〔小説〕
こんにちはなのです。あかねなのです。
青春小説かいてみたのです。
前に、案をもらったのも、やるから安心するのです。
「愛🐰」さんが小説書いてて楽しそうだから書いてみたのです!
題名は特にないのです。
けど「私の友達」とか「私の青春物語」とかクサイ話なんで。
あ〜くさっ
STARTなのです!
❨はじめの一歩を踏み出そう❩
「きゃぁぁっっ。」
った〜。私は秋野ミカ(あきのみか)高校生一年生。外人みたいに髪茶色いし目も謎にオッドアイだし、、コンプレックスを抱えているの。お父さんのお仕事の関係で、よくお引越しするんだ。そして今、引っ越しのお片付けしてたら大量のダンボールにつぶされた感じ。
「ひぇっ。どうしよ〜。」
「ミカ?明日から学校でしょう。早くダンボール片しちゃいなさい。」
お母さんが一階から二階の私の部屋に向かって言った。むむむ無理だよ〜!見た?この量!こんなのまるまる一日かかっちゃうよ!あっ。そぉだ!明日から学校だぁ〜〜!!
ー2時間後ー
ふ〜。片付いた。ぜぇ。ぜぇ。倍速っ。でっ。やっ。たもっ。のっっ。ぜぇ。ぜぇ。つつ、疲れて死にソ〜!か、か、髪モサモサ。。。仕方がない。美容院行きますか。空いてるとこないかな。
ー40分後ー
チリンチリン。
「すいません。予約した、秋野ですけど、、。」
「あの。ちょっといい。」
ジリっと、目つきの悪い真っ黒な目で睨まれた。えぇっ。私、なにか悪いことしちゃったかな。
「アカネちゃん!お迎えなんて、偉いね。ホイよ。」
アカネと呼ばれた彼女は、同い年くらいの大きい男の子を見て、店から出た。う 。
「ッ。もう高校生だろ。迎えなんていらねぇし。しかも姉気取ってっけど10分しか差、ないんだぜ。関係なくね。」
ほへ〜。高校生なのにお迎え来てくれたんだ。優しいなぁ。
「うるさいわね。私だって嫌嫌来たのよ。お母様に頼まれたら来るしかないでしょう。」
「ッ。ババァ。」
お母様!?お、お金持ちなのかな?
「あの。秋野さん?」
「えっあっあっはっはい!」
急に名前を呼ばれ、驚いてしまった。そういえば私、美容院に来たんだった。
「えぇと、長さはこのままでいいんですけど、シャンプーを。。」
しまった。言葉が出てこない。ちゃんと考えてくればよかった!!あたふたしていると、
「ふふっ。シャンプーすればいいんですね。」
わ、笑われた。恥ずかしいよぅ。戸惑う中、コクリとうなずいた。
ー明日ー
この状態は、何度目だろう。そして、こう思ったのは何度目だろう。緊張も、何もしない。自己紹介も、もう決まってる。一文字たりとも失敗なんかしないもの。
「………じゃ、入ってこい。」
「はい。」
みんな、ざわざわしている。
「秋野ミカです。親の仕事の関係で、すぐに引っ越してしまうと思います。短い間ですが、よろしくお願いします。」
うん。完璧。いつも通りできた。
「好きな食べ物は〜?」
「お母さん何歳っっ!?」
「カワイ〜♡」
えっ。これは想定外だ。いつもなら私なんかに興味持ってくれないのに。、、、、、嬉しい、、な、、、。
「ありがとう。」ボソッ
「な〜に〜??」
「転校生ちゃん声小さいぞ〜!」
みんな私を見てくれてる。嬉しい。
「ハハハ。すぐに馴染めそうで良かった良かった。じゃぁ、、、ショウ、コハル、お前らの隣だ。」
「は?なんで俺の隣なんだよ。」
聞き覚えのある声だな。確か。。。。。。
「美容院の人!!!!」
「あ?。」
し、し、しまった。思わず大きい声を、、!
