選び方に迷ったら…? ポイント解説!

オレンジアイシャドウが似合う人の特徴は?
オレンジアイシャドウは、肌なじみがよく使いやすいカラーです。可愛らしくなりすぎずにヘルシーな印象を演出できるのも魅力。明るい陰影を作れるので、普段ブラウンアイシャドウを使っている人もチャレンジしやすいですよ。
オレンジアイシャドウは黄みが強い傾向にあるので、日本人の肌になじみやすいといわれています。とくに、イエベの人や二重の人におすすめのカラーです。
一方、ブルベの人がオレンジアイシャドウを使うと肌がくすんで見えることも。一重や奥二重の人の場合は、腫れぼったく見えることもあります。ただし「オレンジ」といってもさまざまな色みのものがあるので、パーソナルカラーを参考に自分に似合うカラーや質感のものを選ぶとよいですよ。
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANA
明るい印象の目元に仕上がる!自分に合ったオレンジアイシャドウの選び方
ここからは、オレンジアイシャドウの選び方を解説します。色みや質感など、自分に合った選び方を押さえましょう。
①パーソナルカラーに合わせた色選びが大切!
同じオレンジアイシャドウでも色みやトーンはさまざまです。パーソナルカラーに合った色選びをすると、自分に似合うカラーを見つけやすいですよ。
ここでは、パーソナルカラーごとにおすすめのオレンジを紹介します。自分のパーソナルカラーがわからない人は、LIPSパーソナルカラー診断で無料で簡単に診断できるので、チェックしてください。
イエベの人:黄みが強く、温かみのあるオレンジが似合う

イエベ春:@kinakopan_cosme / イエベ秋:@sari_pink144
肌の黄みが強いイエベの人は、暖色系のオレンジカラーがよく似合います。 明るく軽やかなカラーと相性がよいイエベ春には「コーラルオレンジ」「オレンジゴールド」「マンダリン」などの、ふんわりしたオレンジがおすすめです。
一方、深めのカラーが似合うイエベ秋には「オレンジブラウン」「テラコッタオレンジ」「柿色」など、落ち着いたオレンジが似合います。イエベはオレンジが似合う肌色なものの、オレンジアイシャドウ初心者の場合は、淡い色みからチャレンジするとよいでしょう。
ブルベの人:赤みが強く、透明感*のある淡めなオレンジが似合う

ブルベ夏:@orange_lips_72x / ブルベ冬:@pom_mq
寒色系のカラーが似合うといわれているブルベの人。黄みが強いカラーを使うと肌がくすんで見えることがあるので、オレンジが苦手な人もいるかもしれません。ブルベの人の場合は、赤みが強めで、透明感*のある淡いオレンジが肌になじみやすくおすすめです。
ブルベ夏は「コーラルオレンジ」や「パステルオレンジ」などのピンク系のオレンジと相性がよいですよ。一方、ブルベ冬には「シャーベットオレンジ」や「ビタミンオレンジ」などの白っぽいオレンジや赤みのあるオレンジが似合います。
*メーキャップ効果によるもの
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANAオレンジに挑戦したい人はまずオレンジ色がはっきり出るものより、オレンジニュアンスをまとうイメージでアイカラーを選択するとよいでしょう。マットの質感よりもパールやラメなどが入ったものを選ぶのがおすすめです。
②好みのテクスチャーで種類を選ぼう

アイシャドウには「パウダータイプ」「クリームタイプ」「リキッドタイプ」「スティックタイプ」など、さまざまなテクスチャーがあり、仕上がりの質感が異なります。それぞれの特徴を押さえて、好みやその日のメイクのテイストに合うものを選びましょう。
パウダータイプ
パウダータイプは、さらりと軽いつけ心地で商品数やカラーバリエーションが豊富です。たくさんの商品のなかからお気に入りのアイテムを見つけたいなら、パウダータイプをチェックしてみて。
粉状で重ねづけしやすいので、メイク初心者でも色の濃淡を調節しやすいですよ。ぼかしてグラデーションを作りやすいため、幅広いメイクに対応できるのも魅力。
クリームタイプ
クリームタイプは、なめらかなテクスチャーでまぶたにピタッと密着しやすいタイプです。しっとりしているので、パウダーでは出にくいツヤ感を演出できますよ。少量でもしっかり発色して、色ツヤが長持ちします。大人っぽいメイクをしたい人におすすめです。
リキッドタイプ
リキッドタイプは、みずみずしいテクスチャーで乾燥しにくいのが特徴です。発色がよく、ひと塗りでキレイな色が出るのも魅力。まぶたへの密着度が高く色持ちもよいですよ。使い慣れていない場合は、筆やチップで塗るのは少々難しいので、少量ずつ塗るようにしましょう。
スティックタイプ
スティックタイプは、ピンポイントに塗りやすいタイプです。部分的にカラーを入れたい場合やアイライナーのようにして使いたいときにおすすめ。
また、チップやブラシなどを使わず1本で塗れるので、下まぶた用のアイシャドウとしても便利です。オレンジアイシャドウを目尻や下まぶたに入れると、アイメイクのアクセントになって可愛いですよ。
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANAオレンジを初めて使う人は透明感*のあるものが使いやすいので、パウダータイプがおすすめです。クリーム・リキッド・スティックタイプにも透明感*が出せるものがありますが、量の調整が難しめ。ただ、立体感を出しやすいので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
*メーキャップ効果によるもの
③シーンに合った質感を選択すると好印象!

