗うようにしましょう。ここからは、ブラシとパフの洗い方を解説します。
ブラシの洗い方
- ぬるま湯に中性洗剤を入れて混ぜ合わせる
- ブラシの根元まで1に浸けて軽く動かす
- 洗剤の入っていないぬるま湯でブラシをすすぐ
- ブラシの先を指先でやさしく絞って水気をとる
- 乾いたタオルでブラシを挟み、残った水分をとる
- 指でブラシの毛をまっすぐに整える
- 風通しのよい場所で横にして乾かす
ブラシをぬるま湯に浸け、柄の先のほうを持って振るように動かすと汚れが落ちやすいのでおすすめです。洗ったあとは、洗剤が残らないようしっかりすすぎましょう。
パフの洗い方
- ぬるま湯を洗面器に入れ、中性洗剤を混ぜ合わせる
- 1にパフを浸け、揉み洗いをする
- 汚れが浮いてきたら、パフを揉みながらよく洗い流す
- パフから泡が出なくなるまで、しっかりすすぐ
- キッチンペーパーやタオルでパフを挟み、水気をとる
- 風通しのよい場所で乾かす
パフの内側まで汚れが溜まっている場合があるため、しっかり揉み込んで洗いましょう。
肌荒れしにくいフェイスパウダーに関するよくある疑問
肌荒れしにくいフェイスパウダーに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
肌荒れしにくいフェイスパウダーは多めにつけたほうがいいの?
フェイスパウダーをたくさんつけすぎると、きれいに粉がのらずかえってメイク崩れしやすくなるので、適量をつけましょう。とくに、色付きのフェイスパウダーの場合は白浮きしやすいため、注意が必要です。
フェイスパウダーが取れてしまったときは、少量ずつつけ直すようにしましょう。
昼用の肌荒れしにくいフェイスパウダーを夜につけてもいいの?
昼用の肌荒れしにくいフェイスパウダーのなかには、皮脂吸着成分が配合されているものも。夜につけたままにしておくと、必要以上に皮脂が吸い取られてしまい乾燥を引き起こす可能性があります。夜にフェイスパウダーを使いたい場合は、24時間いつでも使用可能なフェイスパウダーを使いましょう。
肌荒れしにくいフェイスパウダーはファンデーションの代わりになる?
肌荒れしにくいフェイスパウダーはファンデーションの代わりになります。ファンデーションよりもカバー力は低いため、ナチュラルな仕上がりです。ファンデーションによる肌への負担が気になる人は、フェイスパウダーで仕上げるのもよいでしょう。
日焼け止めを塗ったあと、化粧下地を塗り気になる部分にコンシーラーを使いカバーすると、フェイスパウダーだけでもきれいに仕上がりますよ。
メイク前の保湿ケアも大事!今人気のスキンケアアイテムはこちら
メイクをする前にしっかり保湿ケアをしておくと、よりきれいなベースメイクに仕上がります。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめのスキンケアアイテムを紹介しているので、あわせてチェックしてください。
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