憧れの「陶器肌」を実現できるファンデーションの塗り方と選び方！メイクのコツやおすすめアイテム20選も

「陶器肌」とは、毛穴などの肌の凹凸がなく、まるで陶器ようにつるんとした印象の肌のことを指します。肌のキメが細かいだけでなく、自然なツヤ感があることも大切。

「毛穴悩みや肌荒れなどがあると陶器肌に近づくのは難しいのでは？」と思われるかもしれませんが、メイクやスキンケアによって陶器肌を目指すことができます！

「陶器肌」を実現するには、毛穴をきれいにカバーできるカバー力と、自然なツヤ感を演出するための保湿成分が重要。それに加えて、自身の肌質や肌の色味に合わせたファンデーションの種類を選ぶことも大切です。

また、ファンデーションの種類によって、「陶器肌」を叶えるための塗り方のポイントが異なります。それぞれの塗り方のポイントも押さえておきましょう！

脂性肌は肌がベタつきやすく、油分・水分量がともに多いのが特徴です。そのため、毛穴の開きや黒ずみなどが目立ちやすくなるのが悩みの種。

そんな脂性肌の方は、「パウダータイプ」のファンデーションを選びましょう。ベタつきを抑えて肌をさらっとした仕上がりに導いてくれます。

脂性肌向けのファンデーションの塗り方は、以下の手順です。

1. スポンジ（パフ）にファンデーションをなじませます。
2. 肌をなでるようにスポンジ（パフ）をすべらせながら、ファンデーションを塗っていきます。

スポンジを強い力で押し付けすぎると、粉がつきすぎたり、塗ったそばからヨレたりするので注意が必要です。

乾燥肌の人は、肌の油分・水分量が少なく肌がカサカサした肌状態に。混合肌の人も、テカリやすい部分の原因はインナードライという場合もあります。そのため、保湿力が高く、肌なじみがよくて使いやすい「リキッドタイプ」のファンデーションがおすすめです。

クッションスポンジにリキッド状のファンデーションを染み込ませた「クッションタイプ」も使いやすいです。

リキッドファンデーションの正しい塗り方をおさらいしましょう！

1. 手の甲にリキッドファンデーションを適量取ります。
2. 頬や額など、広い部分からやさしくなじませます。
3. 小鼻や目周り・口角周りなどの細かいパーツは最後に仕上げます。

「陶器肌」に仕上げるためには、指ではなくスポンジ（パフ）を使用するのがおすすめ。また、リキッドファンデーションの場合、フェイスブラシを使用するとより薄く均等にファンデーションをつけることができます。

クッションファンデーションを使用する時も、同じく頬や額などの広い位置からスタート。クッションをポンポンとやさしくタッピングしながらファンデーションをつけます。

肌の乾燥がひどかったり、肌悩みがあったりする人は、「クリームタイプ」のファンデーションがおすすめです。「クリームタイプ」のファンデーションはカバー力が高く、油分が多いため、気になる肌悩みにもピタッと密着します。

「リキッドタイプ」や「クッションタイプ」ではカバーしきれない肌悩みがある場合は、「クリームタイプ」を試してみてもいいかも！　また、乾燥がとくに気になる秋冬の時期だけ「クリームタイプ」に変えるというのもおすすめです。

塗り方の手順とポイントを確認しましょう。

1. 手の甲に、クリームファンデーションを適量取ります。
2. 頬や額など、広い部分からやさしくなじませます。
3. 目周り、小鼻周りなどの細かいパーツにごく少量乗せて、なじませます。

カバーしたいからといって適量を超えてしまうと、厚塗り感が出て陶器肌には見えなくなるので要注意！

陶器肌をつくるためにおすすめのファンデーションをご紹介します。話題の韓国コスメを含め、ドラッグストアで気軽に購入できるプチプラファンデ10選をまずは見ていきましょう。

インテグレート（INTEGRATE）のパウダーファンデーション「プロフィニッシュファンデーション」。メイクアップアーティストがブラシを使ってファンデーションを塗布するテクニックからヒントを得て開発されたアイテムです。

スポンジをすべらせるように塗るだけで、気になる毛穴悩みや色ムラ、ニキビ跡などをさっとカバーしてくれます。それでいて厚塗り感がなく、均一な肌印象に仕上がってくれるから驚き。

シェードは明るめのオークル00から濃いめのオークル30まで4色展開。ポーチの中がぱっと明るくなるような赤のコンパクトケースとハートの型押しもキュートで、毎日のメイクのモチベーションを上げてくれそうですね！

