50代の肌にぴったりな美容液おすすめ22選【デパコス・プチプラ＆ドラッグストア別】

美容液とは、化粧水や乳液では物足りない美容成分を肌に届けるためのもの。定義自体はハッキリ決まっていませんが、おおむねどこのメーカーも美容・保湿成分の配合量が多いものを美容液としています。年齢にかかわらず、肌のコンディションを整えるため・理想の状態に近づけるためにはぜひ活用したいアイテムといえるでしょう。

とりわけ、50代のお肌には美容液の使用を強くおすすめします。

肌は加齢によってその機能がどんどん低下し、潤いやハリ不足に陥ったり、紫外線や摩擦などの長年のダメージが表面化します。修復力も年齢とともに下がっていくため、美容液を使って外側からサポートするのがおすすめなのです。

なので、50代での美容液は加齢によって落ちた肌機能を補填するものだと考えるといいかもしれませんね。もちろん、自分の理想とする肌や持っている肌悩みに応じて正しく選ぶことが大切です。次に、美容液の選び方を解説します。

【徹底解説】ズバリ！美容液とは？《効果・使い方》人気アイテムの紹介も

一口に美容液といってもその数は膨大です。いざ売り場に行ってもなにが自分に合うのか・必要なのかさっぱりわからない……。売り場の店員さんにおすすめされるまま、よくわからない商品を買ってしまった……。そんな失敗をしないためにも、まず注目するべき3つのポイントをまとめました！

1. 使用目的に添ったものを選ぶ
2. 使い勝手がいいテクスチャー・種類のものを選ぶ
3. 長く使い続けられる価格のものを選ぶ

それぞれ詳しく見ていきましょう！

あなたはなぜ美容液が欲しいのでしょう？今まさに困っている肌トラブルを解決したいから？それとも、理想とする肌悩みがあるから？あるいは、「ただなんとなく」という人もいるかもしれませんね。

美容液には、保湿に特化した保湿美容液・美白有効成分が配合された美白美容液・毛穴対策に優れた美容液・皮脂抑制効果のある美容液・小ジワ対策美容液などがあり、配合成分によってアプローチできる肌悩みが変わります。

無駄な出費を予防するためにも、まずは自分が美容液を使う目的をハッキリさせるようにしましょう。

保湿美容液はもっともスタンダードなタイプで、高保湿成分が配合されており、肌にたっぷりのうるおいを届けることで乾燥から起る肌トラブルを遠ざける効果を期待できます。ある意味、一番万能タイプといっていいでしょう。

シミやそばかすを予防したいと思っているなら、美白有効成分が配合された医薬部外品がおすすめ。美白有効成分の作用としては、シミやそばかすの原因となるメラニン色素をつくる酵素の働きを抑制したり、メラニン色素の排出を促したりなど。紫外線ダメージは長年の蓄積によるものなので、シミ・そばかす・くすみ予防のためには早めに使いはじめたいですね。

毛穴対策に向いているのは、肌の引き締め効果や収れん効果のある美容液。肌をキュッと引き締めてなめらかな状態へと導いてくれます。

肌のべたつきやニキビ・吹き出物に悩んでいるなら皮脂抑制タイプの美容液をチョイスするといいでしょう。皮脂の分泌を抑えながら適度に保湿してくれる美容液なら、オイルコントロールしながら肌を整えることができます。

乾燥による小ジワ対策には、効能評価試験済みの医薬部外品を選ぶと◎。試験をしているかどうかは商品のパッケージなどに記載があるので、チェックを忘れずに。

美容液には、サラッとしたローションタイプや乳液のようなミルクタイプ、みずみずしくサッパリ使えるジェルタイプもあれば、とろりとしたオイルタイプ、こってりしたクリームタイプなど、その種類はさまざま。よってテクスチャーもさまざまであり、一概に「コレが良い！」とは言えません。テクスチャーに関しては好みで選んでしまって大丈夫です。

「使い勝手より効果の方が大事！」なんて言って自分の好みではないテクスチャーの美容液を購入してしまうと、使うたびにストレスを感じてしまい、結果的に長続きしなくなってしまうことも……。愛着を持って長く使い続けるためにも、自分が愛することができる美容液を見つけてくださいね。

また、美容液といえば通常化粧水の後、乳液の前に使用するのがセオリーですが、化粧水の前に使用する導入美容液も人気です。その後に使う化粧水や乳液などの浸透を高める効果もある、一石二鳥のアイテムですよ。

美容液に限ったことではありませんが、化粧品は継続して使い続けるのが基本です。とくに50代の場合、個人差はあるもののターンオーバー周期が50～75日と言われています。これはつまり、表皮の一番底にある基底層で生まれた肌細胞が肌表面に出てくるまでそれだけの期間が必要ということ。

