固まったマニキュアを復活させる4つの方法を解説！捨て方・対処法など裏ワザも大公開

お気に入りのマニキュアがふと気づいたら固まっていた…。そんな経験はありませんか？

マニキュアが固まってしまうのは揮発性の高い有機溶剤を使っているため、蒸発して乾燥しやすい性質を持っているから。爪に塗ったときにすぐにマニキュアが乾くのですが、その分空気に触れると固まりやすくなってしまうんです。

これは乾くのが早い速乾タイプのマニキュアほど、固まりやすくなるといわれています。マニキュアを使った後はしっかりと蓋を閉めてから保管するようにしましょう。

マニキュアの液は温めてあげると柔らかくなります。湯煎をするように熱いお湯にマニキュアをボトルごと浸けて、全体を温めましょう。マグカップなどの底の浅い容器を使えば、1分程度で柔らかくなりますよ。40℃ほどのぬるま湯でもOKですが、蓋が開かないほど固まってしまっている場合には、ちょっと熱いと感じる45℃前後がよいでしょう。

こちらのお湯を使った方法は、ほかの方法のようにマニキュア自体を薄めないため、マニキュア本来のカラーや質感をそのまま楽しみたいという方におすすめです。熱いお湯を使う際には、やけどに気をつけながら行ってくださいね。

初心者さんでも簡単にできるのが、マニキュア専用の薄め液（ソルベントネイル）を使うという方法。固まったマニキュアに薄め液を数滴垂らし、ゆっくりと転がすように混ぜるだけでマニキュアを塗りやすい状態に戻すことができます。ラメやトップコートが固まってしまった場合にも使うことができますよ。

一度に多くの量の薄め液を入れてしまうと薄まりすぎて使いにくくなってしまうため、1滴ずつ垂らして様子を見ながら行うようにしましょう。

おすすめの薄め液もチェックしておきましょう！LIPSでも口コミ人気の高いものをセレクトしましたので、お気に入りを見つけてみてくださいね。

「資生堂」のエナメルうすめ液は、使いやすいボトルタイプ。口がスポイトのような形状になっているので1滴ずつ出しやすく、マニキュアのボトルにそのまま液を注入することができます。（※資生堂以外のネールエナメルには使用しないことを推奨しています）

コスパを重視したいという方は100均「DAISO（ダイソー）」の薄め液に注目！専用のスポイトがついているので、少量ずつ入れやすいというのも魅力です。ボトル自体に内蓋がついていないため、液が漏れるのが心配な場合には横に倒したりしないよう気をつけて使用してください。

こちらも110円（税込）とリーズナブルな「AC MAKEUP（エーシーメイクアップ）」の薄め液。100均・ダイソーでも気軽に購入することができるので、まず試してみたいという方にもぴったり◎付属のストローを使うので、少量～大量まで量の調節がしやすいのも嬉しいポイントです。

日常的に使いたいなら50mlと大容量の「D-UP（ディーアップ）」の薄め液がおすすめ。先端がノズルの形状になっているため、マニキュアのボトルに直接注ぐことができます。スポイトのように液がこぼれる心配がないので便利ですよね。

日本生まれのセルフネイルケアブランド「nailist（ネイリスト）」の薄め液は、キイチゴエキス・アボカドオイル・スクワランなど6種類の保湿成分が配合。マニキュアを塗りやすくするだけでなく、同時にネイルケアも叶えてくれるんです。専用のスポイト付きなので量の調節も簡単◎ロゴ入りのシンプルでおしゃれなデザインも人気です。

固まったマニキュアを戻す方法として有名なのが“化粧水”を薄め液として代用するという方法。有機溶剤であるマニキュアは、化粧水に含まれる成分が混ざりやすいという理由から、代用されることが多いようです。マニキュアのボトルのなかに化粧水を数滴垂らし混ぜることで柔らかくなり、復活させることができます。

