to/one トーン ペタル アイシャドウ 12:ピンキッシュローズの使い方を徹底解説 - 【イエベにもおすすめできるパープルアイシャドウ】

【イエベにもおすすめできるパープルアイシャドウ】 to/one「ペタルアイシャドウ」12番レビュー パープル(紫)はイエベの鬼門カラー。しかし、どうしてもパープルコスメをつけたい私は、長い間イエベ(秋)の私にも似合うパープルアイシャドウの旅に出ていました。 そしてここ最近、やっと理想のコスメに出会えました。それが、このto/one「ペタルアイシャドウ」12番ピンキッシュローズです。透明感あふれるこのアイシャドウの魅力を、以下レビューします。 (※また、なぜイエベにパープルが似合いにくいのかについても、下の方で触れています) ■to/one「ペタルアイシャドウ ・色番：12 ピンキッシュローズ ・価格：￥2,200(税抜) ・総合点 ★★★★★(4.5点/5.0点) (★4つ以上がおすすめです) ■色と質感 このアイシャドウはパープルといっても、ピンクみがあり、青み系ではなく赤み系のパープルです。イエベの人が青みが強いパープルのアイシャドウやチークをつけると、肌色と馴染まずその部分が悪い意味で際立ってしまい、くすんだり、老けてみえる事が多いと思います。 その点、こちらのアイシャドウはベースの薄いカラーが赤みのあるローズピンクで、濃いカラーが赤みのあるピンクパープルです。なので肌にのせても血色感を消すことなく、イエベの私の肌にも透明感のあるピュアな発色になるので、感動しました。 質感はラメが少し入ってはいるのですが、キラキラではなく、マットすぎない適度なツヤ感という感じ。そのため質感が邪魔せず、色の美しさが前面に出ている、バランスの良いアイシャドウです。 ■おすすめの付け方 このアイシャドウ一色で仕上げても良いのですが、上まぶたをこちらのアイシャドウ、下まぶたの涙袋に明るめのコーラルピンクやピーチピンクを塗るのが個人的には好きです。この組み合わせだと、上まぶたにこのアイシャドウの透明感、下まぶたに血色感が出て、このアイシャドウの透明感が際立ちます。 また、この色はイエベにも似合うパープルなのですが、イエベの人はパープル系アイシャドウ等、ブルベの人が得意とされている色をメイクで取り入れる時は、ベースメイクの段階で、化粧下地にパープルのコントロールカラーを混ぜて使うのをオススメします。 というのも、イエローとパープルは補色(以下で説明)の関係なので、パープルのコントロールカラーを使うとイエベの人の肌の黄みをパープルが消してくれます。なのでよりパープル等の色が似合いやすくなります。 ■余談：イエベにパープルは似合わない？(画像三枚目) パーソナルカラーの理論によると、イエローベース(ウォームトーン)の肌の人が似合いにくいとされている色で代表的なのか、パープル(紫)かと思います。 私も過去にパーソナルカラー診断を二回受けて二回ともイエベ(一回目は春・二回目は秋)と判断された程度に完全なイエベなのですが、自分のパーソナルカラーを意識する前から「パープル系のアイシャドウやチークをつけると顔が死ぬ」という事は何となく実体験から把握していました。 なぜイエベにはパープルが似合いにくいのでしょうか。画像三枚目はPCCS色相環という図を私が上から編集したものです(雑ですいません)。この色相環は心理四原色(赤黄緑青)を中心に、隣り合わせに近い色を配置して、24色の最高彩度の色を配列したものです。(明度や彩度の話は今回は省きますが)一般的にイエベの肌の人は、この図で言うとイエローを中心とした両サイド側(つまりこの円の右半分)が似合いやすい色とされています。つまり、イエローから近いオレンジ、ライムグリーンは大変相性が良く、円の一番上のトマトレッドや、円の一番下のターコイズグリーンまで辺りは相性が良いとされています。 そしてこの図のパープルに注目してみると…もうお分かりでしょうが、イエローの反対にパープルが来ている事が分かるかと思います。 このような円の中で対極に位置する色の組み合わせが「補色」と呼ばれるもので、一番遠い組み合わせになります。良くいえば一番互いが引き立つ色で、悪くいえば並べると馴染まない色(喧嘩してしまう色)です。 アートなどのデザインでは、補色を効果的に組み合わせて視覚的な効果を狙う使い方をされたりしますが、メイクにおいてはその人のパーソナルカラーと補色の関係の色をつける時は、そのパーツだけが顔色から浮いてしまったりするので、注意が必要なのはこのためです。 「でもイエベだってパープルをつけたい時がある！(だってパープルは推しのカラーなんです！)」 と思って、これまで手探りでイエベのわたしにも似合うパープルアイシャドウを探してきました。 そんな中、今回このto/oneのアイシャドウに出会えて今最高にハッピーです。 ※私はパーソナルカラー(PC)信者ではなく、「身に付けたい色なら何でも身に付けたらいいじゃん派」ですが、生まれつきの肌色の特性を知っておくことで、似合いづらい色も似合うように工夫できる(コントロールカラーの使用等)と思ってるので、その意味で自分のPCを知っておく事は重要だなと思っています…。 ■おわりに これまでパープルのアイシャドウは似合わないと思っていた、イエベ(特に秋)の人に試していただきたいアイシャドウです。 パープルでこんなに透明感が生まれたのは初めてで、最初につけた時は感動しました。 to/oneは以前リキッドアイシャドウのレビューをUPしていて、パウダーアイシャドウを買ったのはこれが初めてですが、既にファンになりそうな予感しかありません…。 to/oneの商品は、全体的に透明感があるクリアな発色のものが多く、他のアイテムも気になっています。コスメキッチンに行くたび、つい何か買ってしまいそうです…。