ツヤタイプ:@yuzupon_777 / マットタイプ:@toksev1n
アイシャドウの仕上がりには、ツヤとマットがあり、ラメやパールの有無で雰囲気が変わります。使うシーンに合うタイプを選びましょう。
ツヤタイプはラメやパールが入っていて、光が当たると輝きます。ツヤ感を演出できて華やかな印象のアイメイクに仕上がりますよ。印象的な目元を作れるので日常使いはもちろん、メイクを楽しみたいときや特別な日にもおすすめです。
一方、マットタイプは、ラメやパールは入っておらず肌なじみがよいタイプ。自然な陰影を演出できるので大人っぽい目元に仕上がります。毎日メイクに向いていてビジネスシーンにも使いやすいですよ。
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANAマットタイプのオレンジアイシャドウは、韓国コスメにかわいいがものがたくさんあるのでおすすめ。ただ、アイホール全体にマットタイプのオレンジ色を塗るのはちょっと難しいので、アイホールの中央にポイントとしてラメやパールなどキラキラしたものを重ねるとなじみやすく、立体感も出ますよ。
④単色orパレット?目的に合わせて選ぼう

アイシャドウには「単色タイプ」と「パレットタイプ」があります。普段のメイクの傾向や用途に合わせて色数をチェックしましょう。
単色タイプは、自分がほしいカラーだけを揃えられるのが魅力です。手持ちのコスメと組み合わせたり、アクセントカラーをプラスしたりするときに向いています。普段使わないカラーに挑戦したいときにも、単色タイプなら手軽に試しやすいですよ。
一方、パレットタイプは複数のカラーや質感がひとつのパレットに入っています。相性のよい色みがセットになっているので、色選びに迷いません。商品によっては、グラデーションの作り方が記載されているので、初心者でも使いやすいですよ。普段使いしやすい3~4色入りのパレットや、メイクの幅が広がる5~10色入りなど種類も豊富です。
以下の記事では、おすすめのオレンジアイシャドウを紹介しているので、チェックしてください。
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANAこれだ!と思う色があるならばもちろん単色でOK。
オレンジカラーを初めて使う人は多色パレットがおすすめです。多色パレットはパレット内で色が完結するように計算されているので、失敗しにくいのが魅力。最近では色味は一緒でマット・ラメ・パールなど質感が違うパレットがあり、オレンジを使ってみたい人にはとくにおすすめです。
⑤プチプラorデパコス?今人気の商品にも注目!

アイテム数が多く、どれがよいか迷うときは、人気オレンジアイシャドウをチェックしてみましょう。ここでは、プチプラとデパコスに分けて人気のオレンジアイシャドウを紹介するので、アイテム選びの参考にしてください。
プチプラでは、初心者でも使いやすい淡いオレンジのKATE(ケイト)「ポッピングシルエットシャドウ OR-1 アプリコットポップ」が人気です。単色タイプのMAJOLICA MAJORCA(マジョリカマジョルカ)「シャドーカスタマイズ OR300 みちしるべ」は濃淡の調節がしやすいので、グラデーションを作りやすいですよ。
デパコスでは、大人も使いやすいオレンジブラウンの配色が人気のLUNASOL(ルナソル)「ルナソル アイカラーレーションN 05 Sunlit Reflet」がおすすめです。マットな質感でおしゃれな目元を演出したい人は、ADDICTION(アディクション)「アディクション ザ アイシャドウ マット 016M 1970」をチェックしてみて。
もっと他のアイテムも見たい人は、以下の記事もあわせてチェックしてください。
【目の形別】オレンジアイシャドウの塗り方
オレンジアイシャドウは目の形に合った方法で塗ると、より目元の美しさを引き立てられます。自分の目の形に合う塗り方を押さえましょう。
華やかな目元に仕上がる「二重向きの塗り方」