ひとつのアイテムを使い始めたらだいたい2か月は継続して使用を続けないと、その効果をしっかり確認することはできません。より効果を実感したいのであれば、半年、1年、それ以上と使い続けるのがベスト。

以上を考えると、【長く使い続けられる価格かどうか】も美容液を選ぶ際の重要な判断材料となります。

そうなると、安価な美容液ほど長く使い続けられるということになりますが、ただ安ければいいというわけでもありません。もちろん、安い＝品質が悪いというわけではないのですが、高いアイテムには質の良い原料を使っていたり、大手メーカーの長年の研究成果が反映されていたりします。

50代のお肌は長年の疲れが出始める頃でもあるので、少しだけ手間とコストをかけて甘やかしてあげてもいいでしょう。どうしてもコストを抑えたい場合、大手メーカーのセカンドラインに目を向けるなどすると、プチプラでも質の良いアイテムはたくさんありますよ。（セカンドラインは大手メーカーの研究成果を活かしつつ価格を抑えているものが多い）

ここからは具体的におすすめの美容液について紹介していきます。まずはちょっと価格は高いけれど大手ゆえの安心感やラグジュアリー感などが得られるデパコスから！LIPSユーザーの口コミもあわせて紹介しますね。

エスティローダーの保湿美容液です。「ナイトリペア」という名前ですが、朝晩使用でき、日中は乾燥によるダメージから肌をしっかりガードし、夜は寝ている間に肌が必要とするうるおいを補給してくれます。肌の乾燥や、それによるキメの乱れやくすみ、ハリ不足などのエイジングサインに悩む人におすすめです。

トロッとした黄色いテクスチャーで、ハーブのような香り独特の香りは一部で好き嫌いが分かれるかも知れません。気になる人は一度カウンターに出向いて香りや使用感をチェックしたほうがいいでしょう。

誰もが持っている皮膚常在菌は、肌をバリアするために欠かせないもの。そんな美肌菌（皮膚常在菌）に着目し、整肌成分として酵母菌を配合して美肌菌のバランスにアプローチするのがこちらのブースター美容液です。肌バリアが整うことで、乾燥などのトラブルを防ぎ健やかな状態を保つでしょう。

肌なじみのいいサラサラしたテクスチャーで、香りもそれほど強くなく、使い勝手がいいのも魅力のひとつ。サラッとなじんで次に使う化粧水の馴染みを助けてくれます。しつこい乾燥や繰り返す肌トラブルに悩む人、加齢による肌に悩む人におすすめです。

こちらはSK-Ⅱで人気のベストセラー美白美容液。SK-Ⅱの独自成分であるピテラとジェノプティクスオーラカクテル（濃縮SK-IIピテラ、D-メラノ、プラムエキス、イノシトール、プルーンエキス、などを含む混合成分）を配合し、日焼けによるシミやそばかすを防ぎます。

美白有効成分としてニコチン酸アミドWを配合した医薬部外品です。乳液のようなとろみとコクのあるテクスチャーですが、見た目よりはサラッとしており、落ち着いたしっとり感があります。

20種類以上の植物由来エキス配合の大人気美容液。オイルセラムとウォーターセラムがそれぞれ別々の容器に入っていて、プッシュすると同時に出てくるという面白いアイテムです。水分と油分が7：3という理想の割合になるように計算された美容液で、すべての肌タイプに適応します。

肌の水分・油分バランスを整えることで肌本来のハリと弾力感を取り戻し、長時間うるおいの持続する肌へと導いてくれます。よく伸びて肌になじみやすいテクスチャーで、LIPSユーザーからは意外とコスパがいいという意見も！

天然由来成分95％のリッチなオイル美容液。整肌成分であるハチミツとローヤルゼリーを凝縮した美容液のなかにボタニカルオイルのマイクロビーズが浮かんていて、肌に伸ばすとビーズが消えてふかいうるおいが広がっていきます。

名前の通りさらりとしたオイルで、べたつかず肌にすっと馴染みます。しつこい乾燥もしっかりケアし、なめらかでふっくらとしたハリのある肌へと導くでしょう。また、まるで香水のようなエレガントな香りも魅力のひとつですよ。

美白有効成分の3-O-エチルアスコルビン酸エキスを配合し、メラニンの生成を抑えることでシミ・そばかすを防ぎながら透明感のある素肌へと導く美白美容液です。 もちろん、整肌成分や保湿成分も豊富で、継続して使用することでしっとりとしたうるおいをキープできると大人気！

ややとろみのある透明なテクスチャーで、肌になじませるとしっとりツヤ肌になります。メラニン生成を抑える美白ケアだけではなく保湿ケアとしても高い評価を得ていて、うるおいでふっくらした肌は乾燥による小ジワや毛穴を目立ちにくくなるでしょう。

