目頭メイクで目を大きく！「目頭切開ライン」をナチュラルに仕上げるポイント&おすすめアイテムも解説

美容整形において「目頭切開」とは、目頭にある「蒙古（もうこ）ひだ」を切除する施術のことで、目の横幅を広げて目を大きく見せる効果があります。この方法をメイクに落とし込んだのが「目頭切開ライン」。「目頭切開ライン」は、アイライナーなどで目頭に切り込み風のラインを描き、目を大きく見せるメイク方法です。

「目頭切開ライン」を描くことで目が大きく印象的に見えるのはもちろん、目と目の距離が近づいて見えるので、大人っぽい求心顔に仕上がります。目が離れていることで幼く見られがちな人に、ぜひ試してほしいメイク術です。

「蒙古（もうこ）ひだ」とは、上まぶたから目頭部分に覆いかぶさるように伸びている皮膚のこと。約80%の日本人が「蒙古（もうこ）ひだ」があるといわれています。

「蒙古（もうこ）ひだ」があることで、目頭側にあるピンクの粘膜や、人によっては白目部分まで隠れてしまいます。これが、目が小さく見えたり、目が離れて見えたりする原因です。

目頭切開ラインは、簡単にいうと目頭部分に❝数ミリのライン❞を引くことです。ただし、この❝数ミリのライン❞のさじ加減が重要。目頭切開ラインはガッツリ描いてしまうと、やりすぎ感が出て不自然なメイクになってしまうことがあります。

あくまでもナチュラルさを意識して目頭切開ラインを描きましょう。描くうえで、大切なポイントをご紹介します。

まずは、普段のアイラインと同じように、目のキワ（＝まつ毛とまつ毛の間の部分）をペンシルアイライナーで埋めていきます。ペンシルアイライナーは芯がやわらかく、発色が自然なアイテムが多いのが特徴。リキッドアイライナーで引くこともできますが、初心者さんや、よりナチュラルに仕上げたい人はペンシルアイライナーがおすすめです。

自然に仕上げるポイントは、点を描くように、点と点をつなげるイメージでラインを引くことです。こうすることで、初心者さんでも簡単かつ自然にまつ毛のスキマをペンシルアイライナーで埋められるでしょう。

また、まつ毛が濃い人や、くっきり二重の人は、しっかりとラインを描きすぎると、かえって目が小さく見えることがあります。バランスを見ながら、アイラインの濃さや太さ、色味を調整しましょう。

ここで肝心な目頭の切開ラインを描きます。目頭切開ラインは目頭から1mm～2mm程度が目安。アイライナーで目頭から、鼻側に向かってちょんっとラインを描きましょう。自然に仕上げるコツは、目の形の延長線をイメージすることです。また、アイライナーを持っていない方の手で、目頭を引っ張りながら描くとラインがスッと引きやすいでしょう。

ここでのポイントは、使用するアイライナーのタイプ。細筆のリキッドタイプ、もしくは細芯のペンシルタイプで目頭切開ラインを引きましょう。アイラインはペンシルタイプがおすすめですが、目頭切開ラインはリキッドアイライナーでもOK。リキッドアイライナーは繊細な切開ラインを描けるところが魅力です♡

目頭切開ラインを引いても目の存在感が物足りない人や、求心顔に見せたいときなどは、目頭切開ラインを少し大きめに引いて、目頭の三角部分を塗りつぶすという方法があります。こうすることで、しっかり蒙古ひだがある人でも目頭がシャープな印象になり、目力を強調できます。

自然に仕上げるポイントは、ひらがなの「くの字」を意識して、目頭切開ラインの先端をすっきりさせること。切開ラインはあくまでも、もともとの目の延長線であるかのように描き足すのが大切です。ラインが太くなってしまったり、濃く描きすぎてしまったときは、綿棒などを使ってラインを整えましょう。

それでも、蒙古ひだが張っていてラインが描きにくい人は、粘膜に近いピンク系の血色感カラーのアイライナーで、蒙古ひだのインコースをなぞるように「くの字」ラインを引く方法を試してみてください。

目頭切開ラインを自然に描くためには、アイライナー選びが重要です。ここからは、アイライナー選びに失敗しないためのポイントを3つご紹介します。

目頭切開ラインを描くときは、細かい作業になるので「極細」のアイライナーを選びましょう。「極細」であれば、リキッドタイプでもペンシルタイプでもどちらでもOKですが、リキッドアイライナーの方がベター。

