マットジェルネイルとは?どんな人におすすめ?
マットジェルネイルとは、ネイル表面のツヤ消しをしてマットに仕上げるジェルネイルのこと。すりガラスのような質感のデザインを楽しみたい人や、落ち着いた印象のネイルをしたい人におすすめです。
トップジェルとしてカラージェルのあとに使うのが基本の使い方。商品によっては未硬化ジェルの拭き取りが不要で、時短できるものもあります。
マットジェルネイルは、ミラーパウダーを使ったデザインなど、アートネイルをするときにも重宝しますよ。ミラーパウダーを一部だけに使いたい場合に先にマットジェルを塗っておくと、ミラーパウダーがマットにした部分に付きにくくなります。アートネイルを楽しみたい人は持っておくと便利でしょう♪
おしゃれな指先に!自分に合ったマットジェルネイルの選び方

ここからは、マットジェルネイルの選び方を解説します。ジェルのタイプや使用するライトなど、自分に合った選び方を押さえましょう。
①マットorセミマット?好みの仕上がりで選ぼう

マットタイプ:@space_bambi / セミマットタイプ:@fkbw09sysos9eps
マットジェルネイルのなかには「マットタイプ」と「セミマットタイプ」があり、仕上がりの印象が異なります。好みの仕上がりに合わせて選びましょう。
「マットタイプ」は、完全にツヤを消しているタイプで、模様やデザインが映えてシックな印象に仕上がります。こなれた雰囲気のネイルを作りたい人は、マットタイプを選んでみて。
「セミマットタイプ」は、ほどよいツヤ感が残るタイプです。塗りムラが目立ちにくいので、マットジェルネイル初心者にもおすすめですよ。
ただし、商品によって仕上がりの質感が異なるため、LIPSの口コミを参考にイメージに合うものを選んでくださいね。
②時短したいならノンワイプジェルのものがおすすめ
時短で仕上げたい人には、ノンワイプジェルがおすすめです。ノンワイプジェルとは、硬化後に残った未硬化ジェルを拭き取る必要がないタイプ。硬化するだけでマットな質感に仕上げられます。拭き取りの手間が省けるため、時短になりますよ。
③容器もチェック!初心者はボトルタイプが◎

