馬油シャンプーの魅力とは？おすすめ商品7選を口コミとともに紹介！

まずは、馬油シャンプーがどんなものか特徴を見ていきましょう。なぜスキンケアに良いのか、シャンプーに含まれているとどのような効果があるのか、おすすめポイントをご紹介します。

馬油シャンプーとは「馬油」が含まれているシャンプーのことで、髪のぱさつきや頭皮のニオイ、フケなどが気になる方におすすめです。

馬油（バーユ・マーユ）は、馬の油脂を原料としていて、主に馬のたてがみや腹部、尾の付け根辺りの皮脂脂肪から採取されます。

馬油の構造は人間の皮脂の構造にとてもよく似ているといわれており、肌なじみがいいことからシャンプー以外にも、スキンケアアイテムなどにも使われることがある成分です。

とくに、馬のたてがみの下層脂肪層からは、ANP（心房性ペプチド）という保湿力の高い成分が含まれる「こうね馬油」という貴重な馬油が採れます。この保湿成分は、馬油シャンプーに配合される成分としても最適です。

前述したとおり馬油は、人間の皮脂の構造に似ていて肌になじみやすいことが特徴です。馬油は他の動物性油脂よりも融点が低く、やわらかいので肌にのせたときの伸びがよく、スキンケアに向いています。

肌にうるおいを与えるだけでなく、メイクや皮脂を浮かせて落としやすくする効果もあるため、界面活性剤が配合されたクレンジングが苦手な方にも使えるクレンジング剤としてもおすすめです。

また、馬油は顔・髪・体など全身に使えるだけでなく、赤ちゃんにも使えるので、ひとつあれば家族そろって全身の保湿ケアができます。

ここでは、馬油シャンプーに期待できる効果やメリット、デメリットはあるのか？を見ていきましょう。

馬油シャンプーの大きなメリットは、頭皮環境が整うことです。

馬油は肌を保湿するだけでなく、髪の水分が蒸発するのを抑えてくれるので、内側からうるおいのある美しい髪に整えてくれます。また、馬油の保湿効果で頭皮もうるおうので、乾燥やかゆみを抑える効果も。

馬油シャンプーは、肌への負担を軽減しながらシャンプーできるので、頭皮環境が整います。

また、馬油は活性酸素の働きを少なくすることから、エイジングケア※としての効果も期待できます。若々しい印象の髪に整えたい人におすすめです。

※年齢に応じたケア

馬油シャンプーのデメリットとして挙げられるのは、以下の2点です。

馬油シャンプーは保湿力が高いため、しっかりと髪をすすがないとべたつきを感じてしまうことも。馬油シャンプーを使用する際は、シャンプーした後にすみずみまでしっかりすすぐことを忘れないようにしましょう。

馬油シャンプーは毎日使えるアイテムですが、原料の馬油にコストがかかるため、一般的なシャンプーに比べると値段の高い商品が多いことがデメリットです。

また、馬油シャンプーとして販売されている商品は、一般的なシャンプーに比べると種類が少ないため、選択肢が限られることがデメリットになることも。

ここでは、馬油シャンプーを選ぶ3つのポイントについて紹介します。選ぶポイントをチェックして自分にぴったりの馬油シャンプーを見つけてください。

まずは、シャンプーの使用感や仕上がりの決め手となる洗浄成分を確認してみましょう。シャンプーの洗浄成分には、洗浄力の強い「高級アルコール系」や、肌への刺激が弱めの「アミノ酸系」「タンパク系」などさまざまなものがあります。

馬油シャンプーでおすすめの洗浄成分は、肌と同じ弱酸性の「アミノ酸系」です。

アミノ酸系洗浄成分のなかでもさまざまな成分があり、仕上がりの好みや髪の悩みに合わせて選ぶと◎主なアミノ酸系洗浄成分と特徴は以下です。

アミノ酸系洗浄成分のなかでも、洗浄力の強さやダメージ毛に向いているものなど、それぞれに違いがあるので自分に合う洗浄成分のものを選びましょう。

アミノ酸系洗浄成分が配合されている馬油シャンプーを使って、泡立ちに物足りなさを感じる場合は、泡立ちがよく、洗浄力が高い高級アルコール系成分（ラウレス硫酸・ラウリル硫酸）が配合された馬油シャンプーもチェックしてみてください。

