フェイスバームって？使い方やスキンケアの順番をご紹介！持ち歩きに便利なスティックタイプも

フェイスバームとは、半固形状の保湿アイテムのこと。油性の保湿成分が多く配合されていて、体温でやわらかくオイル状になるという特徴があります。こんな保湿成分が配合されていますよ。

• ミツロウ
• ワセリン
• シアバター
• 馬油...など

またフェイスバームは密着力に優れていて、お肌のうるおいを閉じ込めるように乾燥から皮膚を守り、うるおいのあるなめらかな肌を長くキープしてくれます。粉が吹いたようにお肌がカサついてしまうときや、乾燥肌さんのお手入れにも◎。

フェイスバームにはフタつきのジャータイプと、リップクリームのように手軽に使いやすいスティックタイプ、衛生的に使いやすいチューブタイプの3つに分かれています。こんなふうにタイプによって、特徴が異なります。

• ジャータイプ…一度にたっぷりと使いたいときや、広範囲の保湿にもおすすめ
• スティックタイプ…ピンポイントでの保湿や、持ち運びにも便利
• チューブタイプ…やわらかめのテクスチャーが好みの人にもおすすめ

使うシーンに合わせて選んだり、自分が使いやすい形状のものを使い分けてみましょう。

フェイスバームとよく似たコスメに、『保湿バーム』『スキンケアバーム』がありますが、どれも半固形の保湿アイテムで明確な違いはありません。メーカーによって呼び名が違っていたり、商品のイメージに合わせて、それぞれ名前が異なる場合があります。

ただフェイスバームは、商品によっては顔をメインとした使用が推奨されているものがあります。一方『保湿バーム』『スキンケアバーム』は、顔・ボディを含めた使用用途が推奨されているアイテムも多いので、注意書きや、パッケージをチェックしてみましょう。

油分の多い保湿ケアアイテムには、フェイスバームの他に『美容オイル』『保湿クリーム』があります。こんなふうに特徴や、配合されている成分にも違いがあるのでチェックしてみましょう。

• 美容オイル…サラッとしたテクスチャーでお肌になじみやすい
• 保湿クリーム…油分の他に水分も含まれていて、バームよりもやわらかいつけ心地
• フェイスバーム…体温でやわらかくなり、皮膚のうるおいを長く保つ

それぞれつけ心地や、保湿力が異なるため、肌質や目的に合わせて使い分けるのがポイント。皮膚がベタつきたくないときは、肌なじみの良いつけ心地かどうか、店頭のテスターやサンプルで試してみるのもおすすめです。

フェイスバームは保湿したいときにおすすめのアイテムですが、使うことでどんなメリットがあるのか、メリット・デメリットを詳しくご紹介します。

油性の保湿成分を多く配合しているフェイスバームは、お肌にうるおいを与えるだけでなく、与えたうるおいが蒸発しないように乾燥から皮膚を守ってくれるメリットがあります。特に空気が乾燥しやすい冬の保湿ケアや、お肌が粉がふいたようにカサつきやすい人の保湿ケアにも向いていますよ。

また年齢を重ねて皮脂分泌が少なくなり、お肌の乾燥が気になり始めたときのエイジングケア※¹にも◎。

お肌のうるおいを守ってくれるフェイスバームですが、油分が多いため、肌質によってはあまり相性が合わない可能性があります。特に皮脂分泌が活発になりやすい脂性肌さんや、顔のパーツによって皮脂が目立ちやすい混合肌さんの場合、お肌の油分と水分のバランスが乱れてしまう場合も。

油分特有のベタつきが気になるときは、お顔のなかでも乾燥しやすい目元や、口まわりなど、気になる部分にピンポイントでバームをなじませるのがおすすめです。おでこや、鼻まわり・あごまわりは皮脂分泌が活発になりやすいので、カサついている部分をメインに使ってみましょう。

フェイスバームは油分が多い保湿ケアアイテムなので、スキンケアの最後の仕上げに使うのがポイントです。他のアイテムでお肌に与えたうるおいを乾燥から守り、うるおいのある美肌を長くキープしてくれます。

スキンケアの工程がたくさんあって、どのタイミングでフェイスバームを使えばいいのか悩んでいませんか。順番に悩んだときは、水分の多いアイテムからお肌になじませていくのがおすすめです。

