UZU BY FLOWFUSHI MOTE MASCARA™ (モテマスカラ) VOL.7の口コミ - 追記： なんとアイシャドウを変えたら日中ボロボロ落ちるようになってしまった！

追記： なんとアイシャドウを変えたら日中ボロボロ落ちるようになってしまった！ クリームタイプからパウダータイプに変更したのだが、摩擦が増したのか？ 少々の油分がいい方向に働いていたのだろうか。わからないが、ともかくアイシャドウが変わったくらいでこうでは使い物にならない。 そういうわけで評価を変更し、理想のマスカラを探す旅に戻ります。憐れな私のために祈ってくれ。 以前のレビュー： 正直ここ最近で使ったものの中で一番ストレスフリーかもしれない。 私が使用しているのはVol.7（これ、商品としての登録を別々にしてくれたらいいのにね）。 コームタイプの、ミントグリーンで細身の竹を一節切ったようなパッケージのやつだ。 私はここ最近、終わらないマスカラジプシーとしての生活に疲弊しきっていた。 ウォータープルーフマスカラも私の味方ではない。目薬によってパンダになってしまうのだ。かと言ってフィルムマスカラはもっと落ちることはわかりきっていた。 で、不意に手にとったのがモテマスカラであった。まつ毛美容液と同じ棚にあったのだ。 裏を見てみるとウォータープルーフと書いてある。『水、湿度、皮脂に強く』と明確に書いてある。マジか？？？？？？？ フィル厶マスカラがウォータープルーフを謳うことはいちいち目くじら立てるほどでもないから見逃されている詐欺の一つであると信じてやまない私は、「あそう。じゃあ試してみようじゃないの？」と買ってきたわけだ。 結論から言うと、まあ、完璧なウォータープルーフではない。 一日の間、合計十粒くらいは胡椒のような黒い粒が目の下につく。が、これは目薬をかなり頻繁に注す私のまつげ周辺環境からするとかなり少ないと言える。オペラなんかご覧よ、目薬注すと目の下が海苔散らしたみたいになるわよ。 最近、目薬を目尻から流し込むように注し方を変えたのでそれが功を奏しているのかも知れないが、ともかくこれなら十分許容範囲だ。ちょっと取るだけでいい。パンダになって不健康そうな面を晒すよりはかなりマシだ。 それもおそらく取れているのはほとんど下睫毛なのだろう。上睫毛は朝仕上げた時とさほど印象が変わらないのだから大したものだ。また、私は目にゴミが入るとめちゃくちゃ痛みを感じるのだが、それもないことから、やはり上睫毛はほとんど落ちていないと考えて差し支えなかろう。 さて、しかしセット力はない。 セット力とはなんだと思われる方が多かろうが、睫毛を上がった形のまま固めるというか、ビューラーで作った形を保持する能力を指したい。カールキープ力じゃん、と思ったかもしれないが、違うのだ。乾いてしまいさえすればカールキープ力はあるのだ。先程『上睫毛は朝仕上げた時とさほど印象が変わらない』と述べたとおりだ。 ただ、フィルムタイプの宿命、塗ったときにビューラーでつけたカールが伸びちゃう問題はこのマスカラにも備わっている。ぎゅいんぎゅいんに上げた睫毛が、塗るとするするとおりてきて、「まあ…ナチュラルといえば…」という程度になる。そしてその後はその形のままキープされる。 これは嫌な人はめちゃくちゃ嫌だろうなと思う。私はナチュラルメイク派なので別に良いのだが、天に届かせたいぜ！みたいな人にはあまりおすすめできないかもしれない。 なお肝心の仕上がりだが、なんというか繊細にシャープだ。 睫毛は際立つが、下品なボリューム感はない。コームゆえの先細りの束になる、あの感じである。一本一本セパレートとは言えないが、派手ではない割に、アイラインを引かなくてもいいほどぱちっとインパクトがある。艶があるせいだろうか。不思議だ。 なお、コームを引き出し、そのまま片目分を塗るのではなく、両目に液を分けるように塗ることをおすすめする。そうしないとちょっと束になりすぎる感がある。これに関してはあんまりティッシュオフは効果がない。乾きはそれほど早くはないので、焦らず睫毛を梳かしていくと、きれいな仕上がりになる（ただ、当然この乾きの遅さ、まどろっこしさが嫌な人も多いと思う）。 下まつげもいい感じに伸びるぞ。 また、これは予想だにしていなかったことだが、これを着けている日はやや眼精疲労がマシな気がする。 私はハードレンズユーザーで、化粧品の相性やら身体のコンディションやらの影響で夕方くらいになるとレンズが曇って困ることがよくあった。が、これを使っている日は、家に帰るまで視界がクリアである。不思議だ。エンドミネラルなるものの効果なのか、単に私の目に相性が良いのか、あるいは前任のマスカラが悪かったのか…わからないが、ともかく助かる。 なお、オフはめちゃくちゃ簡単である。 私は夜、 ①クレンジング、そしてすすぎ ②シャンプーとコンディショナー、そしてすすぎ ③洗顔、そしてすすぎ ④体を洗う の順で処理を行うが、③のすすぎの時点で軽く睫毛を撫でるともう全部ボロボロになって取れる。かなり楽だ。 まあお湯をかけて即座に落ちはしないが、むしろそれは日中の落ちにくさとの絶妙なバランスをとった結果そうなのであろう。許せる。 そういうわけで、 睫毛はぎゅんぎゅんにカールしてなきゃ嫌！と言う方、もうずっと泣いてるとか汗をかいてる（多分それだと落ちます）という方、睫毛は色素薄くて可愛い感じにしたいとお考えの方にはあまりおすすめできないが、 ナチュラルな印象が好きで、クレンジングが楽な方がよく、目元にはインパクトがほしい方にはおすすめ出来ると思う。 まあ完璧ではないけどね。それでも十分、良品と呼ぶに値すると思います。