みほっぴ on LIPS 「※大鵬薬品公式サイト、大阪国際がんセンター、鹿児島市医師会、自..」

※大鵬薬品公式サイト、大阪国際がんセンター、鹿児島市医師会、自由になりたい薬剤師の学習ノートより画像お借り致しました｡ 今から10年前に承認された医療用医薬品 ロンサーフ｡ ロンサーフは、大鵬薬品から販売されている医療用医薬品であり飲む抗がん剤｡ ロンサーフは当初は大腸がん、直腸がんに限定されていましたが、令和の初めに胃がんにも適用となり現在は、大腸がん、直腸がん、胃がんの飲む抗がん剤になっています｡ ロンサーフはかなり特殊な飲み方であり１日一錠とかではなく体表面積に合わせて服用｡ ロンサーフは15と20の２種類 ロンサーフ15 主成分のトリフルリジン15mg 白い錠剤 ロンサーフ20 主成分のトリフルリジン20mg 赤い錠剤 体表面積によりロンサーフ15又はロンサーフ20オンリーワンになるかロンサーフ15と20の組み合わせで服用となり、体表面積に合わせて2錠から多い方ではロンサーフ15を5錠を朝一回、夕方一回という形で服用。 注意⚠️は、空腹時は血中濃度が上がってしまう為必ず食後に服用 間違っても飲み忘れた分多めに服用したり、舐めたり噛んだり手で触るのは厳禁🚫 シートごと口元へ持っていき多めの水か白湯で服用 夕方と朝5日間飲んで2日間休薬とかなりややこしいうえ複雑な飲み方になります｡ ロンサーフは、5FU(フルオロウラシル)系の抗がん剤治療で耐性が出来てしまい他の抗がん剤治療で悪化して尚且つ切除不良の再発又は進行性の大腸がん、直腸がん、胃がんに 要は点滴の抗がん剤など抗がん剤を使い切ってしまった時の第二、第三次の抗がん剤治療で使用されます｡ 点滴の抗がん剤のアバスチンと組み合わせて服用になります。 承認されてから10年経ちますが、10年経った現在でもジェネリックが無い為大変高額になる為高額医療費の対象になります｡ 近年は20代、30代、40代で大腸がんや直腸がんになる方が増加しており、特にBRAF遺伝子変異がある場合や低分化腺がんになると極めて予後不良と言われております。 胃がんも近年では20代、30代、40代という若い方でも罹患する方が増加しており、スキルス胃がんになれば極めて予後不良｡20代ではファンタスティックのパフォーマーの故中尾翔太さん、昭和のグラビアアイドルの故堀江しのぶさんも20代の若さで、フリーアナウンサーの故黒木奈々さんも30代という若さでスキルス胃がんにより他界されております｡ ロンサーフは、大鵬薬品工業が製造する抗悪性腫瘍剤です。トリフルリジン（FTD）とチピラシル塩酸塩（TPI）を有効成分としており、治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がんや、胃がんの治療に使用されます。 ロンサーフの作用機序は次のとおりです。 FTDは腫瘍内のDNAに取り込まれ、DNAの機能障害を引き起こして抗腫瘍効果を発揮する TPIはFTDの分解に関与するチミジンホスホリラーゼを阻害し、FTDの血中濃度を維持する ロンサーフの投与にあたっては、次の点に注意が必要です。 緊急時に十分対応できる医療施設で、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施する フッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤、抗真菌剤フルシトシン、葉酸代謝拮抗剤との併用により、重篤な副作用が発現するおそれがある 妊婦または妊娠している可能性のある女性には投与しない #ロンサーフ#大腸がん#直腸がん#胃がん#抗がん剤#大鵬薬品#医療用医薬品#高額医療費