「なんだ知り合いか。ならちょうどいいな。ほら。あいつの隣だ。口は悪いが、中身は優しいぞ。」
お〜〜〜い!!!ごっめっんっなっさい!うぅ、悪いことしちゃったかな。。。
「わ〜い。転校生ちゃんよろピク♡私は日高コハル(ひだかこはる)。仲良くしてね。」
優しそうな人。
「は、はい!よろしくお願いします。」
ペコリと頭を下げた。
「まぁったく真面目ちゃんだな〜。まずなんで敬語?友達じゃん。」
と、友達。。。。
「い、いいの?」
「ん?何が?」
彼女はそのままニコって私に笑いかけてくれた。
「あの、友達って、、、。」
「なんだねなんだね秋野諸君。」
泣きそうなくらい嬉しくて、何も喋れなかった。日高コハルさん、、いや、コハルちゃん!初めての、お友達!!
「コハル!ちょっとこっち来て!みてみてこのクレープ!!バエル〜♡タピオカ正直飽きたしクレープってなんかいいよね〜〜♡」
呼び捨て。。まぁ、そうだよね。コハル、、さん、優しいし。友達なんてたくさんいるだろう。私はその中の一人。。。
「ごめーん。今ミカちゃんと話してるから。」
!!
「あらそなの。じゃぁうちらも行くぅ〜。」
私の机の周りに、ズカズカ人が来た。
「ミカちゃん、友達いっぱい増えたな〜」
耳元でコハルが小さい声で話しかけてきた。有難うコハル、、ちゃん!!それからみんなでたくさんおしゃべりをした。お友達って、こんなにあたたかいモノなんだ、、!!!
ー帰宅後ー
「お母さん。」
「あら。どうしたの。」
お母さんが笑顔で私の顔を覗いてきた。
「お友達ができたの。その子はとっても可愛くってね、優しくて、私なんかに興味を持ってくれたし。あっあとあとっ。その子のおかげで他のお友達もたくさんできた!あと、あと、お友達ってきらきら輝いてるの。でね、ココネちゃんが…………………………………。」
言い出したら、きりがなかった。みんな、いい人だもの。そして、お母さんにみんなのあたたかさを知ってほしい。もう、お友達がいなくなったら、寂しくて死んじゃいそう。みんな大好き!!
「ー良かったわね。ミカ。今まで、寂しい思いをさせてごめんね。」
?お母さん、、?
「なんてね!お友達大切にするのよ!!!」
私の肩を勢いよくバンバン叩いた。えへ。痛いよお母さん。もちろんだよ。みんな、大切にする。こんなに素敵なお友達、大切にしないと。
❨黒田姉弟❩
「おはよう!ミカ!」
ハルカさんが戸を開けた瞬間私の顔の目の前で叫ばれた。
「ミ、ミミミミカ!?呼び捨てッ!?」
「ありゃ?嫌だった?どうせなら呼び捨てでいいかなぁて、、」
「いや、嫌なわけじゃないけど、、なんていうか、、、、」
「そ〜んなもごもごしないでよ!よしっ!今日から呼び捨てね!あ、もちろんミカも私のことコハルって呼んでね。」
「う、うん、、。こ、、、」
「こ??」
「コハル!!!!!!!!」
かぁ〜〜。いきなり人様のお名前を大声で言っちゃった。すみません〜!!!
「あはは。元気だネ〜。チミは」
「コハル〜君をチミっていう時代は終わったのよ。」
「あ〜!ちみ人の会話を勝手に聞いたな〜!!」
スミレちゃんとコハルが追いかけっこしてる。クスッ。かわい。
「それで秋野ミカ諸君」
私の胸に向かってコハルが指を指した。コハルは眉間にシワを寄せて、なんだかコハルじゃないみたい。真面目なお話、、、
「黒田姉弟、知ってる?双子なんだけどね、みんなにキツくあたっちゃって、友達ひっとりもいないらしいの!!可哀想で可哀想で。。。」
そうだよね。私も、友達の大事さを知ったから。今一人になったら、どうなるだろぅ。黒田姉弟にも、「友達」を知ってほしい。
「私も何度か話しかけたんだけどね、まぁ〜〜ったく話を聞いてくれないの!ミカなら、、、行ける、、よね!!!???」
私はいつもそう。友達なんかできっこないし。そんなの、どうでもいいって思ってた。黒田さんたちもきっと、こう思ってるんだろうな。よしっ!そんな曲がった心、私が直してあげよう!!!!
