Gina 2018.4月号付録 ungridコスメ6点
780円
【グロス】
☆3色全てを通して
ツヤ消しグレーのパッケージがちょっと可愛いかな、と思っています。細身なので持ち歩きには困らなそう。
中のチップも固すぎず柔らかすぎずいい感じですが、小さめなので元々唇が厚めの人はちょっと塗りづらいかも。私は唇が薄めなのでちょうどいい感じ。伸びは良いので一発でひと塗りできます。雑誌の記載でも私個人の使用感としても、オススメは重ね塗り2回。程よくツヤと色が乗ります。
ボトルではかなりマットで発色良く仕上がりそうな色ですが、手に出すとどの色もかなり透け感があります。発色重視の方は単品使いだと物足りない感じがありますが、素肌感メイクや就活・出勤メイクには最高。ラメ感のあるベージュ以外は学校メイクにも良さそう。基本的に単品使いはナチュラルメイク向きです。
ただ、質感がお値段以上なことと引き換えに持ちはほぼ期待しない方がいいです。塗り直しは必須。
☆ベージュ
この中では一番肌色に近く、馴染みのいい色。ボトルで見た感じは血色感が失われそうな色ですが、つけてみると意外に透け感があり、大きめのラメが入っているのでナチュラルでふっくらとした唇に。ティッシュオフ程度ではラメが残る所は少し難点かも知れません。(キラキラだけ残る……)
☆ピンク
この中で一番可愛らしい色です。こちらもベージュ同様に外見よりずっと透明感のある発色。地の唇の色が透けるので、ほんのり血色感が乗るくらいの感じ。ラメは入っていないのにツヤと素肌感が程よく、流行りの透明感メイクに最適。
☆ブラウン
個人的に一番驚いたのがこちら。ブラウンリップは何度か挑戦していますが、どうにも血色が失われる感じが否めなかった所、こちらも他2色と同じく透け感の強い発色で程よくツヤが出て、元の唇を綺麗に、ボリューミーに見せてくれる感じ。こちらもラメは入っていませんが素肌感のあるメイクにはかなり良さそう。赤リップをポンポンと乗せた後に塗っても可愛いかも。
【ハイライト・ローライトパレット】
☆パレット
思ったより小さめです。500円玉よりふたまわりくらい大きいかな、というサイズ感に2色入っているので、ちょっと取りにくいかな…という感じは否めません。持ち運びには良さそう。
とはいえクリームタイプなので、指で取るのであればそんなに問題はないんじゃないかな、と思います。
発色はすごくいい!というわけではなく薄すぎない?というほどでもなくいい感じの薄付き。ハイライト、ローライトともにラメ感があって、動かすとツヤッとします。ローライトにラメ感?という人もいるかも知れませんが、このラメが上手いこと陰影を操ってくれそうな上品なツヤ感が出るのでいい感じ。アイシャドウとしても使えそうな濡れ感のあるスウォッチでした。
☆ハイライト
ゴールドっぽいベージュ系の色味で肌馴染みがかなり良いです。不自然に白っぽくなったりギラついたりする事なく程よいツヤを足してくれるので、仕上げのパウダーの前に鼻筋、おでこ、Cゾーン辺りに仕込むといい感じ。(私はリキッドファンデ→パウダーを使っています。)
ただ、色がベージュ寄りなので色白な人やピンクベージュ系のファンデーションに対しては少々扱いづらいのかも知れないです。スポンジ等で細かく馴染ませる必要があるかも知れません。
私は比較的オークル寄り(黄み系)の肌色で、ファンデーションも平均的(レブロンリキッドの201と202を使い分けて使用中)なので、とても扱いやすかったです。
☆ローライト
ローライトの方は少々明るめなので、自然な陰影をつけるのにいい感じ。同じく仕上げのパウダー前に頬骨の下や顎のライン辺りに仕込みます。ラメ感があるので私的にはノーズシャドウには向いていないかな、と思いました。あくまでコントゥアリング、ローライトという感じ。
個人的にすごくいいなと思ったのが、アイシャドウとしてもかなり優秀!ツヤのあるテラコッタに発色してとても好きです。この後紹介するピンクのアイシャドウと合わせて使うとピンクブラウンな目元になっていい感じ。
【クリームアイシャドウ】
☆パレット
前述のハイライト・ローライトパレットと同じサイズにピンクの単色が入っています。こちらは単色なので取るのにも困らず、持ち歩きにも最高。また付けた感じも上記と同様、程よい薄付きな感じなので、昼はナチュラルにブラウンメイク、夜はお出かけという時にポーチに入れておくと雰囲気チェンジに一役買います。涙袋にも使えるカラー。
☆ピンク
派手なピンクではなく、紫よりのくすみがかった淡いピンク。細かいラメでツヤ感も上品です。まさに桜カラーという感じ。薄付きなので、単色でも腫れぼったくならずに使えます。重ね塗りをすれば濃くなってくれるし、クリームタイプで指にとって使う感じなので調整もしやすいです。単色グラデにもいい感じ。
涙袋全体と、目頭側に少し多めにのせるとふっくらとして見えます。
どうしても腫れぼったくなってしまう、ピンクが似合わないという悩みがある人は前述の「ローライトをブラウンアイシャドウとして使う方法」にこちらを重ねると馴染みが良く、トライしやすくなると思います。
【ネイル】
☆ボトル
ボトル自体はかなり小ぶり。まあ付録ですからね…というサイズ感です。容量もそんなに多くなさそう。ハケは個人的にもうちょっと太いといいかな、と思いました。
☆パープル
春・秋辺りの季節で使えそうな、柔らかいパープル。赤みのあるぶどう色といった感じで、春色にしては深みのあるカラーなのでアクセントになりそう。乾きはそんなに早くないかな、と思いましたが、ツヤっとした仕上がりになります。(スウォッチは撮り忘れ)
【評価】
全体的にナチュラルメイク向きのものが多く、持ちやサイズ感に少々難を感じる部分はありましたが、私的にはかなり使いやすくて好きです。春メイクでも使い回そうかな、と思っています。これだけ入って780円なら雑誌の付録としてはかなりお手頃、優秀だと思います。特にグロス3色とローライトに関しては使いやすさが天井知らずで普通に販売してほしいくらい!素肌感のある軽やかなメイクがベターな春にはちょうどいいコスメだな、と思いました。
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