
ヘアクリップの留め方・使い方を解説!簡単アレンジ13選【髪が多い方向けのスタイルも】
髪型が一気におしゃれになる『ヘアクリップ』。ミディアムやロングヘアをまとめたくなる暑い日や、何かと時間のない朝などに大活躍してくれますよね。でも、「髪が多いからヘアクリップがうまくできない…」「ボブやショートへの使い方は?」と留め方にお悩みの方も多いのでは?
そこで今回は、簡単にできるヘアクリップを使ったヘアアレンジをご紹介♡ ヘアクリップを使ってこなれ感のあるおしゃれヘアを目指しましょう。
ヘアクリップで簡単におしゃれスタイルに!
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ヘアクリップを使ったヘアアレンジは、簡単にできるものが多いので、アレンジが苦手という方にもおすすめ♡ 留め方や使い方のコツを押さえれば、幅広いヘアアレンジが楽しめるので、ヘアスタイルがマンネリになりがちな方にもぜひ使ってみてほしいアイテムです。
ヘアクリップを使ったヘアアレンジで、おしゃれ度やこなれ感アップを目指しましょう。
流行りのヘアアレンジはこちらの記事もあわせて参考にしてみてください。
ヘアクリップの種類と特徴
ヘアクリップには主に、『バンスクリップ』『バナナクリップ』『ミニヘアクリップ』といった種類があります。毛量や長さ、アレンジ方法によって使い分けるのがおすすめです♡ まずは、ヘアクリップの種類ごとの特徴をチェックしていきましょう。
≪バンスクリップ≫は髪が多い人におすすめ
バンスクリップとは、簡単に髪をまとめやすいワニの口に似た形状のヘアクリップです。クリップ部分が大きく、髪が多い場合でもしっかり挟み込み、固定しやすいのが特徴です◎ シンプルなデザインのものから、リボン付きやデザイン性の高いものまであるので、シーンに合わせて選んでみて。
≪バナナクリップ≫はハーフアップにぴったり
バナナクリップとは細長い形状でバナナみたいに湾曲したヘアクリップです。髪へのフィット感が高めで、ハーフアップやポニーテールをするときにおすすめ♡ スワロフスキー・クリスタルのついたデザインのものもあるので、エレガントにまとめたいときにも活躍してくれるアイテムです。
≪ミニヘアクリップ≫は前髪のアレンジに
ミニヘアクリップとは、バンスクリップをそのままミニサイズにしたようなヘアクリップです。小さいので前髪や毛先などのアレンジに、また毛量が少なく小範囲の髪をまとめるときなどにおすすめです◎ カラフルなものも多く、可愛くアレンジしたいときにも役立ちますよ。
≪うまくできない方必見≫ヘアクリップの基本の留め方
- 髪全体を後頭部でまとめる
- 毛先をぐるぐるねじりながらトップに持ち上げる
- クリップの大きさに合わせ毛束を折り込むようにまとめる
- 崩れないようクリップで挟んでしっかり固定したら完成
ゴムやピンも不要なので、いつでもどこでもバンスクリップさえあれば、初心者さんでも簡単におしゃれなまとめ髪が作れちゃいます。「詳しくみる」ボタンから動画も見られるので、ぜひ参考に。
【ミディアムヘア向け】ヘアクリップの留め方・使い方3選
ここからは、ミディアムヘアにおすすめなヘアクリップの留め方・使い方をご紹介します♡ 中途半端な長さでアレンジに困っている方でも、簡単にできるのでぜひチャレンジしてみてください!
ヘアクリップアレンジ①基本のアレンジ!簡単ゆるふわスタイル