フェイスバームは保湿ケアアイテムのなかでも、半固形で油分が多く、しっとりとしたつけ心地のものが多いです。スキンケアの最後にお肌になじませることで、薄い膜のように皮膚を油分で包みこみ、お肌のうるおいが蒸発しないように長く保ってくれますよ。

フェイスバームは商品や、メーカーによってさまざまな推奨方法があるものがあります。顔と一枚皮でつながっている首や、デコルテの保湿ケア・ネイルケア・ヘアケアも可能なアイテムも♡

ただすべてのアイテムに共通するわけではないので、パッケージや注意事項をチェックしてから、自分の判断で使用してみましょう。

油分が多くお肌へ密着しやすいフェイスバームは、爪まわりに塗りネイルケアをしたり、リップクリーム代わりに唇の保湿をしたりとマルチに活用できるタイプも♡

商品によっては、ヘアアレンジのスタイリング剤のように使用できるものもあります。お泊り先にたくさんの荷物を持っていきたくないときや、外出先での持ち物を減らしたいときも便利！

朝のメイクが崩れてしまい、ベースメイクを部分的に直したくなるときもありますよね。フェイスバームは密着力に優れているので、メイク直し前の保湿ケアにもぴったりです。ベースメイクがヨレてしまったところに、ポンポンと軽くなじませてスッと拭きとればOK！気になる部分だけを簡単にメイクオフしたいときにも◎。

フェイスバームの使い方を詳しく知りたいときは、こちらの記事も一緒にチェックしてみてください♡

おすすめオーガニックバーム【リップや顔・髪の保湿ケアに】使い方も徹底解説！

1回にたっぷりの量を取り出して使えるジャータイプは、使う量を調節しやすく便利！フェイスバームのなかでも、ジャータイプのおすすめアイテムを6つご紹介します。

IHADA(イハダ)の『薬用クリアバーム』は、有効成分『m‐トラネキサム酸』を配合した美白※²と保湿の両立を叶えてくれるフェイスバーム。さらに『グリチルリチン酸ジカリウム』が肌荒れを予防して、すこやかなお肌に整えてくれます。

見た目はワックスのような半固形ですが、肌になじませるとジュワッととろけて、ベタつきにくくサラッとしたつけ心地に♡無香料・無着色で、アルコール・パラベンフリーの無添加処方。

イハダの『薬用バーム』は、先ほどと同シリーズの保湿タイプのフェイスバーム。『高精製ワセリン』が、皮膚に『うるおい保護膜』を作って乾燥から守り、お肌のうるおいを長くキープしてくれます。

ワセリン特有のベタつき感が少なく、軽くサラッととろけるようなつけ心地なのも魅力。さらに有効成分の『グリチルリチン酸ジカリウム』が配合されていて、肌荒れを防いでくれますよ。

ニールズヤードレメディーズの『ワイルドローズビューティバーム』は、ビタミンの含有量が多いローズヒップを配合したフェイスバーム。乾燥でゴワつきやすい肌をツヤのあるイキイキとした印象の美しい肌へ導いてくれます。

爽やかなフローラルなハーブの香りが気分をゆったりとリラックスさせてくれますよ♡洗顔後のお肌にバームをなじませて、お風呂に浸かりながらオイルパックをするスペシャルケアにもおすすめです。オーガニックコスメが好きな人にも◎。

アクアレーベル(AQUALABEL)の『マルチアクアバーム』は、ジュワッとお肌になめらかにとけこむようなつけ心地が魅力的なフェイスバーム。お顔だけでなく、ボディケアにも使えるので、お泊り先の保湿ケアや、家族でマルチにお肌のお手入れをしたいときにもぴったり！

お肌になじませると水のようになめらかなテクスチャーになり、角質層までうるおいを与えて乾燥からお肌を守ってくれます。無着色・無香料・アルコールフリー・パラベンフリー・鉱物油フリーの無添加処方。

品のあるおしゃれなデザインと、コンパクトなサイズ感が魅力のMiMC(エムアイエムシー)の『エッセンスハーブバームクリーム』。水を1滴も使用せず、天然の保湿成分をたっぷりと配合したなめらかなフェイスバームで、お肌にうるおいとハリを与えてくれます。