リキッドアイライナーは、筆先を使ってより繊細な切開ラインをスルスルと描けます。ただし、リキッドだと目頭切開ラインの印象が強くなりすぎてしまう場合もあるので、ペンシルタイプも試してみてください♡

真っ黒のアイライナーでしっかりめに目頭切開ラインを描くと、不自然な印象になりがちです。日本人の肌になじみやすい明るいブラウンや、目の粘膜の色に近くなじみやすい赤みブラウンを選ぶのがおすすめ。

また、二重をくっきり見せるダブルラインや、涙袋を強調する下まぶたラインに使われる「影用アイライナー」で目頭切開ラインを描くのもひとつの手です♡

切開ラインを描く目頭は、涙でにじんだり、まばたきでよれてしまったりするので注意しましょう。涙だけでなく、皮脂や汗で崩れてしまう場合もあるので、ウォータープルーフタイプを選ぶのがおすすめです。

ここからはLIPSのレビューをもとに、目頭切開ラインにおすすめのアイライナー10選をご紹介します！

D-UP(ディーアップ)「シルキーリキッドアイライナーWP」は、LIPSアイライナーランキングの上位常連アイテムです。0.1㎜の極細筆と発色の良さが人気の理由♡極細の筆が繊細な目頭切開ラインを描くのにピッタリです。

カラーはブラックやブラウンに加えて、肌なじみの良い赤み系のカラーまで高発色の定番色が全11パターンあります。（2023年10月時点）なかでも、目頭切開ラインにおすすめしたいカラーは、2023年秋の新色の「グレーカシミア」と「アプリコットブラウン」。「グレーカシミア」は、抜け感のあるグレーがやりすぎ感のないラインに仕上げてくれます。

また、「アプリコットブラウン」は粘膜に近い血色感カラーなので肌なじみがよく、自然な目頭切開ラインを描けるでしょう。さらに、「シルキーリキッドアイライナーWP」は、水・汗・皮脂に強く、メイクしてから時間が経っても落ちにくいウォータープルーフタイプ。それでいて、メイクオフは普段使っている洗顔料とお湯だけでOKという手軽さです。

ラブライナー(Love Liner)「リキッドアイライナーR4」は、筆が0.1mmと極細毛なので、目頭切開ラインの微調整がしやすいでしょう。一方で、細すぎる筆は扱いにくいイメージがありますよね。

「リキッドアイライナーR4」は、ほどよくコシのある筆と、持ちやすく手ブレしにくいアルミボトルなので、思いどおりのラインを描きやすいのが特徴。メイク初心者さんや、もっと目頭切開ラインにこだわりたい人におすすめのアイライナーです。

また、ウォータープルーフだけでなく、まばたきなどの目元のこすれに強いスマッジプルーフ仕様で、崩れにくいところも魅力です。

LUMIURGLAS(ルミアグラス)「スキルレスライナー」は、その名前のとおり技術（スキル）いらずで、スッと簡単にラインが決まるのが特徴。また、ラインを描いたそばから液が乾き、肌にピタッと密着してきれいなラインを長時間キープしてくれます。

定番カラーは、ブラウンやブラックを基調とした全6色。パーソナルカラーに合わせた色選びができるので、より肌なじみの良い自然な目頭切開ラインを描けるでしょう♡

アイライナーやマスカラなど人気のアイメイクアイテムを展開するヒロインメイク(HEROINE MAKE)。そんなヒロインメイクの「プライムリキッドアイライナー リッチキープ」は、ヒロインメイク史上最強※超！耐久アイライナーといわれています。

耐水性の高い成分と、高密着の成分をもとにつくられたアイライナーなので、涙・汗・皮脂、こすれやにじみにまで強く、美しいラインを長時間キープ。目頭切開ラインの崩れも、しっかり防いでくれるでしょう♡

また、コシのある筆がまつ毛のスキマや目頭切開ライン、繊細なラインなどを描きやすいのでおすすめです。

※　ヒロインメイク　筆ペンライナー内で。

SUQQU(スック)「ニュアンス アイライナー」は、しなやかに描きやすいフェルトペンタイプ。力加減でアイラインの太さを自在に調節しやすい設計です。目頭切開ラインには力を抜いてスッと引くことで、美しいラインに仕上がります。

また、「SUQQU」といえば絶妙なお洒落カラーが魅力ですよね。「04 ボルドー」は、深みのあるレッド系カラーなので目頭切開ラインに使っても、肌や粘膜の色味となじみがいいでしょう。また、秋冬は目尻のアクセントカラーに活躍してくれそうです♡

