そもそもアイブロウパウダーとはどんなアイテムなのか、特徴を押さえましょう。

アイブロウパウダーは粉状のアイブロウで、眉メイクが苦手な人でも使いやすいのが特徴です。複数の色が入っているパレットタイプが主流で、色の濃淡を調節しやすいため、眉毛の箇所によって薄い色・濃い色を使い分けて自然なグラデーションを作れることがメリット。

色がふんわりのるので、比較的失敗しづらく自然な立体感のある眉に仕上げられますよ。

アイブロウパウダーは、眉毛の広い範囲にふんわりとナチュラルに色をつけられるのが特徴。垢抜け眉を作るには必須のアイテムで、ふんわりとやわらかい印象の眉に仕上げたい人にぴったりです。アイブロウペンシルやリキッドアイブロウとは、仕上がりが異なります。

「アイブロウペンシル」は、描き足したい部分にピンポイントで使えるうえ、眉尻もキュッと細く描けるのが特徴。地肌にも色付きやすく、アイブロウパウダーに比べて落ちにくいので、自眉が薄くてしっかり眉に仕上げたい人におすすめです。

「リキッドアイブロウ」は、細い筆で1本1本繊細に描き足せるアイテム。眉メイクアイテムのなかでは落ちにくい特徴があります。よりキレイなアイブロウに仕上げたいなら、アイブロウパウダーとアイブロウペンシル・リキッドアイブロウを組み合わせて使うのもおすすめ。

おすすめのアイブロウペンシルとリキッドアイブロウは、以下の記事でそれぞれ詳しく紹介しています。アイブロウパウダーとあわせて、ぜひチェックしてください。

アイブロウペンシルのおすすめ人気ランキング

リキッドアイブロウのおすすめ人気ランキング

アイブロウパウダーといっても種類やカラーがたくさんあり、「自分の眉に合うものが見つからない」とお悩みの人も多いのでは。垢抜けた印象の眉に仕上げるためにも、選び方を押さえましょう。

アイブロウパウダーには、パレットタイプ・チップタイプ・デュアルタイプの3種類があります。それぞれ特徴や使いやすさが異なるので、理想の眉や使い勝手に合わせて選びましょう。

左：@cosme777collector ／ 右：＠ankomochi_0201

パレットタイプのアイブロウパウダーは、複数のカラーを使いこなすことで立体感を演出できるアイテム。眉に自然なグラデーションを作りやすいことや、色の濃淡を調節しやすいことがメリットです。

色を細かく調節しやすいので、髪色に合わせやすいのも魅力。淡いカラーならノーズシャドウとしても使用できるものや、眉に色味を出すあざやかなニュアンスカラーが入ったものなど、さまざまなバリエーションの商品があります。

チップタイプのアイブロウパウダーは、しっかり肌に密着して発色が良いところが特徴。ボトルに入ったアイブロウパウダーを付属のチップで眉にのせていくだけ。チップはコシがあるため、パウダーなのにまるでペンシルで描き足すような感覚で眉メイクができます。

また、アイブロウパウダーのなかでもパウダーの粒子が細かいのも特徴。ふわっとしたやさしい印象の眉を描きたいときにおすすめです。

デュアルタイプは、片側がパウダー付きのチップ、もう片方がペンシルになったセットタイプ。ペンシルで足りない部分を描き足し、パウダーでぼかしながら眉全体に色付けすることで、自然な眉に仕上げられます。

コンパクトなサイズなので持ち運びしやすく、これ1本で眉メイクが完成するので外出先でのメイク直しもラクラク！

アイブロウパウダーには、さまざまな色があります。自分の髪色や自眉の色に合わせて選ぶと浮きにくく、自然に仕上がりますよ。髪色に合わせて自分に似合う色を選びましょう。

髪色と同系色のトーンのアイブロウパウダーを選ぶと、統一感のある自然な印象に仕上がります。ヘアカラーで髪色をチェンジしたら、眉メイクの色も髪色に合わせて選ぶのがポイントです。

垢抜けた雰囲気に見せたいときは、髪色よりも少し明るめのカラーを選ぶのがおすすめ。髪色より眉色が濃くなると眉が悪目立ちしてしまい、垢抜けない雰囲気になるので注意しましょう。

発色の良さは、自眉の濃さに合わせて選ぶのがポイント。自眉が濃くはっきりしている人は、シアーで軽やかな発色のパウダーがおすすめ。濃い眉さんがしっかり発色するマットタイプのアイブロウパウダーを選ぶと、毛と毛の隙間が埋まり、より眉が濃く見えてしまいます。

毛と毛の隙間を埋めすぎず、自然な眉に仕上がるパウダーを選びましょう。ただし、地肌への描き足しが必要な場合は、その部分のみアイブロウペンシルを使い、そのあとシアータイプのアイブロウパウダーを使用するとキレイに描けますよ。