さらにプロポリスエキスが、乾燥しやすい大人の肌をイキイキとした印象の美肌へ導いてくれますよ♡ベタつきにくく、サラッとしたつけ心地なのでメイク直しにも◎。

VECUA Honey(ベキュアハニー)の『ワンダーハニー 濃蜜マルシェのクリームバーム』は、数量限定で販売される可愛いパッケージと、保湿力が魅力のフェイスバーム。ミツロウ・シアバター・カカオバターを配合した、バターのような濃厚なテクスチャー。お肌のうるおいを守ってなめらか肌を長くキープしてくれます。

お顔だけでなく、カサつきやすい脚・腕の保湿ケアにもOK！見た目のデザインも可愛いので、プレゼントにもおすすめです♡

思い立ったときにサッと保湿したいときや、持ち歩きコスメに便利なスティック・チューブタイプのなかから、おすすめのフェイスバームを5つご紹介します。

カルテHD(カルテエイチディー)の『モイスチュア バーム』は、2つの有効成分『ヘパリン類似物質HD』『グリチルリチン酸ジカリウム』が肌荒れを予防してくれるフェイスバーム。さらにお肌のうるおいを長く保ってくれる『ワセリン』や、『ペースト油』を配合し、乾燥によるお肌のゴワつきも防いでくれます。

細いチューブ型なので、ポーチにサッと入れやすく持ち運びにも便利！無香料、無着色、 アルコール(エチルアルコール)フリー。

ネイチャーリパブリック(NATURE REPUBLIC)の『スティック美容液（コラーゲン）』は、リップクリームのようなスティックタイプなので、寝る前や出かけ先でサッと保湿しやすいフェイスバーム。ベタつきにくいので、気になる部分に重ね塗りしても使いやすいですよ。

水溶性コラーゲン・4種類の植物由来のオイル・ペプチドがお肌にうるおいとハリを与えて、カサつきにくいなめらか肌へ導きます。ピンク色のバームですが、お肌になじませるとクリアに♡

KAHI(カヒ)の『リンクルバウンスマルチバーム』は、お顔だけでなく、唇の保湿ケア・デコルテのハイライター・髪の毛先にも使えるマルチタイプのバーム。保湿成分にはサーモンコラーゲン・サーモンプロテオグリカン・サーモン由来のDNA‐NAを配合。

お肌のバリア機能を守りながら、うるおいとハリのある美肌へ整えてくれますよ。目元や、口まわりのエイジングケア※¹が気になる人にも◎。

フェイスバーム特有の半固形が苦手な人にもおすすめなのが、ETUDE(エチュード)の『スンジョン バーム』。ジェルのようにやわらかなテクスチャーで、取り出しやすくスルッとお肌になじんでくれますよ。

『パンテノール』と『マデカッソシド』がお肌のバリア機能を守りながら、うるおいのあるなめらかでツヤのある肌に導きます。ノンコメドジェニックテスト済み※³。

サナ リンクルターンの『薬用リペア コンセントレートバーム』は、エイジングケア※¹にお悩みの大人肌におすすめのフェイスバーム。有効成分のナイアシンアミドが、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぎ、ハリのある美しい肌を長くキープしてくれます。

さらにストレッチ性のあるパウダーが配合されていて、シワが目立ちにくくしてくれるメーキャップ効果も♡メイク前の保湿ケアや、メイク直しにもおすすめです。

フェイスバームはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。一緒にチェックしながら、自分好みのアイテムを見つけてみてくださいね。

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フェイスバームは油性の保湿成分をたっぷり配合していて、乾燥からお肌のうるおいを守ってくれる心強いアイテム。スキンケアの仕上げや、外出先でのメイク直し、商品によってはネイルケア・ボディケアにも使用可能で、カサつきやすいお肌の保湿ケアにぴったりです。

今回ご紹介したフェイスバームの使い方をチェックしながら、自分と相性の良いアイテムを見つけてお肌のうるおいケアに活用してみてください。

（※¹ 年齢に応じたお手入れのこと）（※² メラニンの生成を抑制し、シミ・そばかすを予防する）（※³すべての人にコメドが起こらないわけではありません）