j.min on LIPS 「外資系ブランドの美容部員を辞めたお話 ..」

外資系ブランドの美容部員を辞めたお話 約4年間、美容部員をして退職しました。 退職を決めた大きな理由はストレスによる体調不良 最後の半年間が特に辛く、仕事に行こうとすると吐き気、めまいを起こしたり、各駅電車に乗るようにして気分が悪くなると一旦降りて、トイレに駆け込むようなこともありました。 仕事を始めてすぐは覚えることも多く、1年はあっという間に過ぎました。 2年、3年と経つと後輩が出来ると指導する立場にならないといけません。 与えられる仕事は、接客の他に事務作業面も任して貰えるようになってより責任を持って仕事していました。 3年を過ぎた頃、後輩が急に仕事に来なくなりました。後輩と言ってもわたしと年齢が同じで、休みの日にご飯を食べに行くほど仲良しでした。 仕事は順調に見えていたし、仕事の愚痴はそれほど多くはなかったんですが、先輩からの嫌味のような指導を受けたり、その先輩が口を聞いてくれなくなったという理由から無断欠勤が続き退職となりました。 その後、新人さんが入って来るもちょっと癖のある方ばかりで上手く馴染めず退職が続きました。 見かねたエリアマネージャーが入店し、次の新人育成も兼ねて売り場で一緒に働くことになりました。 ここから大きく職場環境が変わり始めました。 1人1人の接客を見るようになって、接客後や、退勤後も呼び出され毎日のように接客内容を指摘。 そのせいで事務作業が売り場で出来ず、休憩時間も仕事をしないといけないようになりました。 チーフや同僚とは今まで通り仲良く仕事を続けることが出来たんですが、このエリアマネージャーとわたしは相性が悪くストレスが溜まっていくばかり。 その悩みをチーフや同僚にも相談をしていたんですが、もう数ヶ月でエリアマネージャーは居なくなるから頑張って耐えようねと励まされるばかり。 新製品、限定セットなどが出ると予約個数のノルマが与えられます。 退勤時に今日は何を何個予約取れたのか報告し、1つも取れてない時、目標個数に達していない時はエリアマネージャーに謝り、明日頑張りますと伝えて退勤させられたり、個人売上が達していないので残業して帰りますと伝えて自ら残業をしたり、、、 本当にありえないような日々でした。 酷い時はエリアマネージャーに呼び出され、予約が取れないなら家族や友達にお願いして買って貰えば？とまで言われました。 予約個数が達成出来ていない時実際に自分で購入したり、母親に購入してもらうようなこともありました。 ノルマが達成しなかったので朝のミーティングで全員の前で謝ったこともあります。 この頃から体調を崩しはじめました。 熱が出て立っているのも辛いほどだったので出勤の途中に、売り場に休みたいと連絡しても折り返しエリアマネージャーから連絡があって、病院に行って出勤してくださいと言われました。 気分が悪いので休憩室で休ませて欲しいとエリアマネージャーに伝えても、わたしが休憩に行けないので30分は我慢して欲しいと言われました。 その日に出来なかった仕事は自宅に持ち帰り夜中までDMを書いたりしていました。 ストレスは限界に達して、本社、チーフ、先輩に泣きながら退職させて欲しいと伝えました。 しかし、本社はなかなか納得してくれません。 またこのエリアマネージャーを異動させて欲しいと伝えても納得してもらえませんでした。 エリアマネージャーには退職の本当の理由は伝えず、医療事務の資格を取り転職をしたいと伝えました。 何度も説得されましたが、ようやく退職日が決まり、約4年間の美容部員を退職することになりました。 今までも何度も美容部員はやりがいのある仕事です！美容部員を目指す方を応援してます！ というような内容を投稿してきましたが、やはりこのような内容を投稿することは正直悩みました。 しかし美容部員が嫌で退職をしたわけではありません。この様な状態にならなければ今でも続けていたかもしれません。 退職を伝えるのは本当に勇気がいりました。 美容部員になりたくて親に高い学費を払って専門学校に行かせてもらったのにとか 自分を好きになって買い物に来てくれる顧客さんにも申し訳ない気持ちがありました。 親にも相談をして体調を壊してまでそこで仕事を続ける必要はないから辞めなさいと言ってくれました。 顧客さんへはDMを書いたり、来てくださった時に挨拶をしたり、先輩に引き継ぎをしたりしました。 これがわたしが美容部員を退職した理由です。 ご質問などがあれば美容部員のお仕事についてまた投稿したいなと思っています。