敏感肌でもフェイスパック・マスクを使っても大丈夫?

敏感肌とは、肌のバリア機能が低下している状態のこと。紫外線・乾燥・化粧品・外気中のほこりなどで肌の炎症を起こしやすく、ほかの人には刺激にならないような外部刺激にも敏感に反応しやすい肌質です。
敏感肌はバリア機能が低下していることで肌の乾燥を起こしやすいため、保湿重視のスキンケアが大切。保湿ケアにはフェイスマスクやパックを取り入れるのがおすすめです。敏感肌さんも正しい選び方や使い方をすれば、効率的に保湿ケアができますよ。
ただし、メーカーが推奨する使い方をしているのに商品や成分によっては肌がヒリヒリしたり、かゆみが出たりする場合も。成分が合っていない・肌が敏感になっている可能性があるため、使用を控えましょう。
次の項目では、敏感肌さんでも使いやすいフェイスパック・マスクの選び方について解説していきます!
監修者
医師(Original Beauty Clinic GINZA)佐藤玲史
やさしい使い心地のものを!自分に合った敏感肌でも使いやすいフェイスマスク・パックの選び方

敏感肌の人がフェイスマスク・パックを選ぶ場合、やさしい使い心地のアイテムかどうかに注目を。ここからは、自分に合った敏感肌でも使いやすいフェイスマスク・パックの選び方を押さえましょう。
①処方や不使用成分に着目しよう

敏感肌の人は、スキンケアアイテムでヒリヒリとした刺激を感じる場合も。肌に合わない成分が配合されているのが原因かもしれません。肌の状態によっては刺激になる可能性のある成分が配合されていない、やさしい使い心地のものを選ぶのがおすすめです。
- 香料
- 着色料
- 界面活性剤
- パラベン
- アルコール
アルコールフリーのアイテムも敏感肌さんに向いています。成分を細かく確認するのが難しい人は、パッケージに「低刺激処方*」や「敏感肌向け処方」などと記載されているものを目印に選ぶのもひとつの手ですよ。
*全ての方に皮膚刺激が発生しないということではありません
監修者
医師(Original Beauty Clinic GINZA)佐藤玲史敏感肌の人が新しいアイテムを使用する場合、以下の点に注意すると良いでしょう。
〇使用前にパッチテストを行う
〇使用時間を短くする
〇使用後に十分な保湿をする
〇使用頻度を低くする
②保湿力が高いアイテムをチョイスしよう

敏感肌の人は、保湿力の高いアイテムでしっかりと肌をうるおいで満たすことが大切です。高保湿なアイテムを選びたいときに注目の保湿成分は、以下のとおり。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- リピジュア
- アミノ酸 など
保湿成分は、それぞれ肌の角質層に水分を補ったりキープしたりと役割が異なります。特に肌の乾燥が気になるときは、何種類かの保湿成分がバランス良く配合されたアイテムを選ぶのがおすすめです。パッケージに「高保湿」「しっとり」などのキーワードが記載されているものを選ぶと良いですよ。
③肌悩みに合わせた成分が配合されているかもチェック
肌悩みに合わせた成分配合のものを選ぶことで、美肌を目指しましょう♡ 成分表をチェックするときのポイントは、以下で確認してみてくださいね。
ニキビや肌荒れを防ぎたい人に:「抗炎症成分」配合の医薬部外品

ニキビや肌荒れを防ぎたい人は、有効成分として抗炎症成分が配合された医薬部外品を選びましょう。注目の抗炎症成分は、以下のとおりです。
- グリチルリチン酸ジカリウム
- グリチルレチン酸ステアリル
- アラントイン
ニキビや肌荒れを繰り返しやすく、未然に防ぎたい人は、毎日のスキンケアに抗炎症成分配合のアイテムを取り入れるのも◎ また、パッケージに「ノンコメドジェニック*処方」「ノンコメドジェニック*テスト済み」の記載があるフェイスマスク・パックもおすすめです。
肌荒れを防ぎたい人におすすめのフェイスマスク・パックは、以下のランキングからチェック!
*すべての人にニキビの元(コメド)ができないわけではありません
監修者
医師(Original Beauty Clinic GINZA)佐藤玲史ノンコメドジェニック*テストとは、ニキビの原因となるコメドができにくいかどうかをチェックする試験のことです。試験サンプルを繰り返し肌に塗布して検査し、コメドができにくいかどうかを専門機関が確認しています。
実際に人間の肌でテストを行っているので、信頼性が高いといえます。
*すべての人にニキビの元(コメド)ができないわけではありません
シミを防ぎたい人に:「美白*有効成分」を配合した医薬部外品

