電動フォームローラーとは?どんな人におすすめ?
電動フォームローラーとは、表面に凹凸がある円柱状のローラーに首・腰・お尻など体の一部をのせ、振動によってケアできるストレッチアイテムのこと。電動で振動するので自分で動かさなくても良い点が、普通のフォームローラーとの大きな違いです。
電動フォームローラーは日常的に体をほぐすのに役立つため、立ち仕事をしている人やデスクワークをしている人におすすめ。運動前のストレッチとして取り入れればケガの予防にもなるので、スポーツ・運動などをしている人にも役立ちます。
手軽さや効率を重視する人や、普通のフォームローラーをうまく使いこなせない人にもぴったりの電動フォームローラーがあれば、自宅で簡単にセルフボディケアができますよ。
自宅で手軽にボディケアできる!自分に合った電動フォームローラーの選び方

電動フォームローラーで手軽にホームケアしたいなら、目的に合った商品を選ぶことが大切です。形状や硬さ、サイズなどの5つのポイントから自分に合ったタイプを選びましょう。
①凹凸の形状によって刺激の強さは異なる!自分に適したタイプを選ぼう
ローラー表面の凹凸は、商品によってさまざま。凹凸の形状によって刺激の強さも異なるため、自分に合ったタイプを選びましょう。
初心者:凹凸の形状がなめらかなタイプがおすすめ
初心者は「凹凸がなめらかなタイプ」がおすすめ!手でほぐしてもらっているようなほど良い刺激感が特徴です。圧迫する面が広く圧力が分散されるので、強い刺激が苦手な人に向いています。やさしい力加減が心地良く感じられるでしょう。
強い刺激が好みの人:凹凸の形状が鋭いタイプがおすすめ

しっかり揉みほぐしたい人や強い刺激感が好みの人は、「凹凸が鋭いタイプ」を選びましょう。なめらかなタイプに比べて、気になる部分など局所に刺激を与えやすいのが特徴です。ローラーを転がすときに力加減を自分で調節して、心地良いポイントを見つけやすいのも◎
②やわらかめor硬め?好みの硬さのものを選ぼう

電動フォームローラーは、商品によって硬さが異なります。電動フォームローラーに慣れていない人や初心者はやわらかめ、しっかりと刺激したい人は硬めのものがおすすめです。
電動フォームローラーの主な素材には、「EVA(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)」や「発泡ポリプロピレン」といったプラスチックが多く使われています。ただし、同じ素材でも商品によって硬度が異なるため、商品説明欄をチェックして自分に合ったベストな硬度のものを選びましょう。
また、実物を確認してから購入するのも商品選びで失敗しないための大切なポイント。実物を確認できない場合は、LIPSなど口コミサイトのレビューを参考にしてくださいね。
③部位や目的に合わせたサイズかどうかもチェックしておこう

電動フォームローラーはサイズもさまざまです。使いたい部位や目的にぴったりの使いやすいサイズのものを選びましょう。
- 30cm前後:肩甲骨やふくらはぎなどさまざまな部位に使いたいとき
- 60cm以上:全身のストレッチやエクササイズに
30cm前後のものは、どの部位にも使いやすいため汎用性があります。コンパクトなので、ジムのレッスンや外出先への持ち運びにも便利ですよ。長さ60cm以上のものは、全身のストレッチやエクササイズに向いています。仕事・家事・育児などで頑張った体を広範囲にわたって手軽にほぐしたいときにも◎
④振動パワーやスピード調節機能があるかもポイント
効果的に電動フォームローラーを使いたいなら、「振動パワー調節機能」や「スピード調節機能」などのプラスアルファの機能もチェックすることが重要です。振動パワーやスピードを細かく調節できるものなら、その日の体調に合わせてストレッチ・エクササイズができますよ。
⑤アシストカバーが付いているものなら広範囲もケアしやすい
アシストカバー付きの商品は、背中・腰・首・肩など、自分では手の届きにくい気になる部分のケアのサポートに役立ちます。手を離して電動フォームローラーを使えるので、立っている状態でも使えますよ。ストレッチより、ほぐす目的で使いたい人におすすめです。
⑥連続稼働時間が長いものなら充電の手間を省ける!
電動フォームローラーは、充電が必須。最大連続稼働時間の長い商品なら、頻繁に充電をする手間が省けます。最大連続稼働時間は商品によって異なるため、パッケージなどで確認しておきましょう。持ち運んで使用するときに、何度も充電しなくて済みますよ。
【悩み別】電動フォームローラーの効果的な使い方
ここからは、悩み別に電動フォームローラーの効果的な使い方を紹介します。気になる部位のケア方法をチェックしてくださいね。
首を伸ばしたい人におすすめの使い方

