そもそも洗顔料とクレンジングの違いとは?

洗顔料とクレンジングは、それぞれ落とせる汚れの種類(役割)が異なります。
- 洗顔料の役割:汗・ホコリ・古い角質などの水性の汚れを落とす
- クレンジングの役割:メイク・皮脂などの油性の汚れを落とす
メイクしている日は洗顔の前にクレンジングを使いましょう。W洗顔不要のものでない限り、クレンジングのあとはきちんと洗顔を行うことが大切です。
監修者医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)三宅真紀(みやけまき)
すっきり汚れをオフ!肌質・肌悩み別の洗顔料の選び方
洗顔料選びで失敗しないコツは、自分の肌質に合った洗浄成分を選ぶことと、肌悩みにアプローチする成分を掛け合わせることです。
①肌質に合わせて洗浄成分を選ぼう

洗浄成分には、洗浄力がおだやかなアミノ酸系や洗浄力の高いクレイ系、さっぱりと洗える石けん系などがあります。洗浄成分によって洗浄力の高さが変わるため、肌質や好みの洗い上がりに合ったアイテムを選ぶことが重要です。
| おすすめの洗浄成分 | 洗い上がりの特徴 | 成分表の表記例 | |
| 乾燥肌 | アミノ酸系 | やさしい使い心地で汚れを落とせる | ココイル~・~グルタミン酸Na・~タウリンK など |
| 混合肌 | クレイ・炭系 | 余分な皮脂や汚れを吸着してすっきりと洗える | ホワイトクレイ・炭など |
| 脂性肌 | 石けん系 | 洗浄力が高く、さっぱり洗える | 石ケン素地・ミリスチン酸Na・ラウリン酸Naなど |
| 普通肌 | 好みでOK | 水分・油分のバランスがよいため好きな使用感でOK | - |
監修者医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)三宅真紀(みやけまき)クレイや炭系の洗顔料を使う場合は、特に皮脂分泌の多い額、鼻のTゾーンから洗い始めるようにしましょう。
脂性肌の人は、皮脂が残ってしまうとニキビや肌荒れの原因に。そのため、洗浄力の高い石けん系の洗顔料がおすすめです。洗顔後は油分の少ない基礎化粧品で保湿しましょう。
②肌悩みに合わせて成分を選ぼう
乾燥や毛穴汚れなどに悩んでいる人は、お悩みに合った成分が配合されているかをチェックしましょう。
| 肌悩み | 注目成分 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| ニキビ予防 | 抗炎症有効成分(グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)・グリチルレチン酸ステアリル・アラントイン など)・殺菌有効成分(イソプロピルメチルフェノール など) | 炎症を抑え、菌の繁殖を防ぐ |
| 毛穴の黒ずみ汚れ・肌のごわつき | 角質ケア成分(AHA・BHA(サリチル酸)・乳酸 など)・酵素成分(パパイン・プロテアーゼ など) | 古い角質や角栓を分解して落としやすくする |
| 乾燥 | 保湿成分(グリセリン・ヒアルロン酸・シア脂・アミノ酸・セラミド など) | 洗顔後の水分の蒸発を防ぐ |
| くすみ対策 | 酵素洗顔(パパイン・プロテアーゼ など)・ピーリング洗顔(AHA(グリコール酸・フルーツ酸) など) | 古い角質をやわらかくして落としやすくする(酵素)・古い角質を剥がれやすくする(ピーリング) |
皮脂量が多い人は殺菌成分にも注目です。思春期ニキビの予防を謳う医薬部外品に配合されていることが多い成分で、肌のべたつきをすっきり洗い落とせますよ。
- イソプロピルメチルフェノール
- サリチル酸 など
ニキビ予防をしたい人は、ニキビができにくいかどうかのテストをクリアした「ノンコメドジェニックテスト済み」の洗顔料を選ぶのもおすすめです。すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないというわけではありませんが、選ぶ際のポイントになります。
監修者医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)三宅真紀(みやけまき)ニキビを防ぎたい人は、抗炎症成分に加えてピーリング成分配合の洗顔料を使うと過剰な皮脂を抑えられますよ。
肌に合った洗顔料を選ぶには、自分の肌質を正しく知ることがとても大切。季節や体調によって肌質は変化するので、何種類かの洗顔料を用意しておくのもおすすめです。
③洗顔料の種類と特徴をチェック

洗顔料を選ぶ際は形状(タイプ)にも注目してみましょう。ジェル・泡・クリーム(フォーム)・パウダー・固形石けんなど、種類によって使い心地やメリットは大きく異なります。
| メリット・特徴 | デメリット・注意点 | |
| ジェル | 泡立て不要で、しっとりした洗い上がり | 丁寧にすすぐ必要がある |
| 泡 | 泡で出てくるので、時短に◎ | 持ち運びには不向き |
| クリーム(フォーム) | 種類が豊富で、選択肢の幅が広い | 泡立てる必要がある |
| パウダー | 酵素配合のものが多く、毛穴の黒ずみ汚れのオフに◎ | 湿気に弱い。泡立てる必要がある |
| 固形石けん | 洗浄力が高く、皮脂汚れなどをサッと落とせる | 洗浄力が高すぎると感じることがある |
④肌がデリケートな人は「敏感肌向け」「テスト済み」のものが◎

