ジェルネイルがすぐ取れる人の特徴って？剥がれたときの対処法も解説

ジェルネイルはすぐ取れてしまうことがありますが、すぐ剥がれてしまう人にはいくつか特徴があります。まずは、ジェルネイルが取れる人の特徴について、生活や体質面で考えられることを解説します。

ジェルネイルは、水や湿気に弱く、水に触れる機会が多いと爪と指の間に水分が入って隙間ができ、剥がれやすくなります。ジェルネイルがすぐ取れると悩んでいる方は、以下の習慣に当てはまるかどうか確認しておきましょう。

どうしても家事をしなくてはならない方も多いですが、家事にはお皿を洗ったり野菜を洗ったり、濡れた洗濯物を触ったりと水を使う仕事がたくさん。主に家事を行う主婦や一人暮らしの方などは、ジェルネイルが剥がれやすいことが多いです。

指先や爪先をよく使う方も、ジェルネイルが取れやすい傾向があります。指先を使うことでジェルネイルに負担がかかり、先端から剥がれやすくなるからです。ジェルネイルが取れやすくなる行動もチェックしておきましょう。

特に爪を使ってこのような行動をすると、ジェルネイルがすぐに剥がれてしまうこともあるので、注意が必要です。

特にジェルネイルが取れやすくなる習慣や行動をしていないのに、ジェルネイルが剥がれやすい方は、爪がやわらかい・薄いのかもしれません。爪がやわらかかったり、薄かったりする場合は、爪の形がしなりやすいので、どうしてもジェルネイルが密着しにくくなります。

ジェルネイルは、水分に弱い特徴があります。爪が剥がれやすくなる習慣や行動が少なく、爪がやわらかくも薄くもないのにジェルネイルが剥がれやすい方は、汗をかきやすい体質ということも考えられます。代謝が良く汗をかきやすいと、手や指にも汗をかいてジェルネイルに水分が入り込んでしまい、ジェルネイルが剥がれやすくなることがあります。

ジェルネイルをした方のなかには、「10日で取れた！」なんて方もいます。そんな方のために、ジェルネイルが剥がれやすくなる原因を解説します。ここでは、ジェルネイルの施術に関することについて解説していきます。

ジェルネイルがすぐに剥がれてしまう主な原因は、下準備（プレパレーション）が十分でないことです。ジェルネイルのプレパレーションには、以下のようなものがあります。

• 爪の長さや形を整える
• 爪の汚れや油分を拭き取る
• 甘皮を処理する
• サンディングをする

どの工程も、ジェルネイルを自爪に密着させて長持ちさせるために重要です。爪の先端が整っていないとジェルがなめらかに付きにくく、取れやすくなります。また、ハンドクリームの油分が残っていると、密着力が弱くなります。甘皮がしっかりと除去できていない場合も、根元からジェルが取れやすくなります。

さらに、爪表面を軽く削るサンディングが不十分でも、爪表面にジェルがくっつきにくくなります。ジェルネイルがすぐ取れると悩んでいる方は、まずは下準備がしっかりとできているか確認してみましょう。

ジェルネイルがすぐに剥がれたり浮いてしまったりする原因は、ジェルの量が不適切だからかもしれません。ジェルネイルの量は、適切な量を守ることが大切です。ぷっくりさせたいからと厚く塗り過ぎてしまうと、爪に重みがかかって剥がれやすくなります。逆にジェルを節約しようと少なく塗ってしまうと、薄すぎてジェルが浮きやすくなってしまいます。

とはいえ、初めてセルフでジェルネイルをする方は、適切なジェルの量がわかりにくいかもしれません。適量がわかりにくい方は、塗り方の動画やきれいなジェルネイルの画像をチェックし、適量を確認してから塗るようにしましょう。

ジェルネイルがすぐに剥がれてしまう場合は、エッジにジェルが塗布されていないことも考えられます。エッジにジェルが塗られていないと、爪の先端からジェルネイルが浮いてきてしまいます。ジェルネイルは、エッジと呼ばれる爪の先端の側面部分まできれいに塗られていると長持ちします。

ただし、エッジ以上に爪の裏側や指の皮膚までジェルがはみ出していると、そこからジェルネイルが剥がれてきてしまうので注意が必要です。施術時には、しっかりとエッジには塗りつつ、はみ出さずに塗ることが大切です。