CEZANNE(セザンヌ)「描くふたえアイライナー」は、本来は二重のラインをなぞったり、延長するように引いたりすることで自然とくっきり大きな目元にみせるというアイテムです。

「描くふたえアイライナー」は、カラーが3色展開。どのカラーも薄いブラウン系なので、目頭切開ラインに使うと、かなりナチュラルに目の横幅を強調してくれます。「くの字」に切開ラインを入れたいときも、不自然になりにくいでしょう。

お値段はお財布に優しい税込み660円。目頭切開ラインに初めて挑戦する人も失敗しにくく、手軽に試せるところがうれしいですね♡

KATE(ケイト)「ダブルラインエキスパート」は、目頭切開ラインなどちょい足しライン専用の極細アイライナーです。極薄ブラウンカラーが自然に目元を大きく見せてくるので、しっかりメイクできないけど目力をアップさせたいときや、スクールメイクにおすすめ♡

一部店舗やWEBで販売されているダブルラインエキスパートの「血色陰影カラー」も話題になっています。「極薄オレンジ」「極薄パープル」「極薄ピンク」などのニュアンスカラーの影色なので肌の色になじみ目元が暗く、なりにくいのが特徴。また、アイシャドウの色味に合わせたカラーチョイスをすれば、統一感のある自然な目頭切開ラインにしてくれるでしょう。

LIPS殿堂入りコスメのキャンメイク(CANMAKE)「クリーミータッチライナー」は、濃密ジェルでスルスルなめらかな描き心地だから、力をかけずにまつ毛とまつ毛のスキマを埋めやすいでしょう。

もちろん目頭切開ラインもお手のもの♡1.5mmの超細芯のカドを使ってスッと引けば、自然なラインに仕上がります。目頭切開ラインにおすすめのカラーは、血色感があるピンクブラウンの「09 ダージリンピンク」。目の粘膜の色味に近い色味で、よりナチュラルに目をワイドに見せてくれるでしょう。

また、ウォータープルーフタイプにくわえて、こすれにも強い処方です。動きが多く崩れやすい目頭にピッタリなジェルアイライナーです。

デジャヴュ(dejavu)の「「密着アイライナー」極細クリームペンシル」は、今年2023年2月に発売され、またたく間にLIPSペンシルアイライナーランキング第1位に上りつめた超人気アイライナー！「「密着アイライナー」極細クリームペンシル」の魅力は小回りのきく極細芯です。

芯は細さとやや硬めのテクスチャーにこだわった設計。安定感のある描き心地で、狙ったところにピンポイントで繊細なラインを描くことができます。リキッドアイライナーだとアイラインを引きにくいという人や、メイク初心者さんにおすすめです。

ettusais(エテュセ)「アイエディション(ジェルライナー)」は、目に溶け込みやすいブラウンベースのカラーバリエーションです。なかでも「02. ピンクブラウン」を使って、目頭に「くの字」のラインを入れると、ナチュラルに目の印象をアップさせてくれるのでおすすめです。

蒙古ひだが張っていて目頭切開ラインが描きにくいという人は、目頭のインコースをなぞるように「くの字」ラインを引いてみてくださいね♡

また、「アイエディション(ジェルライナー)」は高密着なジェルタイプの極細ライナーで、つけたての美しいラインを長時間キープしてくれます。

ここまで、目頭切開ラインで目を大きく見せる方法や、おすすめアイライナーをご紹介してきましたが、目頭メイクを楽しむちょい足しテクニックはまだあります！

たとえば、ラメやハイライトを目頭部分にちょい足しすることで、抜け感がありつつ華やかな雰囲気にしてくれます。さらに、目頭切開ラインとのコンビネーションで、もっと目力がアップするでしょう。おまけで、目と目の間（鼻根部分）に、目頭に使ったアイテムと同じラメやハイライトをのせるのもおすすめです。ナチュラルに鼻を高く見せる効果が期待できます♡

目頭にハイライトを入れる方やおすすめアイテムをもっと知りたい人は、下の記事をチェックしてみてください♡

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アイライナーだけで簡単に目を大きく見せられる目頭切開ラインは、デカ目メイクで大活躍してくれるはずです。今回ご紹介した目頭切開ラインの描き方と、アイライナー選びのポイントをおさえていれば、あとは目頭にスッとラインを入れるだけで完成。

今日から取り入れられる手軽なメイク術です。幼い印象の目元、離れ目や蒙古ひだなどで悩んでいる人だけでなく、もっと目を大きく見せてアイメイクを楽しみたいという人も、ぜひ参考にしてみてください♡

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