青汁を飲み続けた結果どうなる？デメリットや飲むタイミング＆おすすめランキング14選

大麦若葉やケール、明日葉や桑の葉などの葉物野菜を原料として作られている青汁。青汁は普段の食事で不足しがちな栄養素を手軽に補えるので、健康や美容目的としても人気の飲み物です。

今回は青汁を毎日飲み続けた結果、健康や美容にどんなメリットがあるのか解説します。

青汁には食物繊維が豊富に含まれているため、日々の生活に取り入れるとスムーズな毎日をサポートする働きが期待できます。

青汁の種類によってはカロリーが低いものがあるため、摂取カロリーを抑えながら必要な栄養素を摂取できるメリットもあります。また食物繊維が豊富な食べ物は胃や腸での滞在時間が長いため、満足感を得やすい傾向もあります。

ダイエット中は食事量が少なかったり偏った食生活になりやすいため、食物繊維が不足しやすくなってしまいます。ダイエット時の栄養補給のためにも、青汁を毎日の生活に取り入れるとよいでしょう。

さまざまな緑黄色野菜を絞って作られる青汁には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。そのため、健康や美容にうれしい成分を効率よく補いたい方は、毎日の生活に青汁を取り入れるのもよいでしょう。

βカロテンやビタミンCなどのビタミンは健康維持のために必要な栄養素です。また鉄分やマグネシウムなどのミネラルは、美容をサポートするのにも向いています。

ビタミンやミネラルのなかには、尿中に排泄されやすかったり消費されやすかったりする成分もあります。美容や健康維持のためにビタミンやミネラルを補いたい場合は、毎日の生活に青汁を取り入れ、食事でも摂取することを心がけておくとよいでしょう。

毎日の食事で不足しがちな栄養素を手軽に補える青汁。「青汁は効果ないって聞いたことがある」「肝臓に悪いって本当？」「青汁を毎日のむデメリットはある？」など気になる方もいるのではないでしょうか。

青汁は効果がない、肝臓に悪いなどの噂について解説します。

緑黄色野菜を絞って作られている青汁は健康や美容にうれしい飲み物ですが、医薬品ではなくあくまでも食品です。飲んだあとすぐに効果を感じられるものではないため、「青汁には効果がない」と思ってしまう人もいます。

青汁を飲む場合は即効性を期待せずに、習慣化させて飲みましょう。青汁を毎日の生活に取り入れることで、1〜3ヶ月後に効果を感じられる人もいます。

また効果を期待して、多量に摂取すると身体に不調をもたらす恐れもあるので注意が必要です。青汁を飲む際は適量を守って、飲むようにしておくとよいでしょう。

青汁は食品なので、医薬品のような効果を証明できるエビデンスはありません。

ただし特定保健用食品（トクホ）として販売されているものは、食品や関与成分について一定の効能があるとして科学的根拠が明らかにされています。

一定の効果を期待して青汁を選びたい方は、特定保健用食品（トクホ）の青汁から選ぶのもよいでしょう。

さまざまなメリットのある青汁ですが、大量に毎日飲むと健康に悪い影響を与える恐れがあります。

青汁を取り入れる際は、正しい飲み方で楽しみましょう。青汁を大量に飲むと起こるデメリットについて紹介します。

青汁は原材料が濃縮されているため、飲みすぎると栄養成分の過剰摂取になって肝臓に負担がかかる恐れがあります。

特に青汁に多く含まれているビタミンAやビタミンEなどの脂溶性ビタミン、鉄分や銅などのミネラルは、身体に蓄積されやすい特徴がある栄養成分です。

肝臓は栄養素を蓄えたり代謝したりする役割があるため、過剰に蓄積されると負担がかかってしまいます。

栄養素の過剰摂取にならないように、青汁を飲む際は適量を楽しみましょう。

野菜に多い栄養を手軽に補える青汁は飲み過ぎると、食物繊維の過剰摂取によって体調不良を引き起こす可能性があります。

体調を悪くしないためにも、一度に多量を飲むことは避けて適量を摂取するように心がけましょう。

青汁にはカリウムが豊富に含まれており、大量に摂取すると腎臓に悪影響を及ぼす場合があります。

腎臓は体内の余分な塩分や老廃物を、尿として体外に排泄する働きがある臓器です。過剰に摂取したカリウムは、腎臓の働きによって老廃物として排泄されます。

青汁を飲み過ぎると腎臓が余分なカリウムを一生懸命排泄しようとするため、負担がかかってしまいます。

特に腎臓の機能が低下している場合はカリウムがうまく排泄できないため、青汁の飲み過ぎには注意が必要です。体内のカリウム濃度が高くなってしまい、体調を崩す可能性もあるので気をつけましょう。

