ケシミンにシミが消える効果はある？気になる口コミや商品ラインナップをご紹介

「ケシミン」とは、小林製薬株式会社から販売されている医薬部外品の薬用化粧品です。

代表的な「ケシミンクリーム」をはじめ、化粧水や美容液などもあり、スキンケア用品をケシミンシリーズでそろえることも可能です。また、男性向けの「メンズケシミン」シリーズもあり、こちらもクリームや化粧水、乳液など豊富なラインナップがそろっています。

ドラッグストアなどでも販売されており、気軽に手に取りやすい価格なので幅広い世代から人気を集めています。

ケシミンという商品名を聞くと「今あるシミを消してくれるの？」と期待する方も多いでしょう。しかし、ケシミンには今あるシミや傷跡、ニキビ跡などを消す効果はありません。

ケシミンの効果はあくまでも「シミ予防*1」で、ビタミンC誘導体*2がシミができる前にシミの元を分解*3するというもの。あらかじめシミができやすい場所や気になるスポットに使用することで、新しいシミを増やさないためのシミ対策*1ができます。おでこや目元、首などの顔周りに幅広く使えますよ。

また、ケシミンには保湿効果もあるので、シミ対策*1をしながら肌の乾燥ケアもできます。

*1メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

*2L-アスコルビン酸　2-グルコシド

*3シミの元が生成される過程でビタミンC誘導体*2の還元作用が働いて、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと

では、ケシミンの成分を詳しく見ていきましょう。

ケシミンには、ビタミンC誘導体*2(シミ抑制成分*1)・ビタミンE*3(血行促進成分)が配合されており、シミの原因であるメラニンの生成をおさえ、シミやそばかすを防ぎます。商品によっては、メラニン生成のはたらきを防ぐトラネキサム酸やメラニンの受け渡しを防ぐナイアシンアミドなども配合されています。

また、小林製薬が独自に開発した成分VホワイトC(ホオノキ抽出液＋プルーン酵素分解物＋セージエキスの複合成分)も配合されており、保湿効果も期待できますよ。小林製薬は、シミ予防技術向上のために徹底的な検証を重ね、有効な素材や成分を元に商品を開発しています。

*1メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

*2L-アスコルビン酸　2-グルコシド

*3トコフェロール酢酸エステル

そもそも、シミはなぜできるのでしょうか？

日焼けが主な原因と思われがちですが、他にもさまざまな原因があります。ここでは、シミができるメカニズムと代表的な原因をいくつかご紹介します。

紫外線による日焼けは、代表的なシミの原因です。紫外線を浴びると、シミの元となるメラニンが生成されます。メラニンは通常、肌のターンオーバーによって排出されますが、ターンオーバーの周期が乱れるとシミができてしまいます。

また、年齢を重ねるとターンオーバーの周期が乱れがちになるため、シミができやすくなることも。シミを増やさないためには、日焼け止めや日傘などの紫外線対策を徹底することが大切です。

紫外線対策におすすめの日焼け止めスプレーについて知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

日焼け止めスプレーおすすめ人気ランキング！紫外線吸収剤不使用も｜顔・髪・体の塗り方や失敗しない選び方

肌をこすりすぎるなどの間違ったスキンケアによる色素沈着もシミの原因となります。肌は摩擦を受けると自らを守ろうと表皮のメラノサイトからメラニンを過剰に生成します。その結果、色素沈着がおこりシミになってしまうのです。

上記のようなスキンケアは、肌の摩擦を増やしてしまうのでやめるよう心がけましょう。また、傷跡やニキビ跡も色素沈着しやすいので、できるだけ刺激を与えず、跡が残らないように気をつけることが大事。

さらに、乾燥した肌は刺激に弱く、摩擦によってシミができやすくなります。乾燥肌の人は、洗顔のしすぎなどで肌に負担をかけないよう気を付けることも大切ですね。

基本的なスキンケアについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

スキンケアの基本的なやり方を解説！美肌に導くおすすめスキンケア商品24選！

女性ホルモンのバランスが乱れると、メラニン色素を生成するホルモンにも影響を与えるため、シミの原因になります。

ホルモンが原因でできるシミを肝斑(かんぱん)と呼び、30代後半頃から増えてくるといわれています。頬骨あたりにできることが多く、紫外線由来のシミよりも輪郭が薄いのが特徴です。肝斑は紫外線によってさらに大きく濃くなることもあります。

また、偏った食生活により栄養素が不足すると、ホルモンの分泌に影響を及ぼします。シミや肌荒れを防ぐためにも、1日3食バランスよく食事をとることが大切です。そのほか、寝不足などの生活習慣の乱れも肌に大きな負担をかけるので、十分な休息を取るようにしましょう。