敏感肌の人が洗顔料を選ぶ際は、「低刺激処方*」「敏感肌向け」と記載された商品や、肌と同じ弱酸性・アミノ酸系の洗浄成分を使用したものがおすすめです。
パッケージの「パッチテスト済み*」「アレルギーテスト済み*」という表示も選ぶ際の目安になりますが、すべての人に皮膚刺激が起きないわけではない点に注意。また、洗浄力の高いスクラブや酵素入りは肌への刺激になることがあるため、肌がゆらぎやすい時期は避けたほうがよいでしょう。
*すべての人に皮膚刺激・アレルギーが起こらないというわけではありません
監修者医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)三宅真紀(みやけまき)洗顔料を使っているときや使い終わったあとにヒリヒリするような刺激を感じたり、赤みが出たりする場合は肌に合ってないことが考えられます。そんなときは使用を中止しましょう。
【アンケート調査】LIPSユーザーはどうやって洗顔料を選んでいる?
LIPSユーザー726名に普段どのように洗顔料を選んでいるのか、重視するポイントや期待する効果、予算などを調査しました。
※LIPSユーザーを対象にしたアンケート集計期間:2024年5月2日(木)~5月7日(火) n=726
ジェルタイプの商品も多く販売されていますが、アンケートではクリームタイプの人気が根強い結果に。多くのユーザーが毎日洗顔料を使用しており、手頃な価格帯のアイテムが好まれていることがわかります。
- 使用率トップは「クリーム洗顔料」:現在使用している洗顔料の種類は「クリーム洗顔料」が60.9%と最も多く、2位は「泡洗顔料」(38.2%)、3位は「ジェル洗顔料」(17.4%)
- 重視するポイントは「肌質への適合」:洗顔料を選ぶときに重視することの1位は「自分の肌質に合っているか」(44.1%)。2位は「洗い上がりの感触」(39.3%)、3位は「つっぱりにくさ」(39.0%)
- 予算は「500〜1,000円未満」のプチプラが人気:選ぶ予算の1位は「500〜1,000円未満」(36.0%)。2位は「1,000〜2,000円未満」(32.8%)、3位は「2,000〜3,000円未満」(15.6%)
- 使用頻度は「毎日(1日に2回)」が主流:使用頻度の1位は「毎日(1日に2回)」(43.8%)。2位は「毎日(1日に1回)」(36.4%)、3位は「週に3〜4日」(4.0%)
洗顔料に関するよくある疑問
正しい洗顔で美しい肌をキープするために、洗顔料に関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
洗顔料の基本の使い方は?

すすぎは丁寧に行う一方、洗顔の時間は1〜2分、顔に泡をのせている時間は30秒以内でサッと洗うのがポイント。泡立ちがよくないと感じる洗顔料は、泡立てネットを活用しましょう。
- 手を洗って清潔にする
- 顔をぬるま湯で洗う
- 適量の洗顔料を手にとる
- たっぷりの泡をつくり、30秒以内でやさしく洗う
- ぬるま湯で丁寧に洗い流す
- 顔の水分をふきとる
- 洗顔後はすぐにスキンケアをする
監修者医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)三宅真紀(みやけまき)洗顔はたっぷりの泡でこすらずに行うことが大切です。摩擦は肝斑などのシミや肌荒れの原因にもなるため、なるべく抑えるようにしましょう。
洗顔のNG行動とは?

意外とやってしまいがちな洗顔のNGポイントは、以下の3つです。
- 顔に直接シャワーをあてる:肌に刺激を与えてしまうため、できる限り避ける
- 肌が赤くなるほどすすぎを行う:10回程度を目安に、やさしく泡を落とす
- 洗顔料を泡立てずに使う:肌への摩擦につながるため、泡立てネットなどを使ってもこもこ泡をつくろう
朝の洗顔は水だけでもいいの?
朝も洗顔料を使うのがおすすめ。洗顔料を使わなくても汗やホコリなどは洗い流せますが、皮脂は残りやすい傾向に。肌トラブルの原因になりかねないので、皮脂の多い人やニキビ肌の人は朝もきちんと洗顔料で顔を洗いましょう。
一方、乾燥肌の人はうるおいを奪いすぎないように、洗浄力がマイルドなアイテムや保湿成分が配合された洗顔料を選ぶのがおすすめです。
洗顔料に使用期限はある?
未開封の場合は3年、開封後は約3ヶ月~1年が目安です。ただし、製品の保管状態によっては劣化が早まる場合も。使用期限内でも、異変を感じたら使用は控えてくださいね。
保管するときは、温度変化の激しい場所や直射日光のあたる場所は避けてください。開封後は容器の口もとを清潔にしたり、キャップをきちんと閉めたりして、雑菌の混入や劣化などから洗顔料を守りましょう。
年齢によって洗顔料は変えるべき?
肌の水分量や皮脂量は年齢で大きく変わるため、年齢によって洗顔料を変えるのがおすすめです。
10~20代は皮脂量が多く、30代以降は水分量が減少。40代以降は水分量に加えて皮脂量が急激に減少していきます。年齢によって起こりやすい肌のトラブルや肌悩みは異なるので、そのときの自分の肌コンディションや肌悩みに合わせて洗顔料やスキンケアを変えるのが大切です。
監修者医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)三宅真紀(みやけまき)同じ年代でも肌の状態は人それぞれですが、皮脂量や水分量は加齢とともに低下します。自分の肌の状態に適した洗顔料を選びましょう。
洗顔後は保湿を忘れずに!今人気の商品をランキングでチェック
洗顔料で汚れをオフできたら、より美しい肌を手に入れるために化粧水・美容液・フェイスクリームでしっかりと保湿ケアをしましょう。
以下の記事では、LIPSユーザーおすすめの人気商品を紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。
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洗顔料でのケアはすべての肌質、年代の人にとって必要不可欠で、毎日行うことがとても大切です。
洗顔料を使わないと古い角質や皮脂汚れ、クレンジングなどが皮膚に残りやすく、ニキビ、肌荒れ、年齢肌の原因となります。