美容成分を抱えた超微細なマイクロカプセルが１滴に１兆個も含まれたリポソーム美容液。洗顔後のまっさらな肌に使う導入美容液です。つけた瞬間からあふれるうるおい感で、ふっくらハリのある肌へと導いてくれます。

コクのあるジェル状テクスチャーでリッチな保湿感があり、乾燥による小ジワやキメの荒れ、毛穴に悩む人におすすめです。また、オイルフリーなので、脂性肌の人にもぴったり。乾燥から始まるあらゆる肌悩みやエイジングトラブルのケアにぜひお試しください。

こちらは少し珍しいスティックタイプの美容液。かさつきが気になる肌にひと塗りするだけで肌をなめらかに整えてくれる、スティックなのにみずみずしいテクスチャーが特徴の保湿美容液です。気になる部位・トラブル部位にピンポイントで塗れるのが魅力的。

日中、肌が乾いてつっぱったように感じるときこそこのスティックの出番。うるおいを補給し、キメを整えてみずみずしい状態にしてくれます。もちろん、メイク直しにも大活躍！1本持っておくと心強いアイテムですね。

オイルと美容液が二総式になったオイル美容液。整肌成分としてモロッコ産ムーンライトカクタス（セレウスグランディフロラス花エキス（整肌成分））を配合したボタニカルなアイテムで、うるおいとハリを実感できるとか！

オイル美容液ですがテクスチャーはサラッとしていてべたつかないので、美容液独特の重たさが気になる人にもおすすめ。毛穴や乾燥くすみに悩む人もお試しください。やわらかなフレッシュフローラルの香りがラグジュアリーな気分へと導いてくれますよ。

たっぷりのうるおいで肌を外的ダメージから守ることで、健やかな状態を保っていく保湿美容液です。洗顔直後に使う導入液で、化粧水や乳液の馴染みを助け、より深いうるおいを肌に届けてくれるでしょう。

テクスチャーはサラッとしていて、肌にのばすとオイルのようなしっとり感を得られます。使い終わったらレフィル交換でお得に使い続けられるのも嬉しいですよね。

こちらも化粧水の前に使うブースタータイプの美容液です。独自のブレインスキン理論により「肌の知性」を最先端のサイエンスでサポートする、というブランドコンセプトのもと、独自の保湿・整肌成分である「スキンイルミネーター」を配合した高保湿のアイテム。

透明なトロっとしたテクスチャーで、肌にうるおいを与えながらふっくらとしたハリをもたらし、乾燥による小ジワのケアにも効果を期待できます。キメの整ったツヤ肌を求める人におすすめですよ。

ディオールのフローラルサイエンスとテクノロジーに着目して生まれた、なんともラグジュアリー感あふれる美容液。ディオールガーデンで育てられたロンゴザから抽出したエキス（アフラモムムアングスチホリウム種子エキス）をはじめ、91％が自然由来成分で構成された、ボタニカル感あふれるアイテムです。

ゆるめの乳液のようなテクスチャーはきめ細かく素早く肌に浸透し、ふっくらとしたハリとなめらかさ、うるおいによって透明感のある肌に。保湿力はかなり高く、ディオールの花に関する専門知識が詰め込まれた美容液となっています。

続いては、プチプラで購入できる美容液のご紹介。ドラッグストアで購入できるものもあるので、気になったものはさっそく試してみてもいいでしょう。

ただし、プチプラといっても各メーカー力を入れた美容液なだけあって、やはり価格は少々高め……。「この金額なら思い切ってデパコスのほうがいいかも？」と思えるアイテムもあるので、デパコス美容液と比較しながらよく検討してくださいね。

日本で唯一、肌の水分保持機能を改善する効能を認められた保湿美容液です。有効成分としてライスパワーNo.11配合し、根深い乾燥に働きかけることで、肌にうるおいを与えるだけではなく肌自らがうるおいをキープしやすいようサポートします。

洗顔後最初に使う導入美容液で、テクスチャーは少しだけとろみがあり、抜群のしっとり感。加齢とともに減少する保湿の要・セラミドに着目しているため、しつこい乾燥や年齢による乾燥、そこから始まる肌トラブルに悩む人におすすめです。

DHCスーパーコラーゲン（ジペプチド-8）を最高濃度294倍で配合したみずみずしい美容液です。ほかにも、ビタミンC誘導体（リン酸アスコルビルMg）マイタケ子実体エキスといった美容・保湿成分を複数配合し、肌にうるおいを届けます。

サラッとみずみずしいテクスチャーなのに肌はもっちり。LIPSユーザーの人気の高さもさることながら、公式サイトのレビューでは50・60代の女性からも高評価の嵐！導入液としても使える使い勝手の良さも人気の理由です。