気を付けていても、ジェルネイルは剥がれてしまうことがあります。ここからは、ジェルネイルが剥がれたとき（先端がかけた、完全に剥がれた、パーツが取れた、など）の対処法を紹介していきます。

ジェルネイルは、先端がかけたり部分的に取れてしまったりしただけなら放置しても良いと思うかもしれません。しかし、放っておくと雑菌が入り込み、爪が緑っぽくなるグリーンネイルになってしまうこともあります。グリーンネイルになると、完治するまで次のジェルネイルはお休みしなければなりません。

そのため、一部が剥がれてしまった場合には、同色系のマニキュアを塗って応急処置をしておくのがおすすめです。マニキュアを塗っておくと見た目が良くなるだけでなく、雑菌も入りにくくなります。ただし、長くそのままにしておくとまた雑菌が入りやすくなるので、早めにサロンでオフしてもらいましょう。

マニキュアを塗るよりもさらに簡単な方法が、ネイルチップです。ネイルチップなら付けるだけなので、テクニックいらずでカバーできます。1本だけ取れてしまったときなどは、同色系のネイルチップでカバーするのがおすすめ。1本だけ違うデザインでもアクセントになり、かわいく仕上がることが多いです。剥がれたとき用にいくつかネイルチップを用意しておくと良いですね。

ただし、部分的に剥がれてしまった場合などは、そこから雑菌が入り込む可能性もあります。部分的に剥がれてしまった場合はそのままにせず、すぐにオフしてもらいましょう。

爪が完全に剥がれてしまった場合やパーツだけが取れてしまった場合は、サロンでリペアしてもらうことを考えましょう。サロンで施術してもらった直後なら、サービスで無料でリペアしてもらえるところも多いです。もしネイルがすぐに剥がれてしまった場合は、施術してもらったサロンに問い合わせてサロンでの保証期間を確認し、リペアを頼んでみましょう。

きれいに塗ったジェルネイルは、できるだけ長持ちさせたいもの。ここからは、ジェルネイルを長持ちさせる方法について、解説していきます。

ジェルネイルは水に浸るとふやけてしまうので、水を触り過ぎないように気を付けると長持ちさせることができます。たとえばお皿を洗うときやシャンプーするときにゴム手袋や使い捨て手袋をつけることで、水の触り過ぎを避けることができます。

また、お風呂や温泉などに浸かり過ぎるのもジェルネイルが取れやすくなる原因なので、お湯に浸かるときには手を外に出しておくのもおすすめです。サウナが好きな方は、長時間の利用は避け、短時間にとどめておくようにしましょう。

手指の乾燥も、ジェルネイルの持ちを悪くする原因になります。ハンドクリームやネイルオイルなどで、常に手指を保湿しておくようにしましょう。特に手を洗ったあとや手を消毒したあとは、手が乾燥しやすくなるタイミングです。こまめな保湿を心がけ、乾燥によりジェルネイルが剥がれやすくなることを防ぎましょう。

爪を使いすぎると、爪先や根元からジェルネイルが剥がれやすくなります。爪が物に触れやすいパソコンや料理、ガーデニングなどはできるだけ避け、爪への衝撃を抑えるようにしましょう。また、どうしても素手でシャンプーをするときにはシャンプーブラシを使ったり、指の腹で洗ったりするようにしたほうがジェルネイルが長持ちしやすいです。

ジェルネイルをしていても、爪は伸びてくるもの。爪が伸びてきたら、爪切りではなくやすりで削るのがおすすめです。爪切りで爪を切ってしまうと、爪に衝撃が与えられるうえにエッジ部分もカットされてしまうため、ジェルネイルが剥がれやすくなってしまいます。

また、ジェルネイルをオフしたあとも、爪切りではなくやすりで爪を削るのがおすすめ。やすりで削ることで爪の先端がなめらかになり、きれいなジェルネイルをキープしやすくなります。

ジェルネイルは、3～4週間に1回変えるのが理想的です。きれいにジェルネイルが付いているからといって長く付けすぎていると、爪が割れたり折れたりしやすくなります。4週間以上は付けないことが、次のジェルネイルを長くキープできるポイントです。

逆に短い期間で頻繁に変えすぎても、爪への負担がかかりやすくなります。ジェルネイルを付ける期間は3～4週間を守り、きれいな状態をキープできるように努めましょう。

それではここからは、ジェルネイルが取れやすい方におすすめのベースジェルやカラージェルをご紹介します。剥がれにくく長持ちしやすいものを厳選しているので、ぜひチェックしてみてください！