「もちろん!!絶対友達になってみせる!!!」
ー後日ー
「ーで、何。私達と友達になりたいわけ?」
「はい。」
「なんでだよ。」
「てかあんた美容院のやつでしょ。」
「はい。」
美容院で会った、ツンツンしてるけれど、中身は優しい姉弟。
「っ私は!二人に友達というものを知ってほしいんです!!!私だって!そんなこと。気にしてなかった。」
ポロポロ涙がこぼれてきた。顔をくしゃくしゃにさせながらも、懸命に前を向いて話している。頑張れ、私。コハル。私頑張るよ!!
「だけど、みんながいるから、今の私は笑えてる!二人だって、笑える日が来るんだよ!その時、一人だったら。私は。寂しい。」
「私は黒田アカネ(くろだあかね)。友達なんて、今もわからないわ。だけど、あんたが教えてくれるっていうのなら、一応、、、。」
!!!!!
「と、友達になってやっても!いい!けどね!!!」
「俺も。俺は黒田ショウ(くろだしょう)。今まで、、なんというか、、、きつくあたって悪かったな。ほら。今は、、、友達として、、、、。」
うそ。わかってもらえた!?嬉しい!!わたし、二人とお友達になったの!?コハル、、、やったよ!私、できたよ!!
「有難う有難う有難う有難う!!!私、二人のこと大好きだよ!!」
満面の笑顔を二人に見せた。これは、友達じゃないと見せない笑顔。二人はもう、私の友達。
❨今度遊ぼう❩
「ミカー!今度遊ぼー!」
「あああ遊ぶ!!??」
10分休みの教室で、コハルがキラキラした目で話しかけてきた。
「ど、どこに?」
「ん〜、原宿。」
「は、ら、じゅ、く!!!!!!!!!?????????」
原宿〜〜!!??いきなり!?コハルレベル高いなぁ!!!そんなの高校生がいくとこじゃん!って私高校生だった!!!もうパニクって何がなんだかわからなくなってきた。落ち着け落ち着け。
「あ、黒田姉弟も誘おうよ。」
「エッ!!黒田姉弟と友達になれたの!?」
「うん。」
「すげぇぇぇぇ!!!うんうん!誘お誘お!私とミカとアカネさんとショウさんと4人で行こっ!!」
だからコハルレベルたけぇ〜〜。
ー1週間後ー
「なんで俺まで、、、」
「おやおや?何か不満でも??」
「あるわ不満!!なんで男俺しかいないの!!」
「ふははは〜。やっぱ面白いな〜。男ひ、と、り」
コハルがショウに向かってニヤニヤ笑った。よかった。ちゃんと打ち解けてる。私より仲良くなっちゃってるよ。すごいな。コハル。
「とりあえずみんなタピオカ飲もう」
「おやおやおや?アカネ積極的だね〜。もしかして、今日のこと結構楽しみにしてたとか〜?それとも、タピりたかったとか〜〜!!」
「う、うるさいわねッ!楽しみにしてて、、なにが悪いのよ、、、」
「ククク。最後の方聞こえなかったな〜??」
「黙れ〜〜!!!」
「きゃーん!」
クスッ。
「タピオカ飲もうか!」
笑顔でおっっきぃ声で言った。タピオカ、、どんな味するんだろう。
「まいど〜」
「これがタピオカミルクティー、、」
恐る恐る口をストローにつける。チュル!!
「お、美味し〜〜♡」「美味だわ!」
「クスクス二人ともきにいったかい。さてさてショウ君??」
「うめえ、、、」
てん、てん、てん、、、、、、、
「あははははは!!!!!」
みんなで大笑い。可愛いな〜。
「んなっなんだよ。」
「なんでもっ。なっ。ないわっ。」
アカネ笑いが抑えきれてないよっ!ぷぷぷ〜。
「つぎはお洋服買お!!」
ー10分後ー
「お〜!アカネかわい〜!」
みんなで服を試着。そう言ってもショウは赤らめた顔で突っ立ってるだけだけど。
「ショウ諸君。そんなことしてたら、下着屋に連れてくぞ!!!」
コハルがいった。
「ん、んなこと!!」
「あはっ。いいねいいね〜。ショウ人生終わるかもね。」
アカネも乗り気だ。アカネがアカネじゃないみたい。
「わ、わーったよ!着ればいいんだな!きれば!!」
「チョットマテマテ。店を変えよう。」
???