シミを防ぎたい人は、美白*有効成分が配合された医薬部外品のものを。注目の美白*有効成分は、以下のとおりです。
- アルブチン
- ビタミンC誘導体
- カモミラET
- トラネキサム酸
- プラセンタエキス など
美白*有効成分はそれぞれ特徴が異なるため、自分に合ったものを選んでツヤ肌を目指しましょう。
*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
監修者
医師(Original Beauty Clinic GINZA)佐藤玲史ビタミンCは美容上大変有効な成分ですが、場合によって、また製品によっては刺激が強いことがあります。そのため、敏感肌の人は慎重に使用するようにしましょう。
④オールインワンタイプのものであれば肌の摩擦を減らせる

毎日のスキンケアで肌に触れる際、少なからず摩擦がかかっています。 摩擦は肌への刺激のひとつであり、特に敏感肌にとって肌トラブルにつながる可能性も。
摩擦を軽減したい人は化粧水・乳液・美容液など、洗顔後のスキンケアがひとつで叶うオールインワンタイプのフェイスマスク・パックがおすすめです。スキンケアをその都度なじませる工程がなくなるため、肌への摩擦を軽減できますよ。また、仕事や家事などで忙しい日の時短ケアにもピッタリです。
⑤迷ったらドラッグストアで買えるプチプラアイテムから選ぶのも◎

アイテム選びに迷ったら、ドラッグストアで買えるプチプラアイテムから選ぶのもおすすめです。ここからは、敏感肌でも使いやすい人気のフェイスマスク・パックを紹介します。
Pureal(ピュアレア)「クリアエッセンスマスク」
Pureal(ピュアレア)「クリアエッセンスマスク」は、乾燥が気になる敏感肌におすすめの高保湿パック。アルコール・パラベン・着色料などが配合されていない低刺激処方*です。
*全ての人に肌トラブルがおきないわけではありません
CLEAR TURN(クリアターン)「ごめんね素肌マスク」
日々の乾燥による外的ストレスなどでゆらぎがちな肌を集中ケアしたいときは、みずみずしい肌に整えられるCLEAR TURN(クリアターン)「ごめんね素肌マスク」がピッタリ。肌あたりの良いシートが使われ、仕上げにシート表面の凸凹面によりやさしい使い心地でふき取りケアもできますよ。
LuLuLun(ルルルン)「ルルルンプレシャス GREEN(バランス)」

ルルルンルルルンプレシャス GREEN(バランス)
商品選択
- 7枚入¥550
- 32枚入¥1,980
LuLuLun(ルルルン)「ルルルンプレシャス GREEN(バランス)」は、セラミドを含んだ浸透*型セラムカプセルが角質層まで保湿成分をいきわたらせ、しなやかでうるおいのある肌に整えます。毎日使いには大容量タイプも◎
*角質層まで
QUALITY FIRST(クオリティファースト)「ザ・ダーマセンシティブ」
ナイアシンアミド*1・ガラクトミセス*1・CICA成分*2が配合された[QUALITY FIRST(クオリティファースト)「ザ・ダーマセンシティブ」]は敏感肌でも攻めのケアがしたい人に◎。 しっかりと保湿ケアできる高密着シートも魅力です。
*1保湿成分*2ツボクサエキス(保湿成分)
そのほかのアイテムも見たい人は、以下の記事を参考にしてくださいね。
敏感肌の人にもおすすめ!フェイスマスク・パックの使い方