眉は、顔の印象の7割を左右するといわれるパーツ。印象をよく見せるためには、長時間理想の眉メイクをキープすることが大切です。眉メイクが落ちてしまうと、眉がボサボサに見えたり、なんだか顔全体が疲れた印象に見えたりする原因につながります。

そのため、キレイな仕上がりをキープできる皮脂・汗・水・摩擦に強いアイブロウパウダーを選びましょう。

眉はメイク崩れしやすいパーツのため、落ちにくいアイブロウパウダーを使うことが大切です。もともと眉は、汚れ・汗・皮脂などが目に入るのを防ぐためにあるので、汚れや皮脂が溜まりやすい場所。

オイルが配合されたもの・粒子の細かいパウダーなら落ちにくく、キレイな眉をキープしやすいですよ。粒子が細かいパウダーは肌にしっかり密着して、自然な仕上がりが長持ちします。

しっとりしたテクスチャーのパウダーは、粉飛びしにくく乾燥崩れしにくいのが特徴。マットなドライ系パウダーは、皮脂に強いのが特徴な一方、乾燥肌には不向きです。

アイブロウパウダーは、肌質に合ったものを選ぶと落ちにくくなります。皮脂の分泌量が多く、ベタついて崩れやすい脂性肌の人には、皮脂吸着パウダーが配合されたものやマットな仕上がりのものがおすすめ。油分が多いタイプはヨレやすいので避けましょう。

乾燥肌には、パウダーが細かいものや保湿成分入りのアイブロウパウダーがおすすめです。粒子が粗いものは、キレイに肌にのらずムラになりやすいので注意しましょう。

環境・シーンに合ったタイプのアイブロウパウダーを選ぶと、より落ちにくくなります。暑い夏やスポーツをするときなど、汗をかくシーンではウォータープルーフタイプがおすすめです。

長時間メイクをキープしたいときは、肌への密着力が高いワックス配合タイプのものが◎ 皮脂崩れしやすい人は、ベースメイクを済ませたあとに眉のあたりを軽くティッシュオフしてからパウダーを重ねるとヨレにくくなりますよ。

以下の記事では、ウォータープルーフアイブロウのおすすめ人気ランキングを紹介しているので、チェックしてください。

ウォータープルーフアイブロウのおすすめ人気ランキング

アイテム選びに迷ったときは、人気ブランドのものをチェックしてみるのもおすすめです。ここでは、プチプラとデパコスに分けて人気のアイブロウパウダーを紹介するので、参考にしてください。

普段使いには、ドラッグストアで購入できる市販品がぴったり。100均のアイブロウパウダーも人気です。

KATE（ケイト ）「デザイニングアイブロウ3D」は、濃淡3色入りのアイブロウパウダーです。アイブロウブラシとノーズシャドウブラシ付きで立体感のある仕上がりに。レフィルタイプで、リピートしやすいですよ。

CEZANNE（セザンヌ）「ノーズ＆アイブロウパウダー」は、ノーズシャドウにも使える色を含んだ3色入りのアイブロウパウダーです。

皮脂吸着パウダーが配合されサラサラなテクスチャーのため、ベタつきが気になる人におすすめ。ベーシックなカラーから垢抜けカラーまで、カラーバリエーションも豊富です。

Visée（ヴィセ）「フラッフデザイン アイブロウパウダー」は、4色入りのアイブロウパウダーで、混ぜ方次第で自分にぴったりの色味を作れるのが特徴です。上の色から順番に使っていくと自然な眉を描けるので、初心者にもおすすめ。

DAISO（ダイソー）「KM アイブロウパウダー」は、ハイライトカラーにラメが入ったアイブロウパウダーです。淡い発色とラメのツヤ感で自然に立体感を演出できます。オレンジ系やピンク系など、こなれたカラーも揃っていますよ。

デパコスのアイブロウパウダーは、パッケージや成分にこだわったアイテムが豊富に展開されています。特別な日に使ったりプレゼントしたりするのにおすすめですよ。

JILL STUART（ジルスチュアート）「ブルームニュアンスブロウパレット」は、オイルコーティングされたパウダーのため粉飛びしにくく、しっとり仕上がるのが特徴。ふんわりとた発色でやさしい印象に仕上がります。ふたが鏡になっているので、メイク直しの際にも便利です。

Celvoke（セルヴォーク）「インディケイトアイブロウパウダー」は、繊細なラメが配合されているアイブロウパウダーです。いつもどおりに塗っても自然な立体感のある仕上がりに。眉メイクをすると、のっぺりした印象になったり濃くなったりする人におすすめです。

