自分用メモ...
『美容と豆乳の関連についてのまとめ』
[結論]
1.摂取する量に注意する(目安:1日約200ml)。
2.妊娠中・生理中・男性は量に特に注意する。
3.飲むタイミングは朝か夜。
4.温度は40℃前後。
5.美肌やダイエットに効果が期待できる。
以下、詳細。
1.摂取する量に注意する。
大豆イソフラボンの1日の安全な摂取目安量の上限は70~75mg。
(内閣府食品安全委員会事務局が発表)
しかしこれは一般的な場合で、胎児や乳幼児、小児、妊婦には推奨されていない。
豆乳以外の主な大豆食品の大豆イソフラボン含有量は写真2枚目にまとめる。
豆乳の摂取量は1日に大豆食品をどう摂るかで変化する。
あまりとらない場合は200ml飲んでも問題ないが、そうでない場合は控えた方が良い。
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豆乳200mlに含まれる大豆イソフラボンの目安
無調整豆乳:68mg
調整豆乳:50mg
豆乳飲料:30mg前後
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[過剰摂取による問題点]
a)豆乳に含まれるトリプシンインヒビタはインスリンの分泌を良くするので、糖尿病や糖尿病予備軍に効果が期待できる物質だが、一方でたんぱく質を分解する酵素のトリプシンの分泌を妨げる。
→消化器系に異常をきたし、下痢になってしまう可能性がある。さらに過多になると消化器系疾患が怒るリスクが高まる。
b)大豆イソフラボンには女性ホルモンと同じような働きをするという研究結果があるが、過剰に摂取するとホルモンバランスが崩れる。
→ニキビなどが出来る可能性がある。
2.妊娠中・生理中・男性は量に特に注意する。
a)妊娠中
飲んではいけないということではなく、豆乳には胎児の発育に必要な成分が多く含まれているため、摂取したほうが良い。
→過剰に摂取すると大豆イソフラボンの働きにより、胎児や赤ちゃんの生殖機能に影響が出る可能性がある。
※科学的な根拠はないため、あくまで可能性だが、その危険性も否定は出来ないため摂取は控えるべき。
b)生理中
大豆イソフラボンの働きにより、ホルモンバランスが崩れやすくなるため。
→生理周期に影響を及ぼすことがある。
c)男性
大豆イソフラボンの働きにより、男性ホルモンの分泌が抑えられる。
→男性らしい体格から女性らしい体格へと変化するとこがある。
3.飲むタイミングは朝か夜。
a)朝に飲むメリット
栄養やエネルギーを効率良く吸収できる。
→便秘の改善にも繫がる。
b)夜に飲むメリット・デメリット
褐色細胞を増やして白色細胞を減少させる。
→脂肪を燃焼させやすい体になり、女性ホルモンの効果も受けやすい。
夜は脂肪を蓄積しやすい。
→カロリーの消費量が少ない。
また、食事の30分前に飲むと大豆サポニンによって脂肪やコレステロールの吸収を抑える効果も得られる。
→血糖値の上昇が緩やかになる。
4.温度は40℃前後
普通、豆乳は冷えたものが置かれているが、温めて飲むことで栄養素の吸収が良くなると言われている。
→タンパク質が変質しない40℃くらいまでにすると良い。
5.美肌やダイエットに効果が期待できる。
前述した通り、大豆イソフラボンには女性ホルモンと同じような働きをする。
→美肌やダイエット効果に繫がる。
→抜け毛が減る。
→髪や肌を潤わせる
[その他の期待できる効果]
a)悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールを増加させる。
→コレステロールの変化により、痩せやすい体質になる。
b)レシチンにより、血流を良くし、動脈硬化や脳梗塞を予防する。
c)サポニンにより、血管の脂肪を減らし、脂肪の増加を予防する。
d)リノール酸により、アレルギーやアトピーなどを予防する。
e)春先に飲めばぜんそくや花粉症にも有効。
[その他:発がん性について]
大豆イソフラボン等の植物エストロゲンにすいては、乳がん等、エストロゲンに剣受精の高いがんの発生リスクに関する懸念がある。(中略)
…なお、現在までに入手可能なヒト試験に基づく知見では、大豆イソフラボンの摂取が女性における乳がん発症の増加に直接関連しているとの報告はない。
(大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全評価の基本的な考え方)から抜粋。
[まとめ:個人の見解]
摂取する量に注意すれば、良い効果を得られると期待できる。
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[参考]
豆乳専門ページPINTORU(ピントル)
https://food-drink.pintoru.com/soy-milk/how-to-drink-soy-milk/
内閣府食品安全委員会発行
大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全評価の基本的な考え方
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