- ベースカラーのアイシャドウをアイホールにふんわり広げる
- オレンジアイシャドウを二重幅全体のせる
- 目のキワにアイラインを引くように締め色をのせる
ぱっちりとした目元の二重の場合は、オレンジの色みがしっかり見えるように塗るとキレイに仕上がります。単色アイシャドウを使う場合は、目のキワに向かって色が濃くなるようにグラデーションを作りましょう。下まぶたにオレンジを入れるときは、目尻にポイントで入れると可愛いですよ。
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANA二重の人はオレンジをポイントで使うのがおすすめです。ラインとして入れたり、目の下にニュアンス程度に入れたりすると素敵。ラインを入れるときは二重幅を埋めないように、細く入れると上品に仕上がります。
腫れぼったく見えにくい「一重・奥二重向きの塗り方」

- ゴールドアイシャドウをアイホールに広げる
- 目のキワにそってオレンジアイシャドウをやや広めにのせる
- 1と2の境目を指で軽くなぞってぼかす
- 涙袋にもゴールドアイシャドウをふんわりのせる
オレンジアイシャドウを使うと腫れぼったく見えやすい一重・奥二重は、目元に立体感を作るとキレイに仕上がります。ゴールドアイシャドウをベースとポイントに使って、おしゃれに仕上げましょう。
使用するゴールドアイシャドウは、赤みがなくパールが入っているものがおすすめです。以下の記事では、おすすめのゴールドアイシャドウを紹介しているので、アイテム選びの参考にしてください。
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANA一重や奥二重はマット&くすみオレンジなど、今っぽい色がよく似合います!そして目の下にオレンジを入れるのもおすすめです。色を選ぶときに、白っぽく発色するものは腫れぼったく見えてしまうので注意してください。
オレンジアイシャドウに関するよくある疑問
オレンジアイシャドウに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
似合わないときの対処法は?
オレンジアイシャドウが似合わないと感じるときは、手持ちのブラウンアイシャドウと重ねるのがおすすめです。ブルべなら、ココアブラウンのアイシャドウと重ねて黄みを抑えるとグレイッシュな色みになり、相性がよくなります。イエベなら黄みが強いブラウンと合わせると、似合いやすくなりますよ。
広い範囲にオレンジを使うと浮いて見える場合は、目尻や涙袋だけなどポイント使いするのもおすすめです。
40代がオレンジアイシャドウを上手に取り入れるには?
40代の人がオレンジアイシャドウを使うなら、深みがあって大人の魅力を引き出せるテラコッタオレンジがおすすめです。パールが入っているものを選ぶと、ツヤ感も演出できますよ。
オレンジアイシャドウと相性がよいポイントメイクは?
オレンジアイシャドウで目元を仕上げたら、バランスを見ながら他のポイントメイクもオレンジ系で合わせるとよいですよ。
リップメイクもアイシャドウに似たカラーで統一すると、メイクにまとまりが出ます。イエベならビビッドオレンジやオレンジシャーベット、ブルベなら青みがかったコーラル系やダークチェリーカラーがおすすめです。
マスカラやアイライナーもオレンジ系にすると、ヘルシーな印象のメイクに仕上がります。落ち着いた印象に仕上げたいなら、ブラウンやベージュ系と合わせるのもよいですよ。
以下の記事では、オレンジメイクのやり方やおすすめのリップメイクアイテムを紹介しているので、参考にしてください。
オレンジアイシャドウと相性◎今人気のオレンジメイクアップアイテムはこちら
オレンジでワントーンメイクをするなら、他のメイクアップアイテムもオレンジで統一しましょう。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめのオレンジメイクアップアイテムを紹介しているので、あわせてチェックしてください。
オレンジシャドウ=ポップで元気と思われがちです。しかし今年はくすみオレンジだったり、透明感*のあるものだったり、ニュアンスカラーだったりと取り入れやすいものがたくさんあります。
ブラウンの延長で使うことができるカラーなので今までのブラウンメイクをちょっとおしゃれに変化させたい人にもおすすめです。
*メーキャップ効果によるもの