ボディソープは、体に付着した汚れや皮脂を洗い落として肌を清潔に保つ役割があります。しかし、洗浄力の高いものだと肌に必要なうるおいまで落としてしまい、かえって肌が乾燥する場合も。

保湿成分が配合された保湿力の高いボディソープなら、肌のうるおいを守りながら体を洗えます。特に、乾燥肌さんや乾燥しやすい季節は保湿力の高いボディソープがおすすめですよ。この記事を参考に、自分に合ったボディソープを選びましょう。

保湿力の高いボディソープでうるおいのある肌に整えるには、保湿成分が豊富に配合されているかが重要です。ここからは、自分に合ったボディソープの選び方を押さえましょう。

保湿力の高いボディソープを選ぶうえで注目したいのは保湿成分！ どんな保湿成分が配合されているかで、ボディソープの保湿力は変わってきます。保湿成分が充実したものを選ぶと、洗い上がりのつっぱり感が少なくしっとりした肌に整いますよ。注目の保湿成分は、以下のとおりです。

保湿成分にはそれぞれ特徴があるので、複数の保湿成分がバランス良く配合されているかも大切です。また、パッケージに「高保湿」「しっとり」といったキーワードが記載されたものを選ぶのも良いでしょう。

ボディソープには、体の汚れや皮脂を浮かせるために界面活性剤が配合されています。ボディソープで使われている界面活性剤は主に「アミノ酸系」と「石鹸系」の2種類があり、それぞれ洗浄力の高さが異なりますよ。

肌が乾燥しやすい人におすすめなのは、アミノ酸系です。アミノ酸系ボディソープは、マイルドな洗浄力が特徴。肌に必要なうるおいを洗い落としすぎないので、乾燥を防ぎながら体を洗えます。注目のアミノ酸系洗浄成分は、以下のとおりです。

アミノ酸系の洗浄成分を見分けるひとつのポイントとして、上記の「ココイル○○」以外にも、「ラウロイル△△」ではじまるものがアミノ酸系の洗浄成分になります。購入前にぜひ成分表をチェックしてみてください。

敏感肌は肌が乾燥しやすく不安定な状態で、少しの刺激でも肌トラブルを起こしやすい肌質。そのため、肌状態によっては刺激になる可能性のある成分が配合されていない、やさしい使い心地のものを選ぶのがおすすめです。

パッケージに「低刺激処方*」や「敏感肌向け」と記載されたアイテムも良いですよ。

*すべての人に皮膚刺激が起こらないというわけではありません

自分好みのいい匂いのアイテムなら、毎日のバスタイムも充実した時間になり、気分転換にもなりますよ。以下で、人気の香りと特徴をチェック！

ふんわりとした香りが好みならフローラル系、男女ともに使いやすいものを選ぶならシトラス系と石鹸系がおすすめです。香料が原因で肌トラブルを起こしたことがある人や強い香りが苦手な人は、無香料タイプと記載されているものを選ぶようにしましょう。

香り重視でボディソープを選びたい人は、以下のランキングを参考にしてくださいね。

いい匂いのボディソープのおすすめ人気ランキング

いい香りのボディソープのおすすめ人気ランキング

どのボディソープにするか迷ったときは、ドラッグストアで買える人気のプチプラブランドのなかから選ぶのもおすすめです。ボディソープは毎日使うものだからこそ、プチプラで使い続けやすい価格帯のものがベター◎ ここでは、保湿力の高いプチプラボディソープを紹介します。

赤ちゃんから使える低刺激処方*のMINON（ミノン）「ミノン全身シャンプー（しっとりタイプ）」は、肌荒れを防ぐ有効成分が配合されています。しっとりうるおいのある肌に洗い上がるのが魅力◎

*すべての人に皮膚刺激が起こらないというわけではありません

SENKA（センカ）「パーフェクトバブル フォーボディ フローラルプラスn」は、専科独自の香料技術が汗などの不快なニオイをケア。清潔感あふれるフローラルの香りに包まれながら、たっぷりの泡で肌を洗い上げます。

Dove（ダヴ）「ビューティーモイスチャー 泡ボディウォッシュ しっとり」は、セラミドやグリセリンなどの保湿成分が配合。肌のうるおいをキープしながら汚れを落とせますよ。泡で出るタイプなので、泡立ての手間もありません。