ココイルグルタミン酸Naは、アミノ酸系洗浄成分のなかでもおだやかな洗浄力の成分で、皮脂を取りすぎないので乾燥肌の方におすすめです。ただし、泡立ちは弱めなので、シャンプーの泡立ちを重視する人は注意しましょう。

ラウロイルメチルアラニンは、弱酸性でマイルドな洗い心地のアミノ酸系洗浄成分です。泡立ちがとてもよく、洗い上がりはさっぱりします。

ココイルメチルタウリンは、ベビーシャンプーにも使われるほど、刺激の少ない洗浄成分です。髪のダメージが気になる人や、ヘアカラーの退色が気になる人におすすめ。

ココイルグリシンK は、アミノ酸系洗浄成分のなかでは洗浄力が高く、皮脂もしっかり洗い流すのでさっぱりした洗い上がりが好きな人におすすめです。

ラウロイルアスパラギン酸は、ベビーシャンプーに使用されることもある洗浄成分でありながら、ほどよい洗浄力もあるバランスのとれた成分。泡立ち・泡切れともによいのも特徴です。

馬油シャンプーを選ぶ際は成分表示をチェックして、最初の方に馬油が記載されているものを選びましょう。商品に記載されている成分表示は、配合量が多い順番に記載されているので、馬油が最初の方に記載されているシャンプーは馬油の配合量が多い証拠です。

また、自分に合う馬油シャンプーを選ぶためには、馬油以外の配合成分もチェックしてみましょう。

たとえば、髪のパサつきが気になる方は、保湿成分が多く配合されているものがおすすめです。馬油シャンプーに配合されていることが多い主な保湿成分は以下です。

そのほかにも、馬油シャンプーにはさまざまな成分が含まれています。馬油シャンプーのメリットを最大限に活かすためにも、他の成分もチェックしておくことが大切です。

馬油シャンプーを選ぶ際は、成分表示もチェックしてみてください。

馬油シャンプーは、毎日使い続けることで徐々に頭皮環境が整い、健康的な髪に導いていく効果があります。そのため、ある程度の期間は使い続けることが大切です。

しかし、馬油シャンプーは配合されている成分や容量によって、価格帯も1,000円以下～3,000円以上とさまざま。大容量でコスパがいい商品や、詰め替え用も販売されている商品など、リピート買いしやすいものもあります。

高価なシャンプーだと続けられないので、馬油シャンプーを選ぶときは、続けやすい価格かどうかも忘れずチェックしましょう。

ここからは、おすすめの馬油シャンプーを7つ紹介します。それぞれの特徴や、実際に使用した人の口コミもあわせて紹介します。

馬油シャンプーで有名な「熊野油脂」の馬油シャンプーは、地肌への負担が少ないノンシリコンタイプ。洗浄成分として、高級アルコール系のラウレス硫酸Naが配合されているので、泡立ちがよく洗い上がりはさらさらになります。

• 泡立ちのいい馬油シャンプーがほしい
• さらさらした洗い上がりが好き
• コスパのいい馬油シャンプーがほしい

という方におすすめの馬油シャンプーです。

保湿成分として椿オイルが配合されているので、ツヤのある髪に導いてくれるのも嬉しいポイント。また、馬油シャンプーのなかではお手頃価格なので、続けやすいでしょう。

温泉など旅先で見かけることが多い「アズマ商事」の馬油シャンプーは、一度は目にしたことがある方も多いのでは？　アミノ酸系洗浄成分が配合されたやさしい使い心地と、洗い上がりのならめかさが人気の馬油シャンプーです。

• 髪のパサつきが気になる
• なめらかな洗い上がりが好き
• 詰め替え用もある馬油シャンプーがほしい

という方におすすめの馬油シャンプーです。

馬油成分がハリとコシのある髪に導き、パサつきがちな髪もしっとりまとまります。400mlと1000mlの2サイズ展開と、大きいサイズの詰め替え用もラインナップされているので、使い続けやすいのも魅力です。