ー5分後ー
「試着できたね?」
シャラ〜!ショウが入った試着室のカーテンがあけられた。そこで見たのは、、、、、
「なんだよこれ!??」
ぷっ。
「あはははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ふりふりのレースがついたかぼちゃパンツみたいなショーパンに、金髪の女の人がプリントされたピンク色の半袖、ハート型のサングラス。こんなの、笑わないほうがおかしいよ!!
「ったく。店変えるっつーからおかしいと思ったわ!」
「ぷっ。こはっコハルッ。ナイスセンスッ」
笑いながらアカネとコハルがハイタッチした。この楽しい時間が、ずっと続けばいいのに。
ー3時間後ー
「じゃ〜ね〜。」
でも、その願いは叶わない。
❨ありがとう❩
「ただいま!」
あれ?お父さん?お母さんとお父さんが真面目な顔をして、なにか話している。
「ミカ。引っ越すわよ。船に乗るから、今すぐ準備しなさい。」
「え!!??なんで!?急だよ!!!」
はじめは冗談だと思った。冗談であってほしかった。だけど、冗談なんかじゃなかった。
「だって。せっかくお友達ができたのに、、、!」
「なら、一人一人に挨拶をしてきなさい。」
「ッ!」
家からみんなの家へ駆け出した。何も考えられない。何も感じない。ただ、、、悲しいだけ。コノハ、アイ、フタバ、モネ、ハナ、チズル、アヤネ、シズネ、スミレ、ツバサ、カナ、モモ、ツボミ、チナ、みんな驚いていた。あとは、アカネ、ショウ、コハル。ピンポーン。ピンポピンポーン。
「アカネ!ショウ!」
「ミカ!?」
「こんな夜にどうしたんだよ。」
「私、、また引っ越すの。だからお別れを言いに来たんだ。」
「は!?そんなのッ」
「しょうがないよ。ショウ。ここは素直に認めよう。」
アカネ、、
「ありがとう。バイバイ。」
だっ。コハルの家へ走った。
「アカネ、、いいのか?」
「私だって寂しいわよ。だけど、あの子のためには、素直に認めることが一番いいんだわ。寂しいっけどっ。仕方がないじゃない!」
ポロポロなみだを流した。
「アカネ、、、、そうだな、、あいつの為に、、、」
もう少しっ。もう少しでコハルの家。
「コハル!!」
「おやミカ諸君。どうしたのだ?」
「私!引っ越すの!!」
「え?」
「ごめんなさいっ。急にひっこすことになってっ。、、私、コハルがね、初めてのお友達なんだ!コハルがいなかったら私、今頃すんなり船に乗ってるよ。こんなに人を好きになったのは初めて。いろいろな気持ちを、コハルはたくさん教えてくれた。今までで一番思い出に残ったところだった。」
涙を流した。コハルも、気づいたら下を向いて、ポロポロと涙がこぼれていた。
「ミカ。」
ぎゅっ。コハルが力強く抱きついてきた。
「ミカ。ミカ。ミカ!」
「コハルッ」
「ーほらほら。ミカ諸君!別れのときに泣いてたら寂しくなっちゃうではないか!笑って笑って!」
コハル、、、。
「ミカ。行ってらっしゃい。」
「ッー。うん。行ってきます!!!」
ー10分後ー
あぁ、もうみんなに会えないのかな。うぅん!きっとまた、会えるさ!ー会えるって、いつだろう。アカネ、ショウ、コハルー
「お母さん。」
「ミカ。友達と離れるのは寂しいけど、仕方ないの。わかって。」
「ん、、、、」
「ミカーーーーー!!!!!!!!!!!!!」
え?
「ミカ!!見送りくらいするよ!!!」
みんな!アカネもショウも、コハルもいるー。
「あらあら。良かったわね。」
うぅっ。みんなっ!私のためにっ!っ!みんな!
「ありがとう!!」
END
どーでした??初めてこういうの書きました(〃ω〃)
苦情大歓迎(笑)
愛🐰ちゃんの投稿ぜひ見てね!
最後まで見てくれて有難うございます
❤️💬👤📎ぜひお願いします
バイバイ!
。あかねちゃん!!! 愛の小説凄いよね👏 あかねちゃんの小説読んでみたよ🎶 めっちゃ楽しかった〜〜 またやってくれると嬉しい😆