ただし、こちらの方法は化粧水の本来の目的とは異なる使用方法となります。安全面・衛生面の観点からも、あくまで応急処置として行うようにしてください。

もうひとつ、薄め液を“目薬”で代用するという方法があります。固まったマニキュアのボトルに、目薬を数滴入れ、軽くかき混ぜて柔らかく戻すという方法です。目薬の成分も化粧水と同様に、有機溶剤と混ざりやすいといわれています。

ただし、こちらの方法も、先ほどの化粧水と同じように目薬の本来の目的とは異なる使用方法です。あくまで応急処置として行うようにしてくださいね。

マニキュアが固まってしまったときに、絶対にやってはいけないNGな対処法もあります。これからご紹介する方法はネット上の一部のサイトではおすすめされていることもありますが、逆に品質を悪化させてしまう恐れもあるため行わないようにしてくださいね。

一見マニキュアは水に溶けるように思えますが、有機溶剤であるマニキュアは油性なので水とは混ざり合いません。水を入れてしまうと、マニキュアのボトルのなかでマニキュアと水が分離してしまいます。使用できなくなってしまうので、絶対に水は入れないようにしましょう。

マニキュアをオフするときに使う除光液なら、固まったマニキュアを溶かしてくれそうですが、固まった状態のマニキュアのボトルのなかに除光液を入れるのはNG！ボトル内で除光液が蒸発して気体となるため、ボトルが割れてしまうことがあるんです。ケガをする恐れがありますので、ほかの方法で戻すようにしてください。

マニキュアは中身が入っていない状態で捨てるのがベスト。固まったマニキュアは、先ほどご紹介した方法で溶かし、中身を取り除いてから捨てるようにしてください。さらに、ボトル・キャップなど、素材ごとに分けてから捨てていきましょう。ボトルは資源ごみ、キャップは不燃ごみとしてなど、分別してから捨ててください。

ただし、「中身の入っているマニキュアは不燃ごみとして捨てる」など、自治体によってごみの捨て方や区分は大きく異なります。詳しい捨て方は、いま住んでいる自治体のホームページなどで確認するようにしてくださいね。

ここからは固まったマニキュアのトラブルに関する対処法をご紹介していきます。誰もが一度は経験したことがあるトラブルばかり。困ったときにはぜひ参考にしてみてくださいね！

マニキュアが洋服についたまま固まってしまったら、除光液やアセトンで落とすことができます。かならず部屋を喚起するか、風通しのよい場所で行うようにしましょう。以下の手順で落としていきます。

1. キッチンペーパーやタオルに除光液を多めに染み込ませ、マニキュアが付着した部分に2～3分乗せる
2. 歯ブラシで優しく表面をこする
3. マニキュアを新しいキッチンペーパーに吸わせる
4. 中性洗剤で洋服を洗濯する

合成繊維で作られた洋服は除光液で溶けてしまうことがあるため、この方法を試す前にはかならず素材を確認しておきましょう。除光液が使えない素材の場合は、先ほどご紹介したマニキュア専用の薄め液を使うのもひとつの方法です。

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マニキュアの筆がボトルのなかで固まってしまい、使えなくなってしまった…という経験ありますよね？そんなときには除光液でマニキュアを溶かしてオフしてあげましょう。除光液を含ませたキッチンペーパーで筆を挟み、拭き取るようにするとキレイにオフできます。

マニキュアがボトルのなかで固まって蓋が開かなくなってしまった場合は、お湯に浸けて温めてあげましょう。マニキュアがお湯で温められて柔らかくなり、蓋が開くようになります。詳しいやり方は記事前半の「固まったマニキュアを復活させる方法①お湯で湯煎する」でチェックしてくださいね。

いつの間にか固まってしまったマニキュアも、諦めないで正しい対処法を行ってあげれば、ちゃんと復活させることができますよ。お気に入りのマニキュアはきちんとメンテナンスをして、長く愛用してあげてくださいね♡