クロミミ on LIPS 「ゆいちんさんという方から、リクエストいただきましたので今回は ..」

ゆいちんさんという方から、リクエストいただきましたので今回は クロミミ香水シリーズ 番外編② 「クロミミ的香水のつけ方」 について、少々語っていきたいと思います。よろしければお付き合いくださいませ。 タグの付け方が分かったので、今までの香水シリーズを一括で表示できるようにしました。 詳しくは、こちらら。→#クロミミ香水シリーズ ちょうどわたしも香水のつけかたについては、語りたい思っていたのです。ゆいちんさんありがとうございます😊 さて、前回の投稿にてわたしは「香水の種類」についてお話ししたと思います。まずは、その内容をさらっとおさらいしつつ本題のつけ方に入っていきたいと考えています。 ちなみに前回の投稿はこちら。 ↓ #クロミミ香水シリーズ 香水はその香料の含まれる割合によって主に四種類に大別されます。 濃い方から順に、 パルファム オードパルファム オードトワレ オーデコロン この四種についてしっかり理解していることが、香水を付けこなす秘訣だと考えています。 感覚的にわかるのではと思いますが、香りは薄いものの方が纏いやすく、初心者向け。濃いものの方が纏いにくく、上級者向けです。濃ければ濃いほど香りの持続時間も長くなります。 この、香りの濃さと持続時間についてよくよく理解しなければなりません。パルファムやオードパルファムを使うなら尚更。 でなければ香害を引き起こしてしまいます。いろんな人に被害が及ぶので気をつけましょう。 かつてのクロミミも香害野郎でした。親には香水をつけたら必ずと言っていいほど 近寄るな、 鼻がもげる 気持ち悪くなる と言われました。それも当たり前。わたしの大好きなパルファン・ロジーヌ ・ド・パリはほとんどがオードパルファムという2番目に濃い香水の種類なのです。 初心者が最初から高難易度の課題に立ち向かえば砕け散るのは道理。今では親に心から同情すると同時に感謝しています。 香水くさい、なんていう方も傷つきますからね。すいませんでした。本当にありがとう。 しかし、濃い香水はテクニックがいる分、つけこなすと最高にカッコいい大人の女に百歩近づけちゃうのです。香水は使いこなしてこそ真価が発揮される。生かすも殺すも使い手次第。 では、濃い方から順につけ方を解説。 パルファム こちらは香りの持続時間は5から12時間。 なぜこんなにも幅があるかというと、どの香水にどの名称をつけるかは各社によってまちまちだからです。大抵はそのブランドにおいて最高級に位置する香水をパルファムとよんでいるようです。 パルファムは最も濃い香水。香料がこれでもか！と使われているため、もしも使うなら、ワンプッシュだけ足首につけるのがいいでしょう。 香りは下から上に上がってくる性質があるので、この方法ならほのかに香るはず。上半身につけると人や自分自身の鼻の位置に近いので、自然と強く香ります。 付け直しはしない方がいいでしょう。 ラストノートという最後の残り香は濃い香水だと24時間香ることもある、と言われるほどだからです。 オードパルファム この「オード」とはフランス語で「水の」を意味しているようです。 こちらの持続時間はオードパルファムと同じく5から12時間。オードパルファムとパルファムはちょうど上位互換の関係です。 こちらは水が混ぜられたぶん、使いやすくはなっていますが、やはりワンプッシュだけつけることをオススメします。 私はオードパルファムをつける場合、手首にワンプッシュした後首筋に擦り付けて分けてつけるようにしています。 一箇所に固まりすぎるのも経験則的に香害を招きやすいと分かっているからです。手首につけるとつけた香水の匂いを自分ですんすんして香りを楽しめるので良き。首筋につけると近くにいる人に（特別な例えば恋人）だけ香ります。 香水に性的効果などを求めるならば、耳の裏や首筋が効果的。寄り添われた時にほんのり香るくらいがちょうどいいです。 こちらも香水慣れしていない方は付け直さない方が安全。濃厚であることを意識して使いましょう。 オードトワレ こちらはかなり使いやすいタイプ。持続時間は2から5時間。私はツープッシュ身に纏います。主に首筋と手首。あまりつけすぎについて考えなくてもいい気軽な濃さです。本当にほんのりがいいなら、足首につけるのもアリかと。 私はあまりしませんが、スカートやコートに柑橘系のオードトワレをつけて、身体に濃厚な薔薇などのオードパルファムをつけるようにして、香りをレイヤードして楽しむ、なんてこともできます。 割と半日くらいで消えていくので、外出中に一度付け直すのもいいと思います。 オーデコロン 一番使いやすい香水。持続時間は1から2時間。大抵薄い香りなので、一日二回程度なら付け直しもアリかも。 扱いやすくて安価なので、どんどん使えるお手軽さが魅力。ただし、やたらめったらつけなおさないようにしましょう。 なぜなら、人間は必ず嗅覚疲労を起こすから。 嗅覚疲労とは、同じ匂いや強い匂いを嗅いだ際、嗅覚が麻痺したように香りを感じ取ることができなくなること。 このせいで、香りのつけすぎが引き起こされることもしばしば。新しく香水を買うときも試す香りは三種くらいが限界だと思ってください。 それ以上はちゃんと香りが分かっていると思っていても違うかもしれません。 嗅覚疲労は1時間くらいで完全に治るらしいです。よく、香水好きの人に「もう香らなくなったから、つけよう」と、やたらつける人がいるかもしれません。そういう人は慢性的に嗅覚疲労を起こしている可能性大です。においがわからないからつけすぎもわからない、ということ。同じ香水好きとして痛いほど気持ちはわかる分、そういう人がいたら教えてあげたいと常々思っています。 香水は使う人によっては悪臭にもなりえます。しかし、マナーに気をつけてうまく使えば、これほど力強い味方もいません。 なぜなら、人間は嗅覚がもっとも記憶と結びつきやすいから。誰かに自分を覚えて欲しい、アピールしたい、と感じる時は是非香水の力を借りてみてください。きっと、いい結果を生むはず。