ストレスにより発生する活性酸素はメラノサイトを刺激し、メラニンの生成を促すためシミの原因となります。また、ストレスで自律神経が乱れるとホルモンバランスが崩れ、ターンオーバーが正常に行われずシミにつながってしまうことも。

自分なりのリラックス方法を見つけるなど、できるだけストレスを溜めないような対策も必要ですね。

顔にできるシミは事前に予防したいですが、できやすい場所はあるのでしょうか。以下はシミができやすい場所なので、ケシミンクリームを重点的に塗るのがおすすめです。

目の周りの皮膚は、他の場所にくらべて薄く繊細です。そのため、紫外線や摩擦によるダメージを受けやすくなっています。小林製薬の調査*によると、Cゾーンは額とくらべて1.6倍、頬は1.3倍シミの数が多いことがわかっています。

*小林製薬のシミ予防研究

頬骨により出っ張っている頬も、他の場所にくらべて紫外線のダメージを受けやすく、シミができやすいといわれています。30代頃から増えてくる肝斑(かんぱん)も、頬付近にできることが多いです。

小林製薬の研究*では、マスク接触部分も集中的にシミが増加することがわかってきました。小鼻の横や口角など、マスクでこすれる部分は特にシミができやすくなっています。

*小林製薬のシミ予防研究

ここからは、実際にケシミンシリーズの商品ラインナップのなかからおすすめ10選をご紹介します。

それぞれの特長や効果、口コミなどを詳しく見ていきましょう。

ビタミンC誘導体*のはたらきによりメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐケシミンクリーム。

こっくりとしたテクスチャーながら、伸びが良いのが特長です。気になる部分に使うのはもちろん、ナイトマスクとして顔全体に使うのもおすすめ。重ねづけすると肌がツヤツヤになりますよ！　無香料なのも嬉しいポイントです。

*L-アスコルビン酸　2-グルコシド

ケシミンクリームEXは、ビタミンC誘導体*に加え、メラニンの生成を抑制するアルブチンも配合。シミが出たら困るところに塗布することで、シミ・そばかすを防ぐ効果が期待できます。

濃厚なテクスチャーでケシミンクリームよりも密着感が強く、気になる場所にピタッと密着してくれます。濃厚なクリームなのにベタつきにくいのも魅力。より集中的なケアをしたい人におすすめです！

*L-アスコルビン酸　2-グルコシド

ケシミン浸透化粧水は角層まで浸透し、明るい印象の肌に導いてくれます。こちらの「しっとりもちもち肌」はとろみのあるテクスチャーで、保湿力が高いのが特長。しっとりもちもち肌を目指す人にぴったりです。

シミ対策*をしながら保湿もできるのは嬉しいですよね。肌の乾燥が気になる人には「とてもしっとり高保湿タイプ」もおすすめ。よりしっかりとした保湿ケアができます。

*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

ケシミン浸透化粧水の「さっぱりすべすべ肌」は、化粧水のベタつきが気になる人におすすめ。サラサラとしたテクスチャーで、さっぱりとした使用感が特長です。

お手頃価格で詰め替え用もあるので、バシャバシャと惜しみなく使えますね！　暑い季節でもすべすべ肌を目指しましょう。

こちらのふきとりしみ対策液は、化粧水の前にコットンに染み込ませて使用します。古くなった角質をふきとり、ビタミンC誘導体*1が角質層まで浸透。シミの原因となるメラニンの生成を抑えてくれます。

化粧水の前に肌を清潔にすることで、シミ対策*2成分が浸透しやすくなります。他のケシミンシリーズとあわせて使うのもおすすめです。

*1L-アスコルビン酸　2-グルコシド

*2メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

うるおいを守りつつメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐケシミン密封乳液。保湿成分のヒアルロン酸が含まれており、もっちりとしたうるおい肌に導きます。

トロンとしたなめらかな乳液は、肌にしっかりと密着してくれます。 ケシミンの浸透化粧水とあわせて使い、保湿効果を高めましょう。

こちらは、角質層まで浸透するケシミンの美容液です。ビタミンC誘導体*1に加え、保湿成分のアルピニアホワイト*2、ヒアルロン酸も配合されており、しっとりと明るい印象の肌に導いてくれます。

テクスチャーはトロッとしていて伸びやすく、保湿力が高いのにベタつきにくいのも魅力。美容液としてはお手頃価格なのも嬉しいポイントですね。

*1L-アスコルビン酸　2-グルコシド

*2アルピニアカツマダイ種子エキス

ケシミンリンクルケアプラス化粧水は、ナイアシンアミド＋トラネキサム酸のWのシミ対策*成分を配合した化粧水。ナイアシンアミドはシワ改善の効果も期待できるため、年齢とともに気になる小ジワを同時にケアできます。