- 後頭部の下の方で髪をまとめる
- 人差し指に巻きつけながら髪をねじり上げる
- 持ち上げた髪を押さえながらバンズクリップで留める
- クリップ部分を手で押さえながらトップやサイドの髪を引き出す
- 全体にバランスを整えたら完成
簡単な基本のバンスクリップを使ったまとめ髪でも、髪を全体的に引き出すことで今風なゆるふわスタイルに♡ 髪を引き出すときはクリップで留めた髪が崩れないように、しっかり押さえながら少しずつ髪を引き出していきましょう。
ヘアクリップアレンジ②オフィスにも◎ 清楚系ハーフアップ
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- 後頭部の上部で耳上の上半分の髪をまとめる
- まとめた髪をねじってクリップで留める
- クリップを抑えながらトップの毛を引き出す
- 毛先をヘアアイロンで外ハネにしたら完成
シンプルなハーフアップスタイルは、清楚感がありオフィスシーンにもぴったり♡ トップの毛だけを少し引き出して、立体感をつけてあげると小顔効果も期待できちゃいます。毛先は外ハネにすれば動きがついて、こなれ感もアップ!
ヘアクリップアレンジ③ミニクリップでキュートなツインテールに

- 髪を左右に分ける
- ヘアゴムで片方ずつ下の方でまとめる
- 毛先を最後までとおさずお団子にする
- 毛先を上に向けミニクリップで留めたら完成
カラフルなミニクリップを使えば、ポップでキュートなツインテールが完成します♡ お団子部分をほぐしたり、サイドの毛を引き出したりするのもおすすめですよ。夏祭りで浴衣を着る際などにもおすすめできるスタイルとなっています。
【セミロング〜ロングヘア向け】ヘアクリップの留め方・使い方5選
つづいて、セミロング~ロングヘアにおすすめなヘアクリップの留め方・使い方をご紹介します。髪が多い方でもヘアクリップを使えば、簡単にしっかり固定できますよ♡
ヘアクリップアレンジ①カジュアルに盛る◎下からくるりんぱ

- ヘアゴムで髪をひとつにまとめる
- 結び目を軽くゆるませて下側からくるりんぱする
- くるりんぱした髪を半分まで引き出す
- ヘアクリップを使って土台に固定したら完成
くるりんぱした髪は全部引き出さずに、半分まで引き出すのがポイント。毛先を下側に向けて固定できるので、正面から見るとキレイにまとまって見えますよ。パーカーやジーンズなどのラフコーデのアクセントにも◎
ヘアクリップアレンジ②毛量が多い人向け!上からくるりんぱ

- ヘアゴムで髪をひとつにまとめる
- 結び目を軽く緩ませて上側からくるりんぱする
- クリップの大きさ分の髪を引き出し上に持ち上げる
- 大きめのクリップで土台にしっかり固定したら完成
くるりんぱした髪を全部じゃなくて、クリップの大きさに合わせて引き出すのがポイント◎ 超ロングヘアさんや毛量が多い人でも、しっかりクリップのなかに髪が収まるので、髪を崩したくない日におすすめの留め方です。
ヘアクリップアレンジ③ゴム無しで簡単!ハーフアップ

- 耳上の上半分の髪をとる
- 分けた髪を2~3回ねじる
- ねじった部分にクリップを被せ固定する
- 最後に全体的に髪を引き出して完成
髪を引き出してあげることで、より抜け感が出て◎ いつもと雰囲気を変えたいとき、アップヘアに飽きちゃったときにおすすめなのがこちらのヘアアレンジです。ハーフアップで髪がすぐに落ちてきちゃうとお悩みなら、しっかりねじるのが効果的。
ヘアクリップアレンジ④お団子でスッキリまとめる

