爪が薄い人へ！ジェルネイルを楽しむためのコツやおすすめのベースジェルを紹介

爪が薄い人で、ジェルネイルを楽しむことを諦めてしまっている人も多いのでは？でも、爪が薄い人でもジェルネイルを楽しむことはできるんです。たしかに、健康的な爪に比べて、爪が薄いとジェルネイルをする際のトラブルは発生しやすいです。

ただし、ジェルネイルはぷっくりとした厚みがあるため、爪を保護してくれる役割が期待できます。そのため、爪の薄い人にもメリットがあります♡ 爪が薄いからジェルネイルができないということはありませんよ。

この記事では、爪が薄い人に起こりやすいトラブルをはじめ、ケア方法などもお伝えします。爪が薄くてもジェルネイルを楽しみたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

爪が薄い人は健康的な爪と比較すると、剥がれたり硬化中に痛みを感じやすかったりします。また、二枚爪や亀裂も入りやすいので、ジェルネイルをする際には注意が必要です！

でも、事前にどのようなトラブルが起こりやすいか知っておくことで、自爪に負担の少ないジェルネイルを目指せますよ。まずは、ジェルネイルをした際に起こりやすいトラブルを詳しくチェックしてみましょう。

爪が薄いと、ジェルネイルと自爪に隙間が生じて剝がれやすくなります。爪が薄くてふにゃふにゃしている…という人も多いのでは？薄い爪は柔らかくて、少しの力や衝撃が加わるだけでも曲がってしまうのが特徴です。

しかし、自爪の上に塗ったジェルネイルは硬化して固めているため、自爪のしなりにあわせて動いてはくれません。自爪が曲がっても、ジェルネイルは同じように動かないため、浮いたり剥がれたりしやすくなります。

爪が薄いとジェルネイルを硬化させるために使用する、LEDやUVライトのランプの熱が、「熱い」と感じる場合があります。ジェルネイルを固めるためにランプで熱を加えるのですが、爪が薄いと、この熱が伝わりやすいので、熱さを感じやすくなります。

ランプを当てている間に、ジェルを乗せた部分がジンジンしたり、痛みを感じたりする場合は注意が必要です。特に、ジェルの量が多いと、化学反応が大きくなりやすくなります。

化学反応が大きくなると、熱さや痛みを感じやすいため、厚塗りには注意しましょう。もし、熱さや痛みを感じた場合は、ヤケドをしてしまう可能性もあるので、一旦ライトから手を出すようにしてくださいね！

爪が薄い場合、ジェルネイルをすると爪の層が剥がれてしまう二枚爪になったり、爪に亀裂が入ったりすることが多くなります。ジェルネイルをすることで、自爪がコーティングされる分、保護につながる可能性はあります。

しかし、自爪が外的な衝撃から保護されるといっても、自爪自体に負担はかかっています。まず、ジェルネイルと自爪は密着しているので、ジェルネイルに衝撃が加わると、自爪も一緒に引っ張られたり曲がったりして、亀裂が入ってしまうことも！自爪が欠けやすいという人は、ジェルネイルをしていても安心はできません。

また、ジェルネイルを塗るときや落とすときにも自爪には負担がかかります。特に、ジェルオフ時には、爪が乾燥しやすいのがデメリットのひとつ。乾燥すると、爪の薄い人は爪の層が剥がれてしまいやすく二枚爪につながる可能性がありますよ。

ジェルネイルを続けているうちに、「どんどん爪が薄くなっている気がする…」という人もいるのでは？実は、ジェルネイルが原因で爪が薄くなってしまうことがあります。

せっかくジェルネイルでおしゃれしたいのに、自爪を傷めてしまっては思う存分楽しめませんよね。そこでここからは、ジェルネイルで爪が薄くなる原因を見ていきましょう！

ジェルネイルをするときは、塗る前、そしてオフするときに、爪表面を削るという工程があります。まず、ジェルネイルを塗る前に爪表面を削る作業は、爪の表面に傷をつけることで、自爪とジェルの密着を高めるために行います。

このサンディングは軽く削る程度でOKですが、必要以上に削りすぎてしまうと、爪自体が薄くなってしまうのは当然です。また、ネイルをオフするときには、ジェルネイルの部分を削ってからアセトンでオフする工程に移りますが、このときに自爪まで削ってしまうと爪は薄くなってしまいます。

