【保存版】リップ下地で保湿&発色をキープ！おすすめ商品20選も紹介

リップ下地は、口紅の発色・色持ちをアップさせる役割を持っているアイテムです。口紅を塗る前に使用します。商品によっては唇の色味を整えたり、配合されている保湿成分によって唇の乾燥をケアしたり、唇の縦じわをカバーして唇をふっくら見せてくれたりするものもありますよ。

リップ下地は口紅の発色・色持ちを良くするアイテムですが、リップクリームは唇を保湿するためのアイテムです。この二つのアイテムは似ていますが、そもそも目的が異なります。「メイクの際はリップ下地を使い、寝る前や乾燥が気になる時はリップクリームを使う」といったように、二つのアイテムを使い分けるのがおすすめです。

またリップクリームについては以下で詳しくご紹介しているので、併せて読んでみてください。

リップクリームの正しい塗り方とは？効果を引き出すコツやおすすめ商品も紹介！

リップ下地にはいろいろなものがあるので、自分に合ったものを選びたいですよね。そこで、選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。リップ下地を選ぶ際に、ぜひ参考にしてみてください。

リップ下地はリップカラーのように、スティックタイプ・リキッドタイプ・バームタイプ・チューブタイプなど、さまざまな形状があります。目的に合わせて、使いやすいものを選びましょう。

リップ下地を塗るときに、余計な手間をかけたくないという方には、スティックタイプがおすすめです。スティックタイプのリップ下地は、リップクリームや口紅と同じような感覚でさっと使えるため、時短につながります。

また、固形なのでリキッドタイプやバームタイプよりも扱いやすく、手も汚れません。出先でのメイク直しにも使いやすいですよ。

ツヤのあるぷるんとした唇に仕上げたい場合は、リキッドタイプのリップ下地がおすすめです。とろんとしたなめらかなテクスチャで水分量が多く、リップグロスのような感覚で使用できます。

液だれに注意する必要はありますが、バームタイプやチューブタイプよりは、出先でも使いやすいです。また、リップ下地としてはもちろん、リップカラーや口紅の上からリップコートやリップグロスとして使えるアイテムもあります。

唇の乾燥や皮剥けが気になる場合など、保湿を重視したいのであればバームタイプかチューブタイプがおすすめです。保湿力が高いアイテムが多い傾向にあるため、リップカラーや口紅を塗ったときの乾燥が気になる方にぴったりですよ。

ちなみにバームタイプは指で塗りますが、チューブタイプは容器から直接塗ります。これが一般的なバームタイプとチューブタイプの違いです。また、チューブタイプの場合、先端が斜めになっていると唇の様子を見ながら塗ることができるので便利ですよ。

リップ下地のなかには、口紅の発色を良くするだけでなく「プラスα」の役割を果たしてくれる商品もあります。自分に合った効果のあるアイテムを選びましょう。

唇の乾燥が気になるなら、保湿成分に着目しましょう。リップ下地には、保湿成分が配合されているアイテムがたくさんあります。唇を保湿することで、縦じわをカバーすることもできますよ。

ちなみにリップ下地に配合されている保湿成分には、ヒアルロン酸・セラミド・コラーゲン・スクワラン・シアバター・ホホバオイルなどがあります。パッケージなどに記載されている成分表示をチェックしてみてください。

唇の日焼けが気になるなら、UVカット効果に着目してみましょう。UVカット効果のあるリップ下地は、手軽に唇の紫外線対策ができるのが良いですよね。「SPF24・PA+」などの数値がパッケージに記載されているものにはUVカット成分が配合されているので、参考にしてみてください。

敏感肌の方は、お肌の刺激になる成分の有無に着目してみましょう。防腐剤やアルコール、界面活性剤などが配合されていないものや、「無添加」と明記されているものがおすすめです。また、パッチテスト済みの商品も、刺激が少ない傾向にあります。

リップ下地を選ぶときにはカラーにも注目しましょう！リップ下地とひとことでいっても、さまざまなカラーがありますよ。

上から重ねるリップカラーや口紅の色味をしっかり楽しみたい場合は、無色透明タイプがおすすめです。クリアタイプと呼ばれることもあります。

無色透明タイプは種類が多く、スティックタイプやリキッドタイプのほか、バームタイプやチューブタイプも販売されています。

ただし、無色透明タイプのリップ下地は、唇の色味を補正する効果がないものがほとんどなので、その点には注意してください。

リップ下地には、色つきタイプもあります。ベースに色つきのリップ下地を塗っておくことで、いつも塗っているリップカラーや口紅の色味を変えることもできます。気分転換したいときや、手持ちのリップの色に飽きたときにおすすめです。