ジェルネイルの容器は主に「ボトルタイプ」と「コンテナタイプ」の2種類です。
「ボトルタイプ」は、容器にブラシが付属していて、別途ブラシを準備しなくても使えるタイプ。ネイルポリッシュと同じ感覚で使えるので、初心者にもおすすめですよ。ブラシのお手入れが不要なのも使いやすいポイントです。
一方「コンテナタイプ」は、ジェルネイルだけが入っているので、自分の好きなブラシを使えます。色を混ぜて使いたい人やアートをしたい上級者の人には、コンテナタイプがおすすめです。
ジェルネイルの残量が見えて最後まで使いやすいのも魅力で、セルフでジェルネイルをする頻度が高い人に向いています。
④UV・LED・CCFL?対応するライトもチェックしよう
ジェルネイルは、ライトを使ってジェルを硬化させるため、専用ライトが必要です。ライトの種類は「UVライト」「LEDライト」「CCFLライト」の3種類。ジェルによって対応しているライトの種類が異なる場合があります。手持ちのジェルネイルに対応しているライトかどうか確認しましょう。
「UVライト」は、紫外線照射でジェルネイルを硬化するタイプです。対応しているジェルネイルの種類は多い反面、硬化に時間がかかります。「LEDライト」は、LEDの可視光線を照射して硬化するタイプで、UVライトよりもスピーディーに硬化できますよ。爪が薄い人には刺激になることもあるので、注意しましょう。
UVライト・LEDライトのどちらでも硬化できるジェルネイルもありますよ。なかにはどちらか一方でしか硬化できないものもあるので、確認するようにしましょう。
新しいタイプの「CCFLライト」は、UVライト・LEDライト対応のどちらのジェルも硬化できます。ただし、CCFLライトに対応していないものもあるので、購入前に手持ちのジェルネイルに対応しているか確認してください。
マットジェルネイルの使い方
ここからは、マットジェルネイルの使い方を紹介します。基本の使い方に加えて、アートに使う方法も解説しているので、参考にしてください。
基本の使い方ときれいに塗るコツ
- クリーナーで爪表面の汚れや油分を拭き取っておく
- ベースジェルを塗って硬化する
- カラージェルを塗って硬化する
- マットジェルを塗って硬化する
- 既定時間置いて硬化し、未硬化ジェルを拭き取る
マットジェルネイルは、トップジェルと同じようにネイルの仕上げに塗って硬化するのが基本の使い方です。マットジェルネイルは塗り残しがあると目立ちやすいため、爪の端などの細かい部分にも塗れていることを確認してから硬化しましょう。
拭き取り不要のマットジェルネイルの場合は、硬化するとマットな質感になる一方、拭き取りが必要なタイプは硬化後もツヤがあります。
見た目では硬化できたか分かりにくいため、決められた硬化時間を守りましょう。きちんと硬化して拭き取ると、マットな質感に仕上がります。
パウダーアートを楽しみたい場合の使い方
- マットジェルを塗る
- パウダーを付けたい部分にノンワイプタイプのクリアジェルを塗る
- 半分硬化したらパウダーを付ける
- トップジェルで覆う
マットなネイルに仕上げる方法ではありませんが、部分的に立体感のあるアートをしたいときにおすすめの方法です。マットジェルを仕込むことでパウダーが飛び散りにくくなりますよ。
初心者でも挑戦しやすい!マットジェルネイルのおすすめのデザイン
ここでは、初心者でも挑戦しやすいマットジェルネイルのおすすめデザインを紹介します。セルフネイルをする際の参考にしてください。
水滴ネイル
- 好みのカラージェルを塗って硬化する
- マットジェルネイルを塗って硬化する
- 細めのブラシにクリアジェルを取って、少しずつ爪にのせ水滴を作る
- 硬化して完成
マットな質感の上にツヤのある水滴模様を作るデザインです。簡単なのに凝って見え、どんな色でも作りやすいですよ。
マーブルネイル
- 薄いベースカラーを塗り、硬化する
- バランスを見ながら濃いカラーを爪の3~5ヶ所に点置きする
- 2よりも薄いカラーを2の近くに2〜3ヶ所点置きする
- ブラシで2と3の境目をなぞるように混ぜてマーブル模様を作る
- マットジェルネイルを塗り、硬化する
ツヤのあるネイルでのイメージが強いマーブルネイルも、マットに仕上げると模様が映えてアートのようにおしゃれに仕上がります。ベースカラーとマーブル模様に使う色を同色系でまとめるときれいですよ。
マットジェルネイルに関するよくある疑問
マットジェルネイルに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
マットにならないときの原因と対策は?
マットにならない場合は、以下のような原因が考えられます。
- マットジェルネイルを薄く塗りすぎている
- ライトの照射時間が不十分で硬化できていない
- ジェルネイルが混ざっていない
- きちんと拭き取りができていない
マットジェルネイルは、全体を覆うように塗布してパッケージに記載されている時間を守って硬化させましょう。拭き取りが必要なマットジェルネイルは、きちんと拭き取らないとマットにならないため、細かい部分も拭き取ってくださいね。
マットジェルネイルの容器内には、マットに仕上げるための粒子が入っているので、使用前にかき混ぜましょう。
マットジェルネイルが剥がれやすい原因と対策は?
マットジェルネイルは、厚塗りしすぎると剥がれやすくなってしまいます。薄く均一に2度塗りをすると剥がれにくくなりますよ。
マットジェルネイルを長持ちさせるコツは?
爪の周りが乾燥しているとジェルが浮きやすくなるため、ネイルオイルやハンドクリームでこまめに保湿するのがおすすめです。
また、シールを剝がすなど爪先を使った作業をすると剥がれやすくなるため、気を付けましょう。水仕事をするときは、ゴム手袋を付けるとよいですよ。
ネイルオイルやハンドクリームのアイテム選びは、以下の記事を参考にしてください。
マットジェルネイルとあわせて使いたい!おすすめネイル用品はこちら
マットジェルネイルで凝ったデザインのネイルを楽しみたいなら、自分好みのネイル用品もあわせて準備するとよいですよ。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめのネイル用品を紹介しているので、アイテム選びの参考にしてください。
もっと手軽にネイルを楽しみたいなら、マニキュアという手も!
ジェルネイルよりも手軽にネイルを楽しみたい人には、マニキュアがおすすめです。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめのマニキュアを紹介しているので、あわせてチェックしてくださいね。