ジェルネイルの層なのか自爪まで届いているのか見極めができない場合は、削りすぎに注意し、早めにサンディングを終了するようにしてくださいね♡

ジェルネイルを剥がすときに、無理やり剥がすと爪の表面の層が一緒に剥がれて、爪が薄くなることがあります。ジェルネイルは硬化されて自爪に接着した状態です。先端が浮いてきたからといっても、接着している部分は残っているので、無理に剥がすと接着している部分の自爪が傷みます！

自爪がザラザラしていて、うろこ状になっている場合は、自爪の層まで剥がれてしまった証拠。爪の表面の層は一度剥がれてしまうと再生しないため、新しい爪が伸びてくるまで元どおりにはなりません。ジェルネイルが浮いてきたとしても、剥がさずに正しいオフを行いましょう♡

ジェルネイルの付け替え期間が適正ではない場合、爪が薄くなるリスクは高まります。短期間で付け替えを頻繁に行った場合には、爪表面を削るサンディングの回数が増えるため、自爪は薄くなってしまいます。

また、逆にジェルネイルを長期間にわたり付けっぱなしにしていると、ジェルネイルが浮いてきます。リフトという現象ですが、この際に自爪の表面も一緒に浮いて剥がれてしまうことがあるので、注意が必要です。

浮いた部分に雑菌などが繁殖してしまうと、グリーンネイルになってしまう可能性もありますよ！ジェルネイルの頻繁な付け替えや長期間の放置は避け、3～4週間に1度で付け替えるようにしてください。

自爪が薄い人や、ジェルネイルで自爪が傷むかもしれないことが気になっている人でも、やっぱり指先はおしゃれに決めたいもの♡ そこで、こちらでは、ジェルネイルで爪が薄くなる・ふにゃふにゃになるのを防ぐ方法をご紹介します。

セルフでもできる方法もあるので、ジェルネイルをする前にチェックして、ジェルネイルで爪を傷めてしまわないように、対策をしておきましょう！

ジェルネイルは正しい方法で行わないと、爪が薄くなるリスクが高まるため、セルフではなくネイルサロンへ行くことをおすすめします。たとえば、ジェルネイルをする際に知識や経験が少ないと、サンディングで削りすぎたり手順を間違えたりしてしまうことも！

プロに任せたほうが、自爪への負担を考慮しながら丁寧に各工程を進めてくれるでしょう♡ また、自爪の状態を見たうえで、ジェルネイルが可能かどうかも判断してくれますし、ネイル後のホームケアの方法やアドバイスなども教えてくれるので、ぜひ利用してみてくださいね。

ジェルネイルをしたあとは、乾燥による爪へのダメージを防ぐために、ネイルオイルで保湿をしましょう。爪が乾燥してしまうと、爪が健やかに保てなくなったり、爪が薄くなったり二枚爪になったりする可能性が高まります。

ジェルネイルをしていても爪の根元は乾燥してしまうので、水仕事や手洗いのあと、お風呂上がりなどこまめにネイルオイルを塗るようにしてみてくださいね。また、ジェルネイルをオフしたあとも、アセトンなどを使用してオフするため、水分が奪われがち！

ジェルネイルをしている間はもちろん、オフしたあともしっかり保湿を心がけてみて♡ ネイルオイルでの保湿について、詳しく知りたい人は、以下の記事もぜひ参考に。

ネイルオイルの効果とは？正しい使い方とおすすめアイテム20選をご紹介！

ジェルネイルを落とすときは、無理に剝がさず、正しい方法でオフしましょう。オフする際にはまず、ジェルネイルを削って落とす必要がありますが、このときに自爪まで削ってしまわないよう、軽くサンディングして自爪へ負担をかけないことが大切◎

また、削ったあとには、アセトンなどを染み込ませたコットンを巻き付けてジェルネイルを溶かします。でも、このときに長時間放置するのは、爪の表面まで溶かしたり、水分を奪ったりしてしまうため、NGです。置き時間は10分以内にして、短時間で素早くオフしましょう。

どこまで削っていいのかわからない場合や、上手く落とせる自信がないときは、ジェルネイルをするとき同様、プロに任せるのがおすすめです。付け替えはもちろん、オフのみ可能なネイルサロンもたくさんありますので、利用してみてくださいね。