カラーは、自然な血色感がほしい方には淡いピンクやコーラル系がおすすめです。より華やかな雰囲気にしたい方には、高発色のピンク系やオレンジ系が向いていますよ。

上から塗るリップカラーや口紅が思うように発色しない場合、または、唇の色味が気になる場合は、コンシーラータイプのリップ下地がおすすめです。

ベージュやイエローなどのカラーで、唇の色味を補正できるのが特徴。色消し効果もあるので、唇の色味を抑えたい方や、唇のくすみが気になる方にも向いています。

また、唇専用のコンシーラーであるリップコンシーラーについては以下の関連記事でご紹介しているので、併せてチェックしてみてください。

おすすめのリップコンシーラー12選《唇・輪郭に塗る時の使い方も解説！》

ここからは、人気＆おすすめのリップ下地をご紹介します。まずは気軽に試すことができる、プチプラアイテムをチェックしましょう。

COFFRET DOR（コフレドール）の「コントロールリップベース」は、シンプルなスティックタイプのリップ下地です。

唇の赤みやくすみをカバーする効果が期待できるコンシーラータイプで、明るくてクリアな唇に整える効果が期待できます。唇の色味を消したいときや、くすみが気になるときに重宝しますよ。

フィット感が高く、キープ力が高いところも魅力的です。また、UVカット効果が「SPF11・PA+」あるので、紫外線対策もできます。

excel（エクセル）の「リップケア ブラー」は、うるおいたっぷりの唇に整える、スティックタイプのリップ下地です。クリアカラーで唇に色がほぼつかないので、上から重ねる口紅やリップティントのカラーを選びません。リップ下地としてはもちろん、リップクリームとして使うのもおすすめですよ。

ワセリン・ハチミツ・シアバター・オリーブ果実油・マカデミア種子油・ブドウ種子油などの保湿成分が配合されているところもポイントです。

ドラッグストアなどで気軽に買えるところが嬉しいDHC（ディーエイチシー）の「DHC 薬用リップクリーム」は、リップクリームとしてはもちろん、リップ下地としても使うことができるアイテムです。色がつかないタイプなので、シーンを選ばず使えます。

オリーブバージンオイル・アロエエキス・甘草誘導体などの保湿成分が配合されており、しっかり唇を保湿することができますよ。無香料・無着色・パラベンフリーと、余計な成分が配合されていないところも特徴です。

ほんのり色づくVisée（ヴィセ）の「エッセンス リッププランパー」は、なめらかな質感のリキッドタイプのリップ下地です。唇にやりすぎ感のないナチュラルなツヤをプラスすることができるので、リップ下地としてだけでなくリップグロスとしても使用することができます。

ヒアルロン酸やスクワランなどの保湿成分が配合されているので、唇の保湿もしっかりできますよ。清涼感のある、バニラミントの香りも素敵です。

ettusais（エテュセ）の「エテュセ リップエディション（プランパー）リッチスタイル／ヘルシースタイル」は、じんわりと内側からほてったような血色リップに整えることができる、スティックタイプのリップ下地です。唇をぷっくり見せることができる、プランプ効果が期待できます。

とろけるようになめらかな質感で、引っかかりを感じることなく、するすると唇に塗ることができますよ。唇が自然にぷっくりするので、縦じわも目立ちにくくなります。

PRIOR（プリオール）の「美リフト リップCC」は、保湿・リップ下地・UVカット（SPF20・PA++）・リップグロス・縦じわカバー・くすみカバーの6つの効果が期待できるアイテムです。ほんのり上品に色づくタイプで、これ1本で唇を美しく見せることができます。ナチュラルメイク派さんにもおすすめしたいアイテムです。

つるんとなめらかな仕上がりになり、縦じわが目立ちにくくなるところも嬉しいポイントです。くすみや縦じわが気になるようになった、大人の女性が使うのにも向いているアイテムです。

100％天然由来の成分で作られているところが特徴のDr. Hauschka（ドクターハウシュカ）の「リップケアスティック」は、乾燥しがちな唇にうるおいをプラスすることができるアイテムです。リップケアアイテムとしてもリップ下地としても使用することができます。