好印象な香りのボディソープなら ビオレu「ザ ボディ 泡タイプ ピュアリーサボンの香り」がおすすめです。生クリームのような濃密な泡でこすらず汚れを浮かせながら落としつつ、肌のうるおいはしっかりキープ。泡立てる時間を時短したい人にもぴったりですよ。

もっとほかのプチプラのボディソープを知りたい人は、以下のランキングをチェック！

プチプラボディソープのおすすめ人気ランキング

肌の乾燥を加速させないためにも、うるおいのある肌をキープするボディソープの使い方を紹介します。ポイントを解説するので、毎日のバスタイムの参考にしてみてくださいね。

しっとり洗い上げるための3つのポイントは、以下のとおりです。

1. やさしい力で洗う
2. しっかり泡立てる
3. 40℃前後のぬるま湯で洗う

ボディソープを使って体を洗うときは、肌をこすらないように意識しましょう。やわらかい素材のボディタオルや、しっかり泡立てたたっぷりの泡で洗えば、肌への摩擦を減らせます。

また、熱すぎるお湯も肌のうるおいを奪ってしまうので注意が必要です。肌のうるおいをキープするにはシャワーやかけ湯の温度が35℃前後が適温なものの、洗い流す際に体が冷えてしまうので40℃前後でOK！ ただし、水圧による摩擦を考えてシャワーの水圧は弱めに設定するのがベターです。

もこもこの濃密泡は肌への摩擦を軽減できます。手で泡立てるのが難しい人や時短したい人は、ボディタオルやボディウォッシュボールを使うのがおすすめ◎ 誰でも簡単に泡立てられますよ。使用後は、お風呂場に吊り下げておくだけで乾かせて管理が簡単！ 衛生的に使い続けやすいでしょう。

毎日のバスタイムが充実するおすすめのバスグッズは、以下のランキングをチェック！

バスグッズのおすすめ人気ランキング

おすすめのボディタオルや選び方のポイントを知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

ボディタオルのおすすめランキング13選｜泡立ちの良さなど選び方のポイントや買い替え時期も紹介

保湿力の高いボディソープに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。

オーガニックだからといって、どんな人の肌にも合うわけではありません。

オーガニックと謳っている商品は、認定機関によって基準は異なるものの、有機栽培により作られた植物を多く配合していたり配合成分の90％以上をオーガニック成分にしていたりするアイテムです。しかし、配合された成分と自分の肌との相性が合わない場合、肌荒れを起こす可能性があります。

オーガニックコスメは、やさしい使い心地にこだわっている場合がほとんどですが、オーガニックコスメだからという理由だけで選ぶのは避けるのが◎ 肌との相性を気にする人は、LIPSなどの口コミで使用感を参考にする・パッチテスト*やアレルギーテスト*など各種テストが実施されているかに注目して選びましょう。

*すべての人にアレルギー、皮膚刺激が起こらないというわけではありません

メンズでも女性と同じボディソープを使っても問題ありません。女性向けのパッケージでも肌質・洗い上がり・好みの香りなどを目安に、自分に合うものを選ぶのがおすすめ。

メンズ向けのボディソープは、ニオイ対策やさっぱりとした洗い上がりに特化した商品が豊富です。清涼感のある洗い上がりが好みの人は、メンズ向けのものを選ぶと良いでしょう。

メンズにおすすめのボディソープを知りたい人は、以下の記事もあわせて読んでみてくださいね！

メンズにおすすめボディソープ10選！体臭・ニキビ・乾燥などお悩み別に紹介

ボディソープで顔を洗うのは避けましょう。

ボディソープは体を洗うためのアイテムであり、洗顔料よりも洗浄力が高めのアイテムが多い傾向です。顔の皮膚は体よりも角質層が薄く、特に目のまわりはとてもデリケート。乾燥・肌荒れ・ニキビなどの肌トラブルにつながる可能性もあるため、顔を洗うときは洗顔料を使いましょう。

詳しくは以下の記事で解説しているので、参考にしてくださいね。

ボディソープで洗顔しても大丈夫？洗顔料との違いから顔も洗えるおすすめソープまで解説

もっとうるおいのある肌を目指した人は、ボディソープ以外の保湿力の高いボディケアアイテムにもこだわりましょう。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめの人気商品を紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。

ボディ石鹸のおすすめ人気ランキング

ボディローションのおすすめ人気ランキング

ボディミルクのおすすめ人気ランキング

保湿力の高いボディクリームのおすすめ人気ランキング

保湿力の高いボディオイルのおすすめ人気ランキング