j.min on LIPS 「外資系ブランドの美容部員をしていた頃のお話 ..」

外資系ブランドの美容部員をしていた頃のお話 ※前半は同じタイトルで投稿してます。 よろしければそちらを先にご覧下さい😁！ ◎接客編 大体慣れてくると、目的や商品の定まってないお客様(新規客)の接客に入ります。 ここでの目標は接客の早い段階でニーズを掴めるようになることです。 ・肌の◯◯が気になる ・その悩みをどうしたいのか これを聞き出すのに新人の頃は苦戦してました。 新人の頃はお客様への質問のレパートリーが少ないので、みんなに同じような質問ばかりになってしまう。 本当はもっと深く聞き出したいのに ・ないです。 ・気にならないです。 これで返せてしまう質問をしちゃうんです。 そして明確なニーズが掴めず、最終的に買うのか買わないのか。買ってほしいけどこれ以上言うと強引なんじゃないかと不安になるんです。 新人の頃はこの悩みで美容部員仲間と集まって話ししてました。 ・接客の後半に心が折れる ・一生懸命に接客したのに購入にならなかった ・旅行行くから3日分のサンプルくださいと言うような迷惑客の対応 みんな同じ時期ぐらいに美容部員になっているので、学生時代より社会人になってからの方がよく集まるようになってました。 どうすればいいか？ 質問のレパートリーや、商品の紹介方法は先輩の接客を見て学ぶのが1番だと思います！ 商品のことは本社研修でしっかり学ぶんですが、接客の中での会話やアプローチ方法は教えてくれません。 実際配属される売り場で身につけるしかないんです。 なので自分の手があいている時に、先輩の接客が聞こえる所にいるようにしたり、手があいている先輩にどんな紹介方法をしてますか？と聞いてみたり。 実際にプラスで購入に繋がった接客をされてた人に接客の流れを聞いてみたりしていました。 自分の接客の中に取り入れてみたり、その紹介を自分なりにもっと伝え方を考えたり。 わたしは紹介、アプローチ方法をノートに書いたりしていました。 ●接客で心がけること いち早く明確なニーズを聞き出すために沢山質問をする。そしてその悩みをどうしたいのかを明確にする。 ニーズを把握したらそのニーズからブレることなく商品を紹介し購入してもらえるようにアプローチする。 例えばシワが悩みだって言っているのに、タッチアップの時に新製品の美白美容液も付けときますね！とか絶対しません！ニーズがブレるからです。 買って欲しいあまりに強引な接客はダメです！ 購入意欲も落ちるので長々と接客をしません。 タッチアップの早さも大事です！ 全部オフからフルメイクまで1時間はかけません。 ベースのみ落としてスキンケアからのタッチアップも20分程度でしていました。 いかに早くキレイになれるか！が大事なので。 わたしはある程度アプローチをしたら必要以上に喋ったりしません。パンフレットにマークしたり、タッチアップをしてた商品を並べ直したり考えてもらう時間を取ります。 本当に必要性が伝われば購入になるし サンプルを試して戻ってきてくれればいいから。 接客には色んな考え方があると思うので、あくまでもわたしの方法でした。 化粧品が好きとか、メイクしてあげるのが好きなだけではなかなか難しい仕事ではありますが、やりがいはあります。 本社で表彰されたり、全国のスタッフ売上ランキングの上位に載った時は嬉しかったです。 皮膚科学、化粧品知識、トレンドカラーなど 仕事をしている間はほぼ勉強ばかりです。 でもこの知識は退職したあとも役に立ちます🤩 これから美容部員を目指す方の少しでも役に立てればと思います。長々とすみませんでした。