グレースジェルの「グレースジェルベース」は、ジェルネイルが取れやすい方におすすめのベースジェルです。カラージェルの前に塗って硬化させることで、爪とベースジェルの密着力を高め、きれいなジェルネイルを長くキープしやすくなります。

硬化前のサンディングが不要なので、楽に長持ちするジェルネイルをしたい方におすすめです。水に強いのもおすすめの理由のひとつ。水分に影響されにくいので、水仕事が多い方にもおすすめです。

Betty gel(ベティジェル)の「ピールオフジェル」は、剥がせるベースジェルです。落とすときにぺろりと剥がせるので、オフ時に負担がかかりにくいのがポイントです。下処理としてサンディングも不要なので、爪をいたわりながらジェルネイルが楽しめます。

塗るときのポイントは、エッジには塗らないこと。エッジに塗らない方が剥がしやすくなります。持ちが良い剥がせるベースを探している方におすすめです。

ARKEY TOKYOの「ピールオフベース#8」は、公式HPによると、生活状況にもよりますが剥がせるベースなのに約10日以上持つのがウリのベースジェルです。持ちが良いのにオフも剥がすだけと簡単なので、楽にセルフジェルネイルを楽しみたい方にぴったりです。

適度な粘度があり、自然なアーチのあるぷるんとしたネイルが完成します。きれいに仕上がるうえに簡単に使えるので、ネイル初心者でも使いやすいですよ。

irogel(イロジェル)の「irogel」は、きれいな発色が特徴のカラージェルです。ベースジェルを塗らなくても爪に密着しやすく、持ちが良いのにアセトンリムーバーで簡単にオフできます。オフ時に爪を削る必要がないので、爪への負担を抑えながら使えるのが嬉しいポイント。

きれいな発色なうえ、多彩なバリエーションが揃っているのも大きな魅力です。定番カラーからラメ入り、ミルキーカラーなどたくさんのカラーから選べるので、お気に入りの色が見つかりやすいですよ。

プリジェルの「プリジェル カラーEX」は、なめらかで美しい仕上がりが特徴のカラージェルです。一度塗りで薄付き、二度塗りでしっかり発色し、好みで仕上がりを調整しながら使えます。ムラになりにくいテクスチャーなので、ジェルネイル初心者にも使いやすいです。

人気色はホワイト、ヌードピンクなどのミルキーなカラー。ぷっくりかわいらしいジェルネイルを楽しむことができます。ベースやトップとの併用のしやすさも考慮してつくられているので、きれいなジェルネイルが長持ちしやすいところもポイントです。

キャンドゥの「Parkikoi カラージェル」は、プチプラでトレンドのジェルネイルが楽しめるカラージェルです。多彩なカラーバリエーションで、定番カラーからニュアンスカラーさまざまな色合いから好きなカラーが選べます。量は少なめですが、プチプラなので気軽に試しやすいのがうれしいポイントです。

たくさんの種類を集めて、毎回新しい色を試してみたい方にぴったりのアイテム。とろりとしたテクスチャーで塗りやすく持ちも良いので、ぜひチェックしてみてください。

HOMEIの「HOMEI ウィークリージェル」は、1本でジェルネイルがつくれるカラージェルです。ベースやトップジェルがなくても、塗って固めるだけでジェルネイルを完成させることができます。オフするときは、ぺりっと剥がすだけなので、とにかく簡単に長持ちするジェルネイルをつくりたい方におすすめです。

ミルキーなカラーや深みのあるカラー、マグネットネイルなどさまざまなトレンドカラーが揃っているのもうれしいポイント。お気に入りを見つけて簡単で長持ちするジェルネイルを楽しんでみてください。

もっとジェルネイルのおすすめ商品を知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。

ジェルネイルのおすすめ人気ランキング。選び方や塗り方も紹介

ジェルネイルは、水仕事が多い方や爪をよく使う方、爪がやわらかい・薄い方などは剥がれやすいデメリットがあります。しかし、原因と対処法を押さえておくことで、長持ちさせることができるんです。

今回ご紹介したベースジェル・カラージェルからお気に入りのものを探してみるのもおすすめです。剥がれにくいコツを知り、ジェルネイルをもっと長く楽しみましょう！