ジェルネイルをするときは、できるだけ自爪への負担に配慮されている、「ノンサンディングジェル」や「ピールオフタイプのジェル」を使うのがおすすめです。ノンサンディングジェルは、サンディングが不要で、爪表面を削らなくても爪とジェルネイルの密着度の高さが期待できるジェルです。

たとえば、カルジェルというソフトジェルネイルは、自爪にうるおいを与えたり、保護したりすることも期待できるジェルで、サンディング不要なほか、ジェルネイルと自爪を定着させるための塗布剤であるプライマーの使用も不要です。

専用のリムーバーを使用すれば、ペロッと剥がれてくれるので、オフの際の負担も軽減できますよ。

また、ペロッと剥がれるタイプとして、ピールオフタイプのジェルネイルもたくさん発売されています。ジェルネイルを削ったり、アセトンなどのリムーバーを使ったりしなくても簡単にオフできるので、セルフでジェルネイルを楽しみたい人にもおすすめです♡

爪が薄い、柔らかいという人は、爪の表面をコーティングして硬さを出してくれる「ハードナー」を使うのもおすすめです。ハードナーは、ベースコートやトップコートとして使用でき、爪を保護してくれるほか、爪に厚みを出したり、なめらかで健やかなコンディションに保ってくれたりしますよ。

ジェルネイルをした上から使用できるネイル補強剤や、見た目がジェルネイルをしたかのように見えるものもあるので試してみてください。薄い爪のケア方法については、以下の記事でも紹介しているので参考にしてみて♡

薄くて弱い爪をお家のケアで強くする！おすすめの方法&アイテムを紹介

ここからは、セルフジェルネイルにおすすめのアイテムをご紹介します。まずは、爪が薄い人におすすめのベースジェルをチェックしてみましょう♡ 爪が薄い人には、サンディング不要やピールオフタイプのベースジェルがおすすめですよ。

グレースジェルのグレースジェルベースは、爪を削るサンディングや爪とジェルの密着を高めるプライマーが不要！また、リフトしにくいため、薄い爪に配慮されているベースジェルです。

さらに、細かな空気道がとおっているため、爪の水分蒸発がスムーズなのも爪に優しい使い心地のポイント！オフするときもノンアセトンでオフできます。でも、簡単にオフできるのに、水分の影響を受けにくいため、水仕事が多い人にもおすすめですよ♡

サンディング不要でオフするときは、お湯でふやかしてちょっとずつ剥がすだけのirogel（イロジェル）剥がせるベースジェル。マニキュアタイプで適度な粘度なので、初心者さんでも塗りやすいのが特徴です。

また、サンディング不要で塗って落とせるため、時短でネイルを楽しめるほか、短期間でネイルチェンジしたい人にも向いています◎ 休日だけジェルネイルをしてお出かけしたい！なんて人にもピッタリですよ。

ネイル工房のペロリンは、硬化するときの熱から守りながら、オフも簡単なベースジェルです。ペロンと剥がせるピールオフのベースジェルで、硬化すると接着剤みたいな粘着力が出るのが特徴。

爪の隙間に入って、がっちりと硬化するタイプではないため、アセトン不要でオフできます。柔軟性のあるジェルなので、爪へのフィット感も期待できるのもポイント！爪が薄い人には、カラージェルへの密着力が高く剥がしやすい「ペロリンSUPER黄色」がおすすめ♡

爪を削らないノンサンディングタイプのby Nail Labo（バイネイルラボ）のノンサンディングベースジェル。ノンサンディングタイプですが、密着することにこだわりを持っていて、ジェルネイルの持ちの良さが期待できるのが特徴です。

密着性は2週間以上*期待できますよ♡ また、マニキュアと同じように塗れるため、初心者でも持ちの良い仕上がりを目指したい人におすすめです。

*生活環境により変化します（公式より）

爪が薄いことがお悩みなら、普段からケアしたり保護したりしておくことが大切◎ こちらでは、おすすめのネイルオイルやケア用品をご紹介していくので、ホームケアにぜひ活用してみてくださいね。

デュカートの自爪補強コートは、色がつかない透明タイプでベースやトップコートの代わりとしても使用できるハードナーです。透明なので、ネイルのカラーをジャマしないのも使いやすいポイントです◎

