
正しい香水の付け方とは?ベストなタイミングや付けすぎたときの対処法も解説
香水の正しい付け方、意外と知らないという方も少なくないのではないでしょうか。今回は香水の基本の付け方について解説します。また香水を付けるベストなタイミングや付けすぎたときの対処方法などについてもご紹介しますので、参考にしてくださいね。
目次
香水は正しく付けることが大切
良い香りを身に纏うことができる香水、素敵なアイテムですよね。良い香りを周囲に迷惑をかけずに楽しむためにも、しっかりと正しい使い方を押さえておきましょう。今回は香水の基本の付け方や、付けすぎてしまったときの対処方法などをご紹介します。
正しく香水をつけるために種類を確認
付け方や適量は、香水のタイプによって異なります。香水のタイプは主に以下の3種類です。
- スプレータイプ
- ロールオンタイプ
- 練り香水タイプ
定番なのはスプレータイプで種類が豊富というメリットがあります。ロールオンタイプと練り香水タイプは形状がコンパクトなので、持ち運びに向いていますよ。
【付ける場所別】香水の付け方
香水を付ける場所は手首やうなじ、ウエスト等々、色々あります。付ける場所によって香り方が変わるので、シーンや気分に合わせて変えてみるのもおすすめですよ。
しっかり香らせたいときには「耳の後ろ・うなじ・手首」
香水をしっかり香らせたいときには、太い血管が通っている部分に付けると良いです。太い血管が通っているところは体温が高くなりやすいため、香水が揮発しやすくなり、その結果香りが立ちやすくなります。特におすすめ&定番なのは、耳の後ろやうなじ、手首など。このあたりに香水を付けると、自分自身もしっかり香水の香りを感じることができますよ。
- スプレータイプ:1プッシュスプレーする
- ロールオンタイプ:1往復程度コロコロする
- 練り香水タイプ:指の腹で表面を軽くなでて取れるくらいの量を塗り込む
香りが変質しにくい&ふわっと香る「ウエストや腰」
ウエストや腰は服で隠れる部分なので、ふんわりと香ります。そこまで強く香らせたくないときにおすすめですよ。さりげなく香る場所なので、香りをしっかり楽しみたい場合には少し多めにつけても大丈夫。また汗をあまりかかないところでもあるので、香りが変質しにくいというメリットもあります。
- スプレータイプ:1~2プッシュスプレーする
- ロールオンタイプ:1~2往復程度コロコロする
- 練り香水タイプ:指の腹で表面を軽くなでて取れるくらいの量を塗り込む
控えめに香らせたいときは「膝の裏や足首」に
ビジネスシーンなどあまり香水を香らせたくない場合には、膝の裏や足首に付けましょう。身体を動かしたときに控えめに香るので、周囲の迷惑にもなりにくいです。
- スプレータイプ:ワンプッシュスプレーする
- ロールオンタイプ:1往復程度コロコロする
- 練り香水タイプ:指の腹で表面を軽くなでて取れるくらいの量を塗り込む
香水を空中にプッシュしてその下をくぐる方法もある
スプレータイプの香水にしかできない方法としては「空中に香水をスプレーして、その下をくぐる」というものもあります。この方法だとかなりふんわり香るので、付けすぎてしまう心配が少ないです。上手く香水を付けるのが難しい、初心者さんにも向いている方法と言えるでしょう。
注意!香水を付けるのにNGな場所
香水を付けるのにNGな場所もあります。それはワキや足の裏など、汗をかきやすいところです。香水と汗が混じって変な香りになってしまうことがあるので、気を付けてください。
また服に直接香水を付けるのもNGです。理由は香水を服に付けてしまうと、シミになってしまうことがあるから。香水はお肌に付けるようにしてくださいね。
香水を付けすぎてしまったときの対処法
うっかり香水を付けすぎてしまったときには、香水を付けた部分を水で洗い流せばOKです。すぐに洗い流すことが難しい場所(ウエストや脚など)に付けた場合は、ウェットティッシュで拭いてください。拭き取る場合完璧に香りを落とすことは難しいですが、香りが弱くする効果はしっかり得られますよ。
付けるベストなタイミングはいつ?

香水を付けるタイミングは、出かける30分前くらいがおすすめ。理由は香水は時間の経過によって以下のように香りが変化するからです。
- トップノート:付けてすぐの香り
- ミドルノート:付けてから30分~1時間ほど経った頃の香り
- ラストノート:付けてから3時間~消えるまでの香り
香水のメインの香りはミドルノートで、最もきれいに香ります。出かける30分前に付けておけば、丁度良い香りになったタイミングで外出ができますよ。ちなみに香りが変化するタイミングは人によっても微妙に異なりますので、付けてからどのくらいのタイミングで好みの良い香りになるのかチェックして、そのタイミングから逆算して付けるようにすると良いでしょう。
香水の香りはどのくらい持つ?
香りの持続時間は、香水の種類によって異なります。
- パルファン:5時間~12時間
- オードパルファム:5~12時間
- オードトワレ:2~5時間
- オーデコロン:1~2時間
香水は使用されている香料の濃度によって異なり、パルファンが最も濃厚でオーデコロンが最も軽いものとなっています。基本的に濃厚なものほど持続時間が長くなり、付け直しの必要が少ないです。オードトワレやオーデコロンの場合は比較的早く香りが飛んでしまうので、数時間おきに付け直してもOK。付け直すときにも、付け方は基本の方法と同じです。
正しく付けて香水を楽しむ♡
香水は正しく付けないと周囲の迷惑になってしまうこともあるので、しっかりと付け方や適量を押さえて、正しく香りを楽しみましょう。またおすすめの香水について知りたい方は、ぜひ以下の記事も読んでみてくださいね。