ここからは、フェイスマスク・パックの基本の使い方を紹介します。敏感肌さんにもおすすめの方法なため、要チェック!
- クレンジング・洗顔で汚れを落とす
- フェイスマスク・パックをしっかりと顔に密着させる
- 一定時間放置する
- 剥がしたあと、液をなじませる
- 乳液・クリームでフタをする
フェイスマスク・パックは、すき間がないようにシートの切り込みを利用して、顔にピタッと密着させるのがポイント! フェイスマスク・パックはつけている時間が長ければ長いほど、保湿できるわけではありません。長時間つけていると逆に肌が乾燥してしまうため、パッケージに記載の使用時間を守りましょう。
剥がしたあとのシートを折りたたみ、特に乾燥が気になる部分をパッティングするのもGOOD◎ 仕上げにうるおいが逃げないように乳液やクリームなどの油分が配合されたアイテムでフタをして完了です。
敏感肌でも使いやすいフェイスマスク・パックに関するよくある疑問
敏感肌でも使いやすいフェイスマスク・パックに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
敏感肌の人がフェイスパックを毎日使うのはNG?
デイリーユースを謳っているアイテムであれば、毎日使ってOK! 毎日使いが推奨されていないアイテムは、パッケージに記載されている頻度以上に使うのは控えましょう。高頻度でパックをすると、肌トラブルの原因につながる可能性があります。
フェイスマスク・パックを高頻度で使うのが心配な人は、使用方法の頻度を超えないように、週1・2回のスペシャルケアとしての取り入れるのがおすすめです。
もっと詳しい説明などは、以下の記事をチェックしてくださいね。
監修者
医師(Original Beauty Clinic GINZA)佐藤玲史皮膚の角質層は10~30%の水分を含んでおり、その水分が外部刺激を防いで肌内部のうるおいを保ちます。しかし、水分量が過剰になると、角質層の細胞間脂質が流出しやすくなり、バリア機能が低下する可能性があります。そのため、肌の水分量は適度に保つことが大切です。
敏感肌の人がフェイスマスク・パックを使うときの注意点は?
敏感肌の人がフェイスマスク・パックを使うときは、パッケージに記載されている使用時間を守るようにしましょう。使用時間が長すぎるとフェイスマスク・パックが乾燥し、かえって肌のうるおいを奪ってしまう可能性があります。
使用時間を守っても保湿力が物足りないと感じる場合は使用時間を延長するのではなく、シートを剥がしてから化粧水を重ね塗りすると良いでしょう。
監修者
医師(Original Beauty Clinic GINZA)佐藤玲史敏感肌の人は、化粧品などのアイテムを選ぶ際に、より慎重な選択が必要です。本記事を参考にして、フェイスパックのきちんとした選び方を知り、また使用法や使用頻度にも気を付けることで、より良いスキンケアを実現させましょう。
そのほかのおすすめスキンケアアイテムもチェック!
すこやかな肌をキープしたい人は、毎日のスキンケアアイテムにもこだわりましょう。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめの敏感肌でも使いやすいアイテムを紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。
この記事で紹介した商品
商品画像 | 商品情報 | 参考価格 | 評価 | 特徴 | 商品リンク |
---|---|---|---|---|---|
ピュレア クリアエッセンスマスク | 660円〜 |
| シートが極薄で、柔らかく透けてて、密着力はかなり⭕️ | 詳細を見る | |
クリアターン ごめんね素肌マスク | 660円〜 |
| 肌に触れている凸凹面で顔をふき取れば、 不要な角質も取り去り、つるんとした肌へ♪ | 詳細を見る | |
ルルルン ルルルンプレシャス GREEN(バランス) | 550円〜〜 |
| 美容液もたっぷり含まれているし、使用後はとても潤ったお肌になっていました!✨👍 | 詳細を見る | |
クオリティファースト ザ・ダーマセンシティブ | 517円〜〜 |
| マスクを外した後の肌のつやんつやん具合も惚れました✨高コスパだから本当うれしい。 | 詳細を見る |
敏感肌の人は新しいアイテムの使い始めは慎重にしましょう。一度に大容量を買うのではなく、少なめのものを選ぶようにしましょう。