有効成分として４－メトキシサリチル酸カリウム塩とトラネキサム酸を配合した美白美容液です。シミの根本であるメラノサイトに働きかけ、メラニンの生成をしっかりブロック。気になるシミやそばかすの発生を防ぎます。

クリームのようなこってりテクスチャーで、肌への密着度が高く、保湿力も期待できます。レフィルがあるので、コスパも良し！うるおいにあふれた透明感のある肌を目指す方はぜひお試しください。

99％自然由来の美容液。保湿・整肌成分としてエーデルワイス、クリステマリン、シーホリーの幹細胞培養液を配合しており、なめらかでキメの整った肌へと導きます。公式サイトには「ファーストエイジングサインに悩む人に」とありますが、50代の肌にも十分効果を期待できるでしょう。

ややトロッとしたテクスチャーですが肌なじみはよく、乾燥肌から脂性肌、混合肌も含めすべての肌タイプの人におすすめできます。しっとりとした保湿感とハリ感、ツヤ感をぜひ体験してみてください。

ドラッグストアでも購入できるプチプラコスメといえばちふれ。こちらの美容液は「蓄える」ヒアルロン酸に「守る」トレハロースを配合しているため、保湿力は抜群。ノンアルコールタイプで、あらゆる肌質の人におすすめできます。

少しとろみのあるテクスチャーで、伸びよく肌なじみもいいので、お値段以上にコスパがいいと高評価。アルコールによる肌刺激が不安な人・苦手な人、手軽に美容液を試してみたい人は要チェックです！

イニスフリー独自のグリーンティー トライバイオティクス採用した保湿導入美容液。16種類のアミノ酸やミネラルを含んだオリジナルの緑茶由来成分のほか、5種のヒアルロン酸を含む保湿成分が贅沢に配合されていて、しっとり肌を長時間キープしてくれます。

みずみずしくさっぱりしたジェル状テクスチャーで肌なじみはいいのですが、アロマティックなグリーンティーをイメージした香りがやや独特との声も。香りは好き嫌いがわかれそうなので、気になる方は口コミをチェックしたり、店舗で実際に商品を触ってみるといいでしょう。

加齢によって気になり始めたエイジングサインにハリを与える美容液です。加齢とともに減少するコラーゲン関連遺伝子「SVCT2遺伝子」に注目。独自のアプローチで、ハリ肌を保ちます。

クリーム状だけどべたつきもなく、使いやすいと高評価。LIPSユーザーのなかでもとくに40代以降の女性から評価が高く、ハリのある肌を期待できます。

限界間でピュアビタミンCを配合し、さらにビタミンEまで配合した高濃度かつ高浸透のビタミン美容液です。毛穴やハリ、キメ、乾燥くすみといった大人肌の悩みに多角的にアプローチし、乾燥による小ジワもうるおいでしっかりケアします。

テクスチャーはさらっとしたオイルのような感じで、爽やかなグレープフルーツの香りが特徴。ただし、この香りは人によって好みがわかれるそうです。容量が少ないのでプチプラといってもコスパはいまいちですが、高濃度のビタミンC美容液を求めている人にはおすすめです。

こちらはちょっと珍しい泡タイプの土台（導入）美容液。毛穴より小さなきめ細かい泡が肌にじゅわ～っと馴染み、深いうるおいを与えてやわらかくほぐしてくれます。炭酸と言ってもパチパチ弾ける感じではないので、炭酸ならではのパチパチした刺激が気になる人も◎。

泡はかなりクリーミーで、やさしく伸ばしていくと肌にスッとなじんでいきます。美容液にありがちな重さやべたつきはなく、乾燥から肌をしっかりガードしてくれますよ。

有効成分としてコウジ酸を配合した美白美容液です。「シミのもとを無色にとどめる」とうたっており、シミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を阻害してくれる頼れる存在。もちろん保湿力もしっかりあり、肌にしっとりしたやわらかさを与えます。

乳液に似たサラッとしたテクスチャーで、肌になじませやすく、重さ・べたつきはほとんどありません。日焼けによるダメージや乾燥した肌もやわらかくほぐし、うるおいを補給することでツヤをアップさせてくれるでしょう。

50代は肌に長年の疲れやダメージが表れるころ……美容液で肌をしっかり甘やかしてあげると、その先5年、10年の肌も変わってきますよ♪

もちろん、エイジングケア*に「早すぎる」はありません。まだ50代になっていない人も、肌に加齢のサインが表れる前にしっかり手厚いケアをしてあげるといいでしょう。

ちなみに、母の日や誕生日のプレゼントにも美容液はおすすめ！ちょっと高額な美容液は「なかなか自分では手が出せない」というお母さんへのおすすめのギフトになります。母娘揃って透明美肌を目指すのも良いですね♡

*年齢に応じたお手入れのこと