ウーマシャンプープレミアムは、馬油成分以外に保湿成分の海藻エキスや、25種類の生薬エキスが配合されているシャンプーです。アミノ酸系洗浄成分で頭皮の余分な皮脂を洗い流します。

• 頭皮のべたつきやフケが気になる
• 頭皮環境を整えたい
• きしみにくい馬油シャンプーがほしい

という方におすすめの馬油シャンプーです。

ノンシリコンタイプですが、馬油や保湿成分が配合されているのできしみにくい使用感。また、有効成分グリチルリチン酸2Kがフケやかゆみを防ぎ、頭皮環境をサポートしてくれます。男性向けのシャンプーですが、頭皮環境を整えたい女性にも◎

純ケミファの馬油シャンプーは植物セラミドが配合されていて、髪にうるいおいを与えながらまとまりのある髪になれる馬油シャンプー。

• 髪のダメージが気になる
• 刺激を抑えてすっきり洗いたい
• 香りのいい馬油シャンプーがほしい

という方におすすめの馬油シャンプーです。

高級アルコール系洗浄成分の「ラウレス硫酸」と、マイルドな洗浄力で刺激が少ないベタイン系洗浄成分の「コカミドプロピルベタイン」が配合されているので、肌への刺激を抑えながらも洗浄力と泡立ちが良いのが魅力。

フルーティーフローラルの香りで、心地よいシャンプータイムを演出します。

エムエーシャンプーは主に植物由来の洗浄成分が使用されており、子どもも使用できるので家族みんなで使える馬油シャンプーです。

• 家族みんなで使いたい
• 髪のダメージが気になる
• 柑橘系の香りが好き

という方におすすめ！

配合されているアミノ酸系洗浄成分の「ココイルメチルタウリンNa」は、ベビーシャンプーや敏感肌用にも使用される成分です。

ヘアカラーなどのダメージが気になる髪もやさしく洗い上げ、ツヤとうるおいを与えてくれます。馬油特有の香りはあまりせず、柑橘系のさわやかな香りがするのも推しポイントです。

こうね馬油ナチュラルシャンプーは、名前の通り保湿力の高い「こうね馬油」が配合された馬油シャンプーです。こうね馬油は、動物性油脂のなかでもっとも人間の皮脂に近い成分といわれており、しっかり保湿してくれます。

• 保湿力が高い馬油シャンプーがほしい
• 1本でケアできる馬油シャンプーがほしい
• 香りのいい馬油シャンプーがほしい

という方におすすめの馬油シャンプーです。

リンス不要なのに、しっとりうるおう髪に洗い上げてくれるのは嬉しいですね。アミノ酸系洗浄成分を使用しているので、頭皮への刺激を抑えながらシャンプーできます。

また、ラベンダー・ローズマリー・オレンジの精油の香りによって馬油本来の香りが気になりにくく、心地よく使用できます。

オイルケアシャンプー潤馬は、皮脂を落としすぎず頭皮と髪のうるおいをキープしてくれる馬油シャンプーです。保湿力が高いので、頭皮のかさつきやかゆみが気になる人にぴったり。

• 頭皮のかさつきやかゆみが気になる
• アミノ酸系で泡立ちのいい馬油シャンプーがほしい
• ツヤのある髪になりたい

という方におすすめの馬油シャンプーです。

アミノ酸系洗浄成分を使用していますが、泡立ちがいいのもうれしいポイントです。洗い上がりはサラサラで、ツヤ髪に仕上がりますよ。

1. シャンプー前にしっかりブラッシングする
2. 1～2分、予洗いする

馬油シャンプーを使うときには、シャンプーの前にブラッシングをして髪表面についた汚れを落としましょう。

シャンプーをする前には、地肌をマッサージしながらシャワーで1～2分予洗いします。この予洗いが馬油シャンプーの効果を高めるポイントです。

洗い残しはべたつきの原因になるので、シャンプー後はしっかりと髪をすすいでシャンプーを洗い流すようにしましょう。

馬油シャンプーのメリット・デメリットや自分に合う馬油シャンプーの選び方、おすすめ商品を紹介しました。馬油シャンプーは頭皮と髪を保湿し、頭皮環境も整えてくれます。髪や頭皮に悩みがある方は、ぜひこの記事を参考に馬油シャンプーを試してみてください。