長時間のデスクワークやスマホ操作のあとなどに首を伸ばしたい場合は、電動フォームローラーの上に首の後ろをのせ、頭を左右に動かしてほぐす使い方がおすすめ。このとき、ゴリゴリした部分があれば、上を向くようにして筋肉を縮めましょう。
首の横は横向きに寝るようにして、横首の下にフォームローラーを置きます。仰向けと同じように、頭を左右に動かしほぐしましょう。ほぐしているときは、ゆっくりと深呼吸をしながら行うことも忘れずに。
肩(周り)をケアしたい人におすすめの使い方

電動フォームローラーを使って肩(周り)をケアしたい場合は、「肩甲骨」「首」「脇」の3ヶ所に重点を置いてケアするのがポイントです。電動フォームローラーが肩甲骨の内側に当たるように置き、お尻を浮かせた姿勢で肘を前後上下に大きく動かします。肩の位置を下げる・肩甲骨を内側に寄せるイメージで行うと、やりやすいですよ。
首は電動フォームローラーを横向きにして首を置いたら、顔を左右に動かします。首の角度を少しずつ変えながらほぐしていきましょう。首をほぐしたら電動フォームローラーを再度肩甲骨まで移動させ、後頭部で手を組んだ姿勢で上下に転がします。肘が開かないように意識しながら、肩の後ろ側をほぐすイメージで行うと◎
脇をほぐす場合は、体勢を横向きにして電動フォームローラーを脇の下に置き小刻みに動かしましょう。痛みを感じる場合は、体重をのせるだけでもOK! 無理のない範囲で少しずつ行ってください。
お腹周りが気になる人におすすめの使い方

お腹周りが気になる場合は、「腰回り」と「お腹全体」にアプローチしながら2ステップでリフレッシュしましょう。電動フォームローラーを横向きに置いて腰に当て、腰回りを緩めていきます。
次に、体勢をうつぶせに変え、お腹全体に電動フォームローラーを当てたまま、深呼吸を行いましょう。このとき、肋骨には当たらないように注意してください。ほぐれてきたと感じたら、お腹の上部・中部・下部と場所を変えて伸ばしましょう。
腰をケアしたい人におすすめの使い方

反り腰や姿勢の悪さで腰に負担がかかっている人は、日頃から腰をしっかりケアしましょう。電動フォームローラーを横向きに置き腰に当て、お尻を上げて上下に動かします。次に腰の下にフォームローラーを置き、両膝を揃えて左右に動かしましょう。
より圧をかけて行いたい場合は、両膝を揃えて両腕で抱き込むようにしてお尻を上げると◎ スピーディに動かすのではなく、ゆっくりと行うのがコツです。
電動フォームローラーに関するよくある疑問
電動フォームローラーに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
電動フォームローラーを使うときの注意点は?
注意点
- 説明書に記載されているとおりの使用方法や時間を守る
- 厚手のマットやヨガマットを活用する
正しい使用方法や時間を守らないと体に負担がかかったり、フォームローラーが破損したりする可能性があります。また、防音や床へのキズ防止のため、ヨガマットを敷くのがベターです。
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電動フォームローラーの使用頻度やタイミングは?
電動フォームローラーの使用頻度は毎日でもOK!継続的に行うのが好ましく、タイミングは朝や夜など時間のあるときで問題ありません。継続することが体をケアするうえで重要になるため、自分の続けやすいタイミングを見つけましょう。
朝に使用するとリフレッシュになるので、気持ちの良い一日をスタートさせるのにぴったり。夜は体が温まっているお風呂上がりや、寝る前のストレッチとして取り入れるのがおすすめです。
自宅で体を動かすなら!そのほかのフィットネスアイテムもチェック
自宅で体を動かして健康的な生活を目指したい人は、ヨガマットなどそのほかのフィットネスアイテムにもこだわりましょう。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめの人気商品を紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。