しに子ちゃん on LIPS 「写真は昨日食べた宇宙チョコです。大阪のプリンスホテルかどっかで..」

写真は昨日食べた宇宙チョコです。大阪のプリンスホテルかどっかで親戚のおじさんが買ってくださったもの。左から順に水金地火木土天海、わたしが食べたのは青い地球で味はカカオ。カカオって言うからある程度苦いもんだと思って噛んだら、ホワイトチョコの半球の中にカカオ(チョコとなにが違うの？)のガナッシュが詰めてある感じ。とても甘い。わたしホワイトチョコ苦手だから半分食べてやめた。美味しいチョコなんだけどね、わたしどうしてもホワイトチョコ苦手なんです。ホワイトチョコが苦手な人でもかなり美味しくいただけるホワイトチョコでしたけど、あの、やっぱ期待値のぶん挫けちゃって食べられなかった。 ええとそんで本題、今日はマジで美容とはまったく関係ないこと言うんですけど、みなさん「コスパ」って言葉の意味ちゃんと知ってます？ わたしも然り、雑誌も然り、みなさんコスパコスパって云々のひとつ覚えみたいに使いますよね。コスパって専門用語っぽいから使ってるとかっこいいし、「安い=コスパ良い」からかっこいいのにわかりやすくて使ってるだけでプロっぽく(？)見える。 けど、「コスパが良い」ってほんまに「安い」って意味なんでしょうか？コスパ(コストパフォーマンス)は英語で書くと「cost per performance」ですけど、安いという意味の英語は「cheap」ですよね。ひょっとして、違う意味なんじゃないでしょうか。ただ単に「安い」とは違う価格を形容する単語なんじゃないでしょうか。 「コスパ」、略さず言うと「コストパフォーマンス」、英語にすると「cost per performance」、わかりやすく書くと「cost/performance 」。そう、日本語にすると「費用/効果」、つまり「費用対効果」のことなんです。みなさん中学生のときやりましたよね、割り算を横書きの文章で書き表すときの法則は覚えていますね、スラッシュ(/)の左側の値を右側の値で割り算します。つまりコスパという言葉で表されるのはその「商品の値段」をその「商品の効果」で割ったときの金額のことなんです。そうしたとき、ただ「安い」だけの商品を「コスパが良い」と形容するのは誤りだということがわかります。 「安い」ものの代表としてダイソーを例に出して例示してみます。例えば有名なもので、ダイソーのパールアイシャドウ(わたしも使ってました)について考えてみましょう。まずアイシャドウに求められる全般的な効果を三つ上げてみます。 ○発色が良い ○粉飛びしない ○崩れにくい (ほかにもいろいろありますがいまはこれでいきましょう) そしてわかりやすくするために各項目に点数評価をつけます。経済学的な正しい計算ではないんですけど、ものすご〜〜〜〜くわかりやすくするためのあくまでも例示やと思って聞いてくださいね。あんまり数が大きいとわかりにくくなるので10点満点にしましょう。 ダイソーのパールアイシャドウの場合 ○発色の良さ 10点 ○粉飛びのしなさ 8点 ○崩れにくさ 6点 合計点は24/30点になりました。 そして比較対象には「コスパ」代表のキャンメイク、同じラメとしてパーフェクトスタイリストアイズを出してみましょう。 キャンメイクのパーフェクトスタイリストアイズ(これもずっと使ってました)の場合 ○発色の良さ 8点 ○粉飛びのしなさ 5点 ○崩れにくさ 6点 合計点は19/30点になりました。 (この点数はあくまでも「わたしが使った感想」であり、主観的な評価なので人によって異なります。絶対評価ではありません。) そして上で出したこの点数で商品の値段を割ります。めんどくさい()ので税抜き価格で。 ○ダイソーの場合 100÷24≒4.2 ○キャンメイクの場合 780÷19≒41 はい、点数が出ました。ダイソーは4.2、キャンメイクは41、十倍近い差が出ましたね。この場合点数が低いほうが費用対効果(コストパフォーマンス)が高いことになるので、コスパに優れているのはダイソーということになります。まあマジでこれは経済やってる人に言うとぶん殴られるくらいの雑解説なんですけど、費用あたり効果っていうのはこういうことですよね。 例えばスキンケアなら、「(ニキビができちゃうけど)100円=コスパ良い」は誤りで、「(肌はピカピカすべすべになるけど)10,000円=コスパ良い」は正しいということになります。だって美容皮膚科で肌をピカピカすべすべにするには半年と30万円かかりますもんね。つまり値段の高い/安いだけでコスパの良し悪しを判断するのは誤りやってことで、なにが言いたかったかというと「コスパ」って言葉の使い方間違えんなや♡って話。じゃあそろそろ電車ついたんでZARAを探して大阪の街を流離ってきますね。じゃあね！