爪の表面をなめらかに見せながら、ツヤツヤの仕上がりが期待できますよ。フィルムが自爪をコーティングして、衝撃からの保護も期待できる点も魅力です♡

密着して二枚爪や爪の欠けを物理的に予防することが期待できる、メンソレータム ハンドベール リッチネイル爪補強コート。仕上がりはツヤのないタイプなので、仕事や学校でネイルがNGの場合でも使えるタイプです。

ジェルネイルをお休みしている間や、休日だけジェルを楽しむ人の日頃のコーティングにおすすめ♡ 落とすときは、しっかりコーティングしてくれるといっても、市販の除光液で落とせるのでオフも簡単です。

ettusais（エテュセ）のエテュセ クイックケアコートは、ほんのりとピンク色でナチュラルな仕上がりのネイル美容液。透明の薄膜で爪をコーティングしてくれて、植物オイル*も配合されているため、自然なツヤ感も期待できるのが特徴です。

有機溶剤であるトルエンフリーで、無香料なのも嬉しいポイント。ネイルの臭いに敏感という人でも使いやすくなっていますよ♡ 厚みが出にくい仕上がりなので、リムーバーを使わず上から塗れるのもおすすめのポイント。

*ホホバ油･ローズヒップ油･マカデミアナッツ油(保湿成分)

爪の乾燥予防が期待できるDr.Nailのディープセラム。爪保護成分であるスギナエキスとジメチルスルホン配合で、爪の健やかさを保つことに役立ちますよ◎

水溶性の液体状で、サラッとした使い心地が特徴です。使用方法は、爪の根元から爪先に向かって塗るだけでOKと簡単。臭いも少なめなので、べたつきや臭いが苦手な人でも使いやすくなっています。

O・P・Iのネイルエンビーは、爪の硬さやしなやかさをサポートしてくれる1品。爪の保護が期待できるだけでなく、色も楽しめるのが嬉しいポイントです♡

カラーの展開は、全9色でピンクやホワイトのナチュラルな色味から、レッドやネイビーといった鮮やかな色味がありますよ。ネイルカラーを楽しみながら、健やかな自爪を保ちたい人におすすめです。

爪の主成分である加水分解されていないケラチンと、耐水性被膜形成成分のヒドロキシプロピルメチルセルロースが爪を守る成分としてバランス良く配合されたネイル リペアセラム。

乾燥した爪のケアだけでなく、爪周りや甘皮のうるおいケアにも役立ちます♡ 乾くスピードが早くてべたつきも少なく、ジェルネイルをした爪の根元にも使用可能な爪の美容液となっていますよ。

ネイルネイルのドロップリペアセラムは、爪の指先の角層ケアが期待できるケラチンと、爪表面のコーティングに役立つケラチンが配合されています。2種のケラチン*1に加えて、保湿成分がたっぷり配合されているのも魅力♡

保湿成分として、スクワランやアルガンオイル*2、ホホバ油*3、ノバラ油*4が含まれていますよ。指先に素早くなじみやすいので、日中でもこまめに塗りやすいのもおすすめのポイントです。

*1 加水分解ケラチン（カシミヤヤギ）、加水分解ケラチン（ヒツジ）

*2 アルガニアスピノサ核油

*3 ホホバ種子油

*4 カニナバラ果実油

（以上、すべて保湿成分）

ジェルネイルをオフ後の乾燥によるダメージケアに役立つ、ジェルミーワンのリペアオイル。ジェル状で液だれしにくいのに、べたつきの少ない使用感が特徴です。

細めのアプリケーターなので気になる部分にピンポイントで塗りやすく、ネイルケアがセルフでも簡単にできちゃいます。ユーカリとラベンダーのさわやかですっきりした香りで毎日のケアも楽しくなるはず◎

ホームケアに役立つネイルオイルをお探しの人は、以下のランキングも参考にしてみてくださいね◎

ネイルオイルのおすすめ人気ランキング

自爪に優しい使い心地のジェルネイルアイテムを使用して、正しい方法でジェルネイルを行えば、薄い爪でもジェルネイルは可能です♡ サンディング不要や剥がせるタイプのジェルを選べば、セルフでもジェルネイルを気軽に楽しめますよ。

また、ネイルオイルなどを使用することで、ジェルネイルで指先をおしゃれに彩りながらも、爪を健やかに保つことが期待できます。日頃のホームケアを丁寧に行って、爪のケアも心がけてみてくださいね♡