より効果的に青汁を飲むためには、おすすめのタイミングを知っておくのもよいでしょう。

青汁自体はあくまでも食品なので、医薬品のように飲むタイミングに決まりはありません。毎日の生活に取り入れるためにも、自分が飲みやすいタイミングで取り入れるとよいでしょう。

青汁は目覚めたあとのタイミングで飲むのがおすすめです。

起床後の青汁は睡眠時に失われた水分を補給できたり、スッキリとした毎日に導いてくれたりといったメリットがあります。

忙しい朝のタイミングで摂る朝食は、ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足しやすい傾向があります。普段から朝食を軽めに済ませてしまいがちな方や毎朝のスッキリ感がない方は、目覚めたあとに青汁を飲むとよいでしょう。

青汁は食事の前後など、食事のタイミングに合わせて摂取するのもよいでしょう。

青汁には食物繊維が豊富に含まれているため、食事と一緒に摂取することで満足感を得られることがメリットです。

コンビニや外食が多い方やダイエット時の栄養補給をしたい方、偏った食事になりがちな方は食事と一緒に青汁を飲むとよいでしょう。

青汁は、就寝前のリラックスタイムに飲むのもおすすめです。

青汁を温めて飲むことで、リラックスして眠りにつけるのでおすすめです。また美容目的として睡眠前にビタミンやミネラルを補給したい方は、青汁を取り入れるのもよいでしょう。

ただし砂糖や果物が含まれている青汁は、寝る前に飲み過ぎると血糖値を上昇させてしまう可能性もあるため飲む量には注意が必要です。就寝前のリラックスタイムに飲む青汁は、砂糖などの甘みが添加されていないシンプルなものから選ぶとよいでしょう。

普段から運動する機会がある方は、動いたあとのタイミングで青汁を飲むのもよいでしょう。

青汁は運動時に消費されやすいミネラルの補給に役立ちます。またビタミンが豊富に含まれているため、毎日の元気をサポートしたい方にもおすすめです。

スポーツや筋トレなどの運動をする方や汗をかく機会がある方は、運動のあとに青汁を取り入れてみてください。

青汁を健康維持のために飲むなら、毎日の生活に上手に取り入れ、食事と並行して継続的に飲むことが大切です。

とはいえケールや大麦若葉などを絞って作られている青汁は、青臭さが目立ちやすい特徴があります。

継続して飲むためにも、自分が飲みやすいと感じる青汁を探してみてください。また青汁には粉末タイプや飲料タイプなどさまざまな種類が存在しているため、飲むシーンに合わせて用意するのもおすすめです。

毎日の生活に取り入れやす青汁のおすすめランキングを紹介するので、自分に合った青汁を探してみてくださいね。

伊藤園の「ごくごく飲める 毎日1杯の青汁」はペットボトル容器なので、外出先でも手軽に栄養補給ができる青汁です。緑茶のようなあっさりとした後味なので飲みやすく、青汁独特の風味が苦手な方でも美味しく飲めます。食事と一緒に青汁を飲みたい方やかばんに入れて持ち歩きたい方にも向いています。

ヤクルトヘルスフーズの「私の青汁」は、抹茶のような味わいが楽しめる粉末タイプの青汁です。スティックタイプの個包装になっているので、外出時に持ち歩くことも可能。そのまま飲むだけでなく、牛乳や豆乳で割って飲んだりヨーグルトに加えて飲んだりしても美味しく飲めるのでおすすめです。