ドラッグストアやコンビニでも手に入る、カネボウ発のコスメブランドmedhia（メディア）からは、プチプラとは思えないハイクオリティの「クリームファンデーションN」を展開しています。

なめらかな使用感のクリームで、少量でも伸びが良く、気になる肌悩みをカバーしてくれます。厚塗り感のない、ツヤ感のある仕上がりへ。全5色のシェード展開で、自分の肌に合った色に出会えます。

リキッドファンデーションでありながらさらっとした仕上がりも叶えてくれるMAYBELLINE NEW YORK（メイベリン　ニューヨーク）の「フィットミー リキッドファンデデーション R」。伸びが良く、塗った後はベタつきにくいので、素肌のようにさらさらとした肌へ。

肌荒れを防ぐといわれるビタミンE*1を配合し、肌になじみやすい使い心地です。なんといっても、豊富なシェードバリエーションも魅力！　全13色展開なので、自分の肌に合ったカラーシェードが見つかりますよ。

*1トコフェロール（保湿成分）

韓国コスメで人気のTIRTIR（ティルティル）のクッションファンデーション。少量で伸びて、しっとりとした使い心地が魅力。パウダーインなのでべたつきにくく、さらっと仕上がるうえ自然なツヤ感も演出してくれます。

東洋人の肌トーンに合わせた3シェードの展開で、肌に自然になじむのも嬉しいですね。

まるで自分の肌みたいにナチュラルでマットな仕上がりを実現してくれるLANEIGE（ラネージュ）のクッションファンデーション「ネオクッションマット」です。微細なパウダー粒子が肌にぴたっと密着して、薄づきながらも肌悩みをしっかりカバー。時間が経ってもヨレにくく、塗り立てのような肌をキープしてくれます。

肌になじみやすいナチュラルな3色のシェード展開。ミントブルーのポップなカラーのパッケージも1日のテンションを上げてくれそうです。

軽やかなフィット感と厚塗り感のないカバー力で人気のCLIO（クリオ）のクッションファンデーション「キル カバー ザ ニュー ファンウェア クッション」。リニューアルを経て、より薄づきで軽やかな仕上がりが叶いました。

それでいて、毛穴の開きや肌のくすみなど、肌悩みはしっかりとカバー。セミマットで上品な肌印象へと導きます。3色のシェードがあり、それぞれ色の名前がランジェリー（ピンクベージュ）、リネン（ナチュラルベージュ）、ジンジャー（ミディアムベージュ）と心をくすぐるかわいさなのもポイントです。

プチプラで手軽に手に取りやすいのが嬉しいMAJOLICA MAJORCA（マジョリカマジョルカ）のリキッドファンデーション「ミルキーラッピングファンデ」です。ミルキーの名の通りなめらかなテクスチャーなので、肌の上ですっと伸びます。

毛穴の黒ずみやニキビ跡など隠したい肌悩みもふんわりとカバー。軽やかな付け心地でさらっと仕上がるので、ナチュラルな「陶器肌」を目指したい人におすすめです。

* メイクアップ効果による

軽い付け心地ながら、もっちりと内側から潤うようなツヤ感のある肌作りが叶うETUDE（エチュード）のリキッドファンデーション「ダブルラスティング セラムファンデーション」です。

ヒアルロン酸・パンテノール・乳酸桿菌培養溶解質・ツボクサ花／葉／茎エキスなどの保湿成分配合で、メイク中の肌も労わります。水のような軽めの付け心地で自然に毛穴や色ムラを補正。ツヤのある「陶器肌」を目指したい人におすすめです。

カラーは明るめのピンクベージュから、日焼け肌にも合いそうな暗めベージュまで7色を展開しています。

マキアージュ（MAQuillage）のパウダーファンデーション「ドラマティックパウダリーEX」は、パウダーファンデーションといっても、美容液とムースから作られたふわふわのパウダーが特徴。

肌に滑らせると、溶け込むようになじみます。粉っぽくならず、肌悩みをカバーしながらふんわりとした仕上がりに。厚塗り感がなく、自然なツヤ感もプラスして、程よいきちんと感を演出してくれます。

軽い付け心地で肌に薄くフィットしてくれるrom&nd（ロムアンド）のクッションファンデーション「ヌーゼロクッション」です。セミマットな仕上がりで、肌の自然なツヤ感を演出。

スポンジパフは固めなので、クッションファンデーションをつけすぎずに、厚塗りを防げるのも◎。明るめのベージュから落ち着いたベージュまで、4シェード展開です。

ハイプライスで、成分にもこだわったものが多いデパコスファンデーション。高級感のあるパッケージやデザインが特徴で、毎日のメイクのモチベーションを上げてくれますよね。ここでは、憧れのデパコスアイテムをご紹介します。

