《洗顔を選ぶ前に》敏感肌とは?原因って?
実際に敏感肌向けの洗顔料を見る前に、敏感肌について詳しくチェックしましょう。敏感肌の原因がわかるだけで、正しい対処法が見つかりやすくなりますよ!
そもそも敏感肌とはどんな状態のこと?

敏感肌とは、肌のバリア機能が弱まって刺激を受けやすくなっている状態のこと。お肌は表皮・真皮・皮下組織の3つの層で出来ていますが、その一番外側が表皮です。
表皮の一番外側を覆っている角質層はなんと約0.02mmという薄さで、水分が逃げるのを防いだり外的刺激から守るバリア機能を持ち合わせていたりします。
そんな表皮から水分が失われてしまうと、肌のバリア機能が弱まり敏感肌に!同時に、外的刺激も受けやすくなっているので、ニキビ肌や乾燥肌、湿疹などのトラブルが気になることも。
敏感肌の原因

敏感肌の主な原因は以下の4つ。もちろん1つずつだけではなく、いくつもの原因が組み合わさっていることも!
- 乾燥
- スキンケア方法が合っていない
- 加齢
- 体質
もちろん体質といった先天的な理由もありますが、実は敏感肌になってしまう原因のなかで、とくに多いのが乾燥によるものなんです!上記にもあるように、肌から水分が失われるとさまざまな肌トラブルの原因となってしまいます。
他にも、クレンジングや洗顔の仕方が強かったり回数が多かったりなどの、スキンケア方法に問題がある場合も!肌は想像以上に繊細なので、こすらない・ダメージを与えないということを意識しながらスキンケアをすることをおすすめします。
監修者埼玉みらいクリニック 院長岡本 宗史
敏感肌向け洗顔料の選び方
敏感肌に合う洗顔料を見つけるためのポイントを解説!肌に刺激感を与えないためのポイントをまとめたので、購入前にチェックしてみてください。
選び方①アミノ酸系洗浄成分配合orベタイン系洗浄成分配合を選ぶ
- ココイルグルタミン酸Na
- ラウロイルアスパラギン酸Na
- ココアンホ酢酸Na
敏感肌向けにはアミノ酸系またはベタイン系などの、洗浄力がマイルドな洗浄成分を配合した洗顔料がおすすめ。上記にある成分名はその一例ですので、お目当ての洗顔の成分表に記載されているか見てみてください!
ただ、洗浄力が低ければいいということではなく、自分の肌に合った洗浄力の洗顔を使うのが重要です。アミノ酸系やベタイン系の洗顔を使ってみて、肌の油分やテカリが気になった場合はより高い洗浄力のある洗顔料にシフトしましょう。
選び方②敏感肌向けの製品を選ぶ
敏感肌に向けて作られている商品やメーカーを選ぶのもおすすめです。これらの製品では、肌に刺激があるか確認するパッチテスト*を行っている場合が多く、しっかりと敏感肌に配慮して商品作りがされています。
さらに、敏感肌に刺激になる可能性がある成分が入っていないかもチェックするといいでしょう。アルコールや防腐剤などといった成分が配合されているからといって、必ずしも肌に負担がかかるわけではないですが、万が一の場合を考えて避けておくと◎
*すべての人にアレルギーや肌トラブルが起こらないということではありません
選び方③ニキビや毛穴詰まりなどの肌悩みに合わせて選ぶ
- グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)
- アラントイン
- サリチル酸
- クレイ
肌が敏感なのと同時に、ニキビや毛穴の詰まりに困っている方もいるかと思います。そのような方は、自分の肌悩みもケアできる成分が配合された洗顔料を選ぶのがおすすめです!
ニキビが気になる方は、上記にあるようなニキビにいい有効成分が配合された洗顔料がおすすめ。ただ、思春期ニキビと大人ニキビでは適切なお手入れ法は違い、思春期ニキビは汚れをしっかりと洗浄するケア・大人ニキビは肌に優しくうるおいを与えるケアが必要です!
毛穴詰まりが気になる方には、クレイが配合された洗顔料が◎ 洗浄成分にはさまざまな種類がありますが、なかでもクレイがとくにおすすめ!
選び方④石鹸タイプなら弱酸性や透明石鹸を!
敏感肌の方が洗顔石鹸を選ぶときは、弱酸性を選びましょう!洗顔石鹸の素材でよくある石ケン素地のタイプは、洗浄力が高い製品がほとんどです。そのため、洗顔石鹸を使う場合は、弱酸性であるかを要チェック。
また、色みのない透き通った石鹸もおすすめです。これらは、保湿成分が多く配合されている傾向があるため、敏感肌の方にもおすすめです。
監修者埼玉みらいクリニック 院長岡本 宗史スキンケアの目的は健康で美しい肌を維持することであるが、科学的には皮膚の表面を清潔に、また乾燥や、最近による感染から護ることが大切だ。皮脂の一部が脂肪酸に加水分解され脂肪酸となり弱酸性となることで雑菌の繁殖を抑制している。
無意識のうちに特にアルカリ成分の石鹸等で洗いすぎると皮脂が少なくなり、生理的な弱酸性が失われ逆に雑菌の繁殖に繋がるリスクがあるので注意しないといけない。
敏感肌向けの洗顔方法と重要ポイント
どんな洗顔料を使うかも大事ですが、正しい方法で洗顔するのも敏感肌さんにとってはとくに重要です。敏感肌さんだからこそチェックしてほしい、洗顔方法のポイントを伝授します!
①ぬるま湯で余洗いする

まずは顔を32~35℃くらいのぬるま湯で余洗いします。洗顔するときは温度が重要で、冷たすぎず熱すぎないぬるま湯で洗い、肌に必要以上の刺激を加えないようにしましょう!
②洗顔料をしっかり&たっぷり泡立てる

次に、泡立てネットを使いしっかり泡を作ります。泡立てネットを使わなくとも泡は作れますが、泡立てネットを使ったほうが簡単に濃密泡ができるのでおすすめです!
③摩擦NG!泡でやさしく押すように洗う

油分の多いTゾーンやあごなどから泡をのせて洗い、乾燥しやすい頬や目元は最後に洗いましょう!
このときにこすらないように注意して、横にスライドするのではなく泡を押すように洗うのがポイント。
④手早くぬるま湯で流す

すすぎ残しが無いように、しっかりとぬるま湯で洗い流します。余洗いのときと同じ32~35℃くらいが◎ 手にぬるま湯をすくって、30回以上はすすぎましょう!髪の生え際や小鼻の横・目回り・フェイスラインなどはすすぎ残しやすい部分なので念入りに。
お風呂のなかで洗顔する場合は、肌の刺激にならないように水流弱めのシャワーがおすすめ。
⑤タオルで拭かないのも重要ポイント
タオルで拭くと、ホコリや繊維が肌に付着する場合があります。バリア機能が低い敏感肌さんにとって、ホコリや繊維は外的刺激になることも。
代わりに、クレンジングタオルやキッチンペーパーなどの少し厚手の使い捨