- 髪全体を後頭部下側でまとめる
- 小さめのプラスチックヘアゴムで結ぶ
- 結んだ部分を軸に髪をねじりながら巻きつける
- お団子の形を整える
- 巻きつけた髪の毛先と髪の土台をクリップで留める
髪全体をヘアクリップで固定するだけで簡単に可愛くなれるのは当たり前。だけど、アクセント代わりに使う留め方も新鮮です♡ いつものお団子スタイルでも、おしゃれな仕上がりを目指したい方はぜひ試してみて。
ヘアクリップアレンジ⑤ポニーテールのアクセントに◎
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- 髪全体を下の方でまとめる
- まとめてきた髪の根元を1回だけ編み込む
- ヘアゴムで結びゴムを隠すように髪を1束巻きつける
- 巻きつけた毛の毛先はアメピンで留める
- 髪を巻きつけたヘアゴム部分にヘアクリップを留めて完成
ローポニースタイルは、ラフなスタイルからオフィスシーンまで幅広い場面に使えるヘアアレンジ!ゆるめにまとめれば、愛らしさが出てデートのときにもおすすめ。ポニーテールのゴムをヘアクリップで隠すだけでも、おしゃれ見えするので試してみてくださいね。
【ボブ〜ショートボブヘア向け】ヘアクリップの使い方・留め方5選
ボブ〜ショートボブヘアの方でも、ヘアクリップを使えば、さまざまなヘアアレンジを楽しめます。ここからは、短めの髪でもできるヘアクリップの使い方・留め方をご紹介します♡
ヘアクリップアレンジ①前髪をミニクリップで留めるセンター分けアレンジ
- 分け目がジグザグになるように髪をセンターで分ける
- 左右の前髪部分を厚めにとり分ける
- とり分けた髪を外巻きにねじる
- ねじった根元をミニクリップで固定する
- 左右同じようにミニクリップで留めれば完成
分け目をジグザグに分けるときは、コームの柄の部分を使うと便利◎ ジグザグに分けることでセンター分けでも可愛らしいイメージになりますよ。
ヘアクリップアレンジ②ボブヘアでもすっきり簡単まとめ髪

- 手ぐしでざっくりと後頭部の下側でひとつにまとめる
- ヘアゴムでまとめ毛先を最後までとおさずお団子にする
- お団子部分を持ち上げてゴム部分をクリップで固定する
- クリップを持ちサイドやトップの髪を引き出したら完成
ボブヘアでもすっきりまとめられるヘアクリップの留め方です。ヘアゴムでまとめるときにお団子にしておくことで、短い髪もヘアクリップのなかに収まりやすくなりますよ♡ ボブヘアの方は髪を引き出しすぎると崩れやすくなるので、毛先がゴムから外れない程度に少しずつ引き出してみてください。
ヘアクリップアレンジ③くるりんぱ1回でできる簡単ハーフアップ

- 上半分の髪を逆三角形になるよう後頭部でまとめる
- ヘアゴムを少し下にずらして上からくるりんぱする
- くるりんぱした部分の毛をつまんで少しずつ引き出す
- ヘアゴムを隠すようにヘアクリップで固定すれば完成
簡単にできるのに、おしゃれ見えするハーフアップスタイルです。くるりんぱした部分を引き出すときは、ヘアゴムを押さえながら中心に向かって引き出すのがポイント!毛量が多くてくるりんぱした毛が戻りやすい場合でも、ヘアクリップで固定することで崩れにくくなりますよ。
ヘアクリップアレンジ④ミニクリップで崩れにくいハーフアップ

- 上半分の髪をジグザグしながら逆三角形に分けとる
- 後頭部の上部でヘアゴムでまとめる
- 斜め上からヘアゴムに向かいジグザグ髪を分ける
- ヘアゴムの根元で斜め上からくるりんぱする
- くるりんぱした部分の毛を引き出して少しほぐす
- くるりんぱした毛先をねじり上げてミニクリップで留める
- 毛先まで何個かミニクリップで留めていけば完成
ミニクリップで留めるときは、結んだ毛も一緒に留めるようにすればしっかり固定されやすいです◎ くるりんぱにねじりも加えることで、簡単なのに手の込んだヘアアレンジのように見えます。ミニクリップで毛先のバラつきも少なくスッキリまとめられますよ。
ヘアクリップアレンジ⑤バンスクリップでまとめてこなれ感UP