色ムラやくすみ、毛穴の開きなど肌悩みや肌トラブルはしっかりとカバーしながらも、透明感のある*1 印象のフロストマットな肌へと仕上げるRMKの「ラスティング ジェルクリーミィファンデーション」です。

少量でも肌にぴたっと密着して、肌をフラットに整えてくれます。Wヒアルロン酸・セージ葉エキス・オリーブ葉エキス・ローヤルゼリーエキス・ビタミンC誘導体の5種の保湿成分も配合し、肌を労わりながらうるおいのある付け心地を実現。9種類のカラーシェードがあり、自分の肌に合ったトーンを選べます。

*1メイクアップ効果による

ブラック×ゴールドのレザーを使用したパッケージの高級感からしてテンションが上がるYVES SAINT LAURENT BEAUTR（イヴサンローランボーテ）の「アンクル ド ポールクッションN」です。薄くのせると肌に溶け込むようになじみ、美しいツヤを引き出します。

94%もの自然由来成分を配合していて、メイク中もうるおいをキープできるのが魅力。フィット感にも優れ、肌の透明感*1 を実現してくれます。シェードは4色の展開。レフィルのみの購入もできるので、リピートしやすいのも嬉しいですね。

*1 メイクアップ効果による

肌が呼吸するような軽やかな付け心地が魅力のLANCOME（ランコム）のリキッドファンデーション「タンイドル ウルトラ ウェア リキッド」です。少量でも伸びが良く、肌に薄く密着して気になる毛穴やシミ、くすみなどをカバー。

皮脂や汗に強くて崩れにくいので、メイクしたての肌をキープできます。13色のシェード展開で、肌悩みやなりたい肌のトーンに合わせて色選択が可能です。憧れのデパコスで「陶器肌」を目指したい！という方におすすめします。

ツヤのある仕上がりで肌をよりきれいに見せてくれるローラ メルシエの「フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング クッション」です。まるで素肌のように軽く自然な仕上がりと、色ムラの補正や肌悩みのカバー力を両立。

ウォーターリリーエッセンス配合で、肌ケアをしながらなめらかな肌へ導きます。カラーシェードは全8色。理想の肌を叶える色に出会えそうです。

素肌を活かし、厚塗り感がなく自然でみずみずしい仕上がりを叶えてくれるNARS（ナーズ）の「ピュアラディアントプロテクションアクティックグロークッションファンデーション SPF50+／PA+++」です。ヒアルロン酸配合で乾燥から肌を守りながら、内側から輝くようなツヤ感もプラス。

軽くフレッシュな付け心地で肌への負担も少なく、快適な使用感が魅力です。隠したい肌悩みは重ね付けでカバーしたり、メイク直しでは軽くなじませたりと、シーンによっての使い分けも可能。7色のシェード展開で、自分にぴったりの色を見つけられます。

ゴールドの高級感のあるパッケージと、パウダーのElégance（エレガンス）のロゴデザインが美しい「リファイン ヴェルヴェティ ファンデーション」です。メインのファンデーション部分と、ロゴデザインの部分で色味と質感の異なる2種類のパウダーを使用。

その日の肌コンディションでパウダーの量を調整しながら使えます。柔らかくしっとりした粉質で、さらっとしながらもふんわりとした印象の肌へ。6色のシェード展開でロゴ部分の色はピンクとイエローの2種類です。メインのパウダーはもちろん、ロゴ部分の使い方によってカラーを選んでも良いですね。

しっとりなめらかなテクスチャーが少量でも伸びが良く、肌にきれいになじんでくれるSUQQU（スック）の「ザ クリーム ファンデーション」です。“諭吉ファンデ”とも呼ばれ、さすがのデパコス価格ですが、肌印象を褒められる美しい仕上がりにファンも多い逸品。

肌悩みはカバーしながらも、クリームファンデーションならではのコクのあるテクスチャーが、もっちりとした質感の肌へ導きます。時間が経っても崩れにくく、肌をきれいにキープ。

また、23色という豊富なシェード展開も魅力です。なかなか自分にぴったりのカラーが見つからない！という方でも、細かく自分に合う色を探せるのではないでしょうか。

みずみずしく軽い使い心地が魅力的なDior（ディオール）のリキッドファンデーションです。少量でもしっかり伸びます。肌をなめらかに整えて、セミマットな肌をキープ。

自然なカバー力とツヤ感を演出してくれます。全11色のシェードバリエーションなので、自分に合う色を吟味できます。

KANEBO（カネボウ）の「コンフォートスキン　ウェア」は、下地不要・コンシーラー不要・フェイスパウダー不要とこれ1本でベースメイクが完了する点で、驚きを隠せないリキッドファンデーション。