保湿成分としては、ミツロウなどが配合されていますよ。カラーはゴールドですが、色はほぼつきません。色がつかないタイプのアイテムなので、男女問わず活用することができます。普段使いするのにもぴったりです。

「UVバリア リップスティック」は、保湿成分であるオーガニックシアバターが15%と高配合されているところが特徴の、スティックタイプのリップ下地です。リップ下地としてだけでなく、リップクリームとしても使用することができます。

ほとんど色がつかないタイプのアイテムなので、上から重ねるリップカラーの色を選びません。またUVカット効果も「SPF6・PA++」あるので、紫外線が気になるときに活用するのにも向いています。

ESPRIQUE（エスプリーク）の「リップトリートメント リキッド」は、しっとりなめらかなリキッドタイプのリップ下地です。リップ下地としてはもちろん、リップグロスやリップケアアイテムとしても使えます。マルチに使えるアイテムは、ひとつ持っておくと便利です。

色がつかないクリアカラーと、ほんのり血色感をプラスできるクリアピンクカラーの2色展開なので、好みに合った方を選ぶことができますよ。ヒアルロン酸やワセリンなどの保湿成分も、きちんと配合されています。

ディエム クルールの「リッププライマー」は、唇に自然な血色感とツヤをプラスすることができるスティックタイプのリップ下地です。リップ下地として使用するのはもちろん、これ1本でリップメイクを仕上げることもできます。これだけで仕上げると、ナチュラルな印象になりますよ。

マカデミア種子油やカミツレ花エキスなどの保湿成分が配合されているので、保湿もできます。UVカット効果が「SPF18・PA++」あり、紫外線対策できるところも嬉しいポイント。また、さらっとしたべたつきにくい質感で、快適に使用できますよ。

続いて、人気＆おすすめのデパコスリップ下地をご紹介します。デパコスのリップ下地は、特別感があるところが魅力です。

M・A・C（マック）の「M·A·C プレップ プライム リップ」は、細めのスティックタイプのリップ下地で、唇からはみ出さずに塗れるところが使いやすいです。また、かさばりにくいので、持ち運び用アイテムとしても向いていますよ。

唇をつるんとなめらかな状態に整え、縦じわを目立ちにくくできるところも特徴。さらに、上から塗るリップカラーの発色とモチを良くする効果も期待できますよ。ほんのり甘いバニラの香りつきです。甘い香りのアイテムが好きな方に向いています。

ADDICTION（アディクション）の「リップ プライマーUV」は、唇にぴたっとフィットするところとべたつきにくいところが特徴のリップ下地です。唇の表面をつるんとなめらかに整えることができるので、上から重ねるリップカラーをきれいに塗ることができますよ。

カカオバター・ローズヒップオイル・オリーブ果実油・ホホバ種子油・サフラワーオイル・ゴマ種子油・マヌカハニー・シアバター・ムルムルバター・スクワランなど保湿成分が複数配合されているところも特徴です。

CHANEL（シャネル）の「シャネル ルージュ ココ ボーム」は、リップクリームとしてもリップ下地としても使うことができるスティックタイプのアイテムです。保湿力がありながらもさらっとした質感で、べたつきにくいところが使いやすいですよ。

保湿成分としては、オリーブ果実油やオリーブ葉エキスなどが配合されています。高級感のあるデザインも素敵ですね。自分用に買うのはもちろん、プレゼント用にも向いているアイテムですよ。またカラーバリエーションが豊富なところも嬉しいポイントです。

THREE（スリー）の「リップコンシャス プロテクター」は、薄づきのコーラルカラーのリップ下地です。唇にほんのり血色感をプラスして、健康的に見せます。肌馴染みが良いカラーなので、普段使いするのにぴったりです。ナチュラルメイクのときなら、これだけでリップメイクを完成させてもOKです。

ティーシードオイル・アルガンオイル・月見草油・ローズヒップ油・ホホバ油・シア脂・ミツロウなど保湿成分がしっかり配合されているので、気になる唇の乾燥も予防できますよ。UVカット効果も「SPF35・PA+++」あります。

LUNASOL（ルナソル）の「メロウフィットバーム」は、とろけるようになめらかな使用感のスティックタイプのリップ下地です。保湿成分としては、ワセリンやヒアルロン酸、ホホバ種子油、スクワラン、オリーブ果実油などが配合されています。