くらしリズムの「おいしい青汁」は大麦若葉やケール、桑の葉などの緑黄色野菜の葉以外にも、りんごやももなどのフルーツが配合されている青汁です。フルーツの甘みが加わることで、青汁独特の風味や味が苦手な方でも飲みやすく仕上がります。

山本漢方製薬の「大麦若葉粉末100%」は、食物繊維やカルシウム、鉄や葉酸、オメガ3などの栄養素を補給できる青汁です。個包装のスティックタイプで、外出時でも持ち歩きやすいメリットがあります。また大容量の青汁なので、分け合って使いたい方やこまめに摂取したい方にもおすすめです。

伊藤園の「毎日1杯の青汁 まろやか豆乳ミックス」は、はちみつと豆乳入りでほんのり甘く、まろやかな味わいを楽しめます。細胞の健康維持を助ける“ビタミンE”が摂取できる栄養機能食品なので、偏った食事になりやすい方や、ダイエット中の栄養補給にもおすすめです。

ユーワ(YUWA)の「おいしいフルーツ青汁」は、ジュース感覚で楽しめる青汁です。野菜独特の風味や味が苦手な方でも飲みやすいので、毎日の生活に取り入れやす青汁を選びたい方にも向いています。

シードコムス(Seed Coms)の「プラセンタ入り 輝きの青汁」は、プラセンタエキスや乳酸球菌、アミノ酸などの美容にうれしい成分が配合されている青汁です。美容目的として青汁を飲み始めたい方におすすめです。

ポリシー化粧品の「桑の葉美人」は、個包装のスティックタイプになっている青汁で外出時でも手軽に持ち歩けます。抹茶風味の味わいで飲みやすく、水にもさっと溶けやすいため青汁初心者にもおすすめです。

アサヒフードアンドヘルスケアの「フルーツ酵素青汁」は、野菜嫌いでも飲みやすい青汁です。青汁独特の苦味や青臭さが感じられにくいため、青汁初心者でも飲みやすくなっています。

ナチュラルサイエンスの「桑の葉フローラ青汁®」は、有機JAS品質の桑の葉を使用した青汁です。ベビーオリゴ糖や乳酸菌が配合されているので、スッキリした毎日を目指したい方にもおすすめです。

山田養蜂場（健康食品）の「はちみつ青汁」は、ローヤルゼリーや乳酸菌が配合された青汁です。ほどよい甘みが特徴的で、子どもから大人まで飲みやすくなっています。

日本薬健の「金の青汁® 白桃青汁×乳酸菌」は植物性乳酸菌が配合されているため、スッキリとした毎日におすすめの青汁です。さわやかな白桃の風味が加わって、飲みやすくなっています。

ヤクルトヘルスフーズの「ヤクルトの国産ケール青汁」は、国産のケールを使用した青汁です。独自のフレッシュマイルド製法で製造されているので、素材本来の味を楽しめます。

&WELLの「桑の葉茶 栄養丸ごと粉末タイプ」は、抹茶のような味わいを楽しめる青汁です。お湯と混ぜて温かい青汁として飲んだり、お菓子作りの材料として取り入れたりするのもよいでしょう。

そのほかにもおすすめの青汁をランキング形式で知りたい方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてくださいね！

青汁おすすめ人気ランキング

青汁には食物繊維が豊富に含まれているため、飲み過ぎると胃腸に負担がかかって下痢や便秘、吐き気などの消化器症状が現れる恐れがあります。一度に多量に飲むのは避けて、適量を守って楽しみましょう。

また青汁にはビタミンKや食物繊維、カリウムなどが多く含まれているため、薬との相性が悪い場合があります。薬を服用中の方が青汁を摂取する場合は、医師に相談してから飲み始めるとよいでしょう。

普段の食事で不足しやすいビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を手軽に補える青汁。青汁を飲み続けた結果、健康や美容をサポートしてくれることが期待されます。

しかし即効性は期待できないので、青汁を飲む際は継続して飲むことを意識しておきましょう。

毎日の生活に取り入れやすい味や形状、価格の青汁から選ぶこともポイントです。自分に合ったタイミングを見つけて、生活習慣に青汁を飲むことを加えてみてくださいね。