乳液のようになめらかなつけ心地が魅力で、溶け込むように肌になじみます。保湿成分「モイストバウンシングオイルコンパウンド」配合で、メイクしながらも肌を保湿。軽やかな仕上がりで自然な素肌っぽさを演出してくれます。

茶花の香り「ティートピア」をアクセントに、ミュゲとローズ、ガーデニアなどのフルーティーフローラルの香りが華やかです。

肌に乗せるとふんわりと光をまとったような自然な輝きと、程よく肌のアラをカバーしてくれるセミマットな仕上がりが魅力なクレ・ド・ポー ボーテ（Cle de Peau Beaute）の「タンリュイドエクラ マット」です。

軽めのテクスチャーで、肌に伸びて広がります。マットな仕上がりになりつつも、肌を保湿しながら、時間が経過しても仕上がりの美しさをキープ。さらっとした清潔感を感じられる肌へと導きます。

数あるファンデーションのなかから、プチプラとデパコスという価格帯別、そしてそれぞれの特徴をご紹介しました。ここでは、「陶器肌」に見せるためのメイクのポイントを解説します。

メイク前のスキンケアは入念に行いましょう。しっかりスキンケアをすることが「陶器肌」を叶える第一歩です。スキンケアで肌の土台を整えれば、次のステップであるメイクの仕上がり具合が変わります。

まずは洗顔から。ぬるま湯洗顔で汚れをやさしく丁寧に落とし、たっぷりの化粧水で水分を補給します。化粧水の後は乳液で肌に水分を閉じ込めて。

陶器のようなサラすべ肌を作るには、肌トラブルを予防し、肌調子が上がるようなスキンケアを毎日コツコツ続けましょう。

ただし、スキンケア直後のメイク開始はNG。まだ肌にスキンケアの成分がなじんでおらず、メイクノリが悪くなってしまう可能性があります。時間があれば、スキンケアとメイクの間に5分ほどの時間をおくか、軽くスキンケアの油分をティッシュオフするのも有効です。

スキンケアの後、まずはフェイスパウダーからメイクをスタート。フェイスパウダーは通常メイクの最後に使うことが多いですが、「陶器肌」メイクをするときは最初に使用するのがおすすめ。

パウダーを最初に載せることで、肌の余分な油分を取り除いてくれます。皮脂が出やすいTゾーンから、全体的にムラなく乗せていくようにしましょう。

つるんとした印象の「陶器肌」を実現するためには、化粧下地は最重要ポイント。肌の凸凹や毛穴、色ムラをカバーして均一な印象の肌を作ってくれます。

「陶器肌」メイクには、リキッド状の下地を肌全体に薄く塗っていきます。下地を薄くすることで、そのあとファンデーションを乗せても厚塗り感のない「陶器肌」の演出が可能に。

毛穴の開きなどがとくに気になる場合は、毛穴の開きをカバーするのに注力したプライマーを使用するのもおすすめです。

気になるプライマーは以下よりチェックできます。

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ベースの肌がなめらかに整っていれば、ファンデーションは薄づきでも十分！「陶器肌」に仕上げるためには、ファンデーションを厚塗りにせず、自然な仕上がりを心がけましょう。

下地のときと同様、肌に叩き込むようにして顔全体にムラなく塗っていきます。肌の状態などによって、使用するファンデーションはパウダーファンデーション、リキッドファンデーション、クリームファンデーションと異なるので、自分の肌状態やそれぞれのファンデーションの種類に合った塗り方を実践してみてくださいね。

最後は、フェイスパウダーで仕上げて自然なツヤ感を演出しましょう。「陶器肌」を実現するには、ファンデーションだけで終わるより、フェイスパウダーを使うのがおすすめです。

付属のパフを使うより、大きめのフェイスブラシを使用するとパウダーがふわっと乗るので、思わず触れたくなるようなふんわりとした肌と、より自然なツヤ感を演出しやすいですよ。

肌の調子を整えるスキンケアの実践方法やファンデーションの塗り方、肌に合わせたファンデーションの種類の選び方を知れば、憧れの「陶器肌」へ近づけるはず！

つるんとした自然なツヤ感、すべすべな印象の「陶器肌」で周りの視線も釘付けになるかも♡