唇をたっぷりと保湿しつつ、上から重ねるリップカラーの色モチをアップさせる効果も期待できますよ。マスクをしても、色味やツヤが落ちにくくなるところも魅力です。色がつかないタイプなので、リップカラーの色味問わず使えますよ。

パッケージが可愛いJILL STUART（ジルスチュアート）の「ジルスチュアート リップグロウ セラムバーム」は、軽い塗り心地なのに保湿力が高いところが魅力のリップ下地です。カラーバリエーションが豊富で、自分にぴったりのカラーが選べるところも嬉しい。

センチフォリアローズエキス・ピオニーエキス・ベビーミントエキス・トウガラシエキス・ジンジャーエキス・エーデルワイスエキス・ホホバオイル・コラーゲン・ヒアルロン酸など保湿成分も複数配合されています。

RMK（アールエムケー）の「リップベース マット」は、ツヤを抑えたマットな仕上がりになるスティックタイプのリップ下地です。つやつやにならないので、マットリップのベースとしても使いやすいアイテムですよ。

また、リップカラーの発色とモチを良くする効果も期待できます。ワセリンやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されており、乾燥しやすい唇をしっかりと保湿することもできますよ。またリップ下地自体のカラーはブルーですが、発色はほぼしません。

97%自然由来成分で作られているところが特徴のDior（ディオール）の「ディオール アディクト リップ グロウ」は、リップバームとしてもリップ下地としても使うことができるアイテムです。

カラーバリエーションが豊富なところも嬉しい。自分にぴったりのカラーが見つかりやすいですよ。透け感のある発色なので、単体で使用した場合はナチュラルに仕上がります。セイヨウミザクラ種子油など、保湿成分も配合されていますよ。また定番人気のアイテムなので、プレゼント用にも向いています。

シンプルで洗練されたパッケージデザインが素敵なSHIRO（シロ）の「ジンジャーリッププライマー」は、シアバターやヒマワリ種子油などの保湿成分が配合されているスティックタイプのリップ下地で、唇をしっとりなめらかな状態に整えます。保湿力がありながら、べたつきにくい質感なので、快適に使えますよ。

また色がつかないタイプのアイテムで、リップ下地としてもリップクリームとしても使えます。ジンジャーのすっきりとした香りも素敵なアイテムです。

Celvoke（セルヴォーク）の「リッププライマー」は、唇にぴたっと密着するところが特徴のリップ下地。ヒマワリ種子油やアルガニアスピノサ核油、スクワランなどの保湿成分がしっかり配合されておりうるおいがあるので、リップ下地としてだけでなくリップクリームとしても使用できます。

マットすぎずつやつやすぎない絶妙な質感に仕上がるところが特徴で、上から重ねるリップカラーの質感を選びません。ツヤ系リップの下地としてもマット系リップの下地としても使えるリップ下地を探している方におすすめです。

最後に、リップ下地の正しい塗り方と、リップメイクの手順を解説します。

リップ下地は、適量を唇全体に均一に塗ることが大切です。塗りすぎるとべたつきなどの原因になるので、気をつけてください。また唇を清潔な状態にしてから塗ることも重要です。食べ物の油分などが唇に付着している場合は、先にティッシュなどでオフしておきましょう。

リップメイクの手順は以下の通りです。

1. リップ下地を塗ってしっかり保湿する
2. 軽くティッシュで押さえて余分な油分をオフ
3. 下唇・上唇の端から口紅を塗る
4. ティッシュオフして指や綿棒で輪郭をぼかす
5. つやつやに仕上げたいならグロスを追加

またリップは唇の形やお悩み別に塗り方を変えることもできます。以下の関連記事をチェックしてみてくださいね！

口紅の塗り方《初心者向け・直塗り・ブラシetc.》韓国の流行り・かわいいリップメイクのコツも解説

リップグロスの使い方【初心者OK】重ね塗りする方法やおすすめ商品も一挙紹介

今回はおすすめのリップ下地をご紹介しました。リップ下地はリップカラーの発色やモチを良くしたり、唇の乾燥を予防したりする効果が期待できます。いつものリップカラーの前に塗っておくだけなので、使い方もとても簡単ですよ。ぜひこの機会に、リップ下地を活用してみてくださいね！