- 耳から上あたりの髪をざっくりと仮結びする
- 耳から下の髪を小さめのプラスチックヘアゴムでやや上側で結ぶ
- 上部分の仮結びを外し②で結んだ部分と一緒にまとめる
- ねじりながら上に持ち上げてクリップで土台に固定して完成
事前にしっかりブラッシングして、毛先にオイルやバームをつけておくとまとめやすくなるのでおすすめ。髪が短めで、うまくヘアクリップを使えるか不安…という方におすすめのアレンジです。ステップ②で内側の短い髪を結んでまとめることで、おさまりが良くなりますよ◎
簡単!おしゃれに見せるヘアクリップの留め方のコツ
ここからは、ヘアクリップを使ってよりきれいなまとめ髪を作るために、留め方のコツをご紹介します。ヘアアレンジする際の参考にして、ワンランク上のヘアアレンジを楽しんでみてください♡
ヘアアレンジ前にゆるく巻いておく
ヘアクリップでヘアアレンジする前に、ヘアアイロンやコテで軽く髪全体を巻いておくと、ニュアンス感が出てよりおしゃれに仕上がります◎ ヘアアイロンやコテを使うのが面倒な場合は、身支度している間にカーラーで巻いておくのもおすすめ。ちょっとした一手間を取り入れるだけなので、ぜひ仕上がりの違いをたしかめてみてください。
髪の巻き方は以下の記事を参考に!
ヘアアレンジ前にスタイリング剤をなじませる
ヘアクリップで留めるときは、髪をまとめる前にスタイリング剤を軽くなじませておくのがおすすめです。スタイリング剤をなじませておくことで、ヘアクリップがすべりにくく固定しやすくなります!
ツヤ感も出るオイルやバームなどを使っておけば、美容室でセットしてもらったような仕上がりも目指せますよ。
スタイリング剤について詳しくは、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
おくれ毛で抜け感を出す
もみあげを中心に、耳の後ろや襟足におくれ毛を少し出すと、こなれ感を演出しやすいです♡ 暗髪や硬い髪質でも、髪をやわらかく見せることができ、輪郭をカバーして小顔見せ効果も期待できちゃいますよ。
ヘアクリップでダサくならないための注意ポイント
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ヘアクリップを使ったヘアアレンジで留め方を間違えてしまうと、ダサく見えてしまうことも…。こちらでは、ヘアクリップでダサくならないための注意ポイントをチェックしておきましょう!
ぴっちり留めすぎない
ぴっちりと髪をまとめるような留め方をすると、お堅い印象でダサ見えしがちです。仕事でカッチリ見せたいときにはおすすめですが、垢抜けて見せたいときは、少しゆるめに留めることを意識しましょう♡
留める位置を高くしすぎない
ヘアクリップを髪の高い位置で留めてしまうと、不自然でおばさんっぽく見えてしまうことも…。ヘアクリップは耳より低い位置で留めるようにすると、バランスよくまとまります!
毛先がはみ出ないようにする
ヘアクリップで留めた髪の毛先が飛び出していると、だらしない印象を与えてしまいます。毛先までヘアクリップのなかに、きちんと収めるようにしましょう!また、毛先を出したスタイルにするときは、毛先のパサつきが目立たないようオイルやバームでツヤ感を与えおくのがおすすめです。
ヘアクリップの留め方をマスターしてアレンジを楽しもう!
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カチッと髪を挟む一般的な「バンスクリップ」から、「バナナクリップ」などのデザイン性に優れたものまでヘアクリップの種類は豊富◎ 留め方だけでなく、ヘアクリップの種類を変更するだけでもガラッと印象を変えることもできちゃいます。
サクッと簡単にこなれ感を出したい方にぴったりなアイテムなので、おすすめのアレンジが見つかったら、ぜひトライしてみてくださいね。