IPSA（イプサ）「アイブロウ クリエイティブパレット」は、赤とオレンジのニュアンスカラーがセットになっていて、髪色に合わせた色を作れるアイブロウパウダーです。描き方の説明も入っているので、初心者や眉メイクが苦手な人でも使いやすいのが人気のポイント。

SUQQU（スック）「3D コントロール アイブロウ」は、ブレンドしやすい濃淡3色入りのアイブロウパウダー。ふんわりとしたテクスチャーのパウダーはやわらかい発色で、自然な眉を描けますよ。

自然でやわらかい雰囲気の眉メイクに仕上げるには、アイブロウパウダーの使い方をチェック。自分に合う理想の眉を描くためにも、まずは正しいアイブロウの描き方を押さえましょう。

眉頭・眉山・眉尻の基本の位置を意識しながら描くことで、自分の骨格に合った眉に仕上げられます。それぞれの目安の位置に薄くしるしをつけてから描くのもおすすめですよ。

眉頭・眉山・眉尻の基本の位置をチェックしたら、アイブロウパウダーをブラシにとって描いていきましょう。目的や描く場所で使用するブラシを変えると、メリハリのある自然な眉に仕上がります。

1. 眉山から眉尻に、やや濃い色を斜めカットブラシでキュッと細くなるように描く
2. 眉中は、眉尻よりやや淡い色をラウンドブラシでふんわり色づける
3. ラウンドブラシに残っているパウダーを眉頭に軽くなじませる

最後に眉頭をスクリューブラシでぼかすことで、全体がふんわりとした自然な印象になります。輪郭がはっきりしすぎた部分も、スクリューブラシでぼかしてなじませましょう。

ここでは、自然な眉に仕上げるコツと、眉メイクを落ちにくくする方法を紹介します。

まずは、アイブロウブラシの使い分けをすることが大切です。同じアイブロウパウダーでも、使うブラシによって色付きが異なります。コシがある斜めカットブラシですべてを描いてしまうと、眉全体がベタッと濃く見えてしまうことに。

ラウンドブラシはふんわり自然に色付くため、濃くなりすぎるのを防げます。眉頭は薄く、眉尻に向けて自然に濃くすると立体感のある眉に仕上げられますよ。

また、地肌に色がうまくのらない場合は、無理にパウダーを重ねるのではなく部分的にアイブロウペンシルで描き足しましょう。パウダーは重ねれば重ねるほど、ベタッとして濃く見えてしまいます。

眉メイクを長時間キープするには、眉を描く前の下準備が大切。肌表面の不要な水分や油分をティッシュオフしてフェイスパウダーで肌表面をサラサラに整えておくと、眉メイクが描きやすく、描いた眉が落ちにくくもなるのでおすすめです。

アイブロウパウダーはペンシルやリキッドに比べるとふんわり仕上がる反面、落ちやすいことがデメリット。眉尻をはじめとした落ちやすい部分はペンシルやリキッドを使用するなど、アイテムを組み合わせると落ちにくい眉に仕上がりますよ。

アイブロウパウダーの使い方！初心者でも垢抜け眉毛が簡単にできる♡おすすめ商品紹介も

アイブロウコートのおすすめ人気ランキング

アイブロウパウダーに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。

アイブロウパウダーは眉の足りない部分を描き足すアイテムで、眉マスカラは眉を描いたあとに色味を変えるアイテム。単品使いもできますが、併用するのもおすすめですよ。「眉マスカラはしないほうかいいの？」という疑問や、人気の眉マスカラは以下の記事でチェック！

眉マスカラはしない方がいい？眉マスカラを使わないメイク方法＆パウダー・ありなし比較も解説

眉マスカラのおすすめ人気ランキング

質感が異なるため、アイブロウパウダーをアイシャドウとして使うのはあまりおすすめしません。しかし、商品によってはアイブロウとしてもアイシャドウとしても使えるとうたっているものもあります。

それぞれの商品の使い方を知ったうえで、うまく使い分けると良いでしょう。以下の記事では、アイブロウパウダーとアイシャドウの違いを解説しているので、参考にしてください。

アイブロウパウダーとアイシャドウの違いとは？代用・兼用は可能なのかも解説！【おすすめアイテムも紹介】

基本的には、付属のブラシを使用してOK。ただし、付属のブラシは商品によって使いやすいものもあれば、やや使い方にコツがいるものもあります。

また、付属ブラシはパレットに収まるサイズの持ち手が短いものが多いため、描きづらいことも。持ち手が長いブラシのほうがより描きやすいため、アイブロウブラシを単体で持っておくと便利ですよ。

他のアイブロウアイテムとアイブロウパウダーを組み合わせて使うと、よりキレイな眉に仕上がります。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめのアイブロウアイテムを紹介しているので、アイブロウパウダーとあわせてぜひ参考にしてください。

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