とろみがあり、なじみの良い使用感なのでしっとり肌に仕上げてくれますよ。シミだけでなくシワも気になりはじめた人にぴったりの化粧水です。

*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

こちらは、ケシミンリンクルケアプラスのジェルクリーム。ケシミンリンクルケアプラス化粧水と同じ成分で、シミ対策*とシワ改善の両方に効果が期待できます。

粘度高めですが、伸びが良く肌に吸いつくようなジェルです。みずみずしく密着感のある使用感が特長ですよ。

*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

ケシミンには、男性向けの「MEN'Sケシミン」シリーズもあります。小林製薬の研究によると、男性のシミは女性のシミよりも濃く、根が深いケースが多いことがわかりました。

こちらのクリームは、シミ対策*成分のトラネキサム酸が角質層まで浸透し、シミ・そばかすを防いでくれます。就寝時は新陳代謝が活発になるので、寝る前の使用がおすすめですよ。気になるところにクルクルと塗りこみましょう。

*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

ケシミンには、小林製薬株式会社が推奨する使い方があります。

ここでは、スキンケア5ステップと使い方のコツをご紹介。正しい使い方でケシミンの効果を高めましょう！

まずは、洗顔のあと「ケシミンふきとりしみ対策液」をコットンに取り、肌にすべらせるようにやさしくふきとります。

古い角質を除去し、シミ対策*成分の浸透をよくする効果が期待できますよ。

*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

ふきとり化粧水のあとは、肌タイプに合った「ケシミン浸透化粧水」を手のひらかコットンに取り、肌になじませます。ハンドプレスでしっかり角質層まで浸透させましょう。

次に「ケシミン美容液」を2～3プッシュ手に取り、顔全体になじませましょう。

肌のすみずみ(角質層)までうるおいを補給しながらシミを防ぎ*、肌に明るい印象を与える効果が期待できます。

*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

美容液のあとは「ケシミン密封乳液」を適量手に取り、なじませます。ヒアルロン酸*がなめらかに保湿し、もっちりうるおい肌に導いてくれますよ。

化粧水や美容液で肌に与えた水分を逃さないよう、乳液でしっかりと閉じ込めましょう。

*保湿成分

最後は「ケシミンクリーム」または「ケシミンクリームEX」を適量手に取り、気になる部分になじませます。ハンドプレスがおすすめです。

シミができたら困るところに塗りこむことで、有効成分が角質層まで浸透し、シミを防いで*くれます。

*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

せっかく良い商品を使っていても、間違ったスキンケアをしていると効果を十分に得られません。ここでは、正しいスキンケア方法や間違えやすいポイントなどを見ていきましょう。

クレンジングや洗顔時にゴシゴシと肌をこするのは厳禁。顔の皮膚はデリケートなので、刺激を与えすぎるとシミや乾燥などの肌トラブルの原因になってしまいます。洗顔はたっぷりの泡で、やさしく行うことが大切です。

また、スキンケア用品や化粧品を塗るときも、肌をこすりすぎないように注意しましょう。

洗顔のときに、熱すぎるお湯で洗い流すのもNG。肌に負担をかけてしまいます。適温とされている33～35度くらいのぬるま湯で洗うようにしましょう。

また、シャワーのお湯を直接顔にかけるのも肌によくないといわれているため、なるべく控えるようにしましょう。

化粧水などのスキンケア用品は、推奨されている使用量を守ることが大切です。もったいないからと少量ずつ使っていると、適切な効果が得られない場合があります。

反対に、重ね付けなどで使いすぎるのもNG。かえって肌への摩擦が増え、ダメージにつながることにもなりかねないので、適量を使いましょう。

夏しか日焼け止めを塗らないという人もいるかもしれませんが、冬でも紫外線は降り注いでいます。紫外線対策は季節を問わず、毎日行いましょう。

また、室内にも紫外線は入ってくるので、外出しないときも日焼け止めは必要です。自分の肌に合う日焼け止めを見つけて、毎日つけることを習慣化するのがおすすめですよ。

スキンケアや習慣について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

老けない人になるためのスキンケアや習慣とは？共通点・特徴からおすすめ化粧品まで紹介！

シミはからだの内側からも対策することができます。

ここでは、シミ対策のために積極的に取り入れたい栄養素と食べ物をご紹介します。

ビタミンCには、シミの原因となるメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ作用があります。ビタミンCは調理の過程で失われてしまうことが多く、食事だけでは不足してしまうことも多いため、サプリなどで上手く取り入れるのがおすすめ。

リコピン、カプサイシン、βカロチンなどのカロテノイドには、活性酸素の発生を抑える抗酸化作用があるといわれています。緑黄色野菜や果物、海藻類、甲殻類、魚類など幅広い食材に含まれていますよ。

シミは年齢とともにどうしても増えてくることが多いため、向き合っていかなければならないもの。シミを増やさないためのケアは、今から始めても遅くはありません！

手軽に使えるケシミンシリーズのスキンケアを毎日の生活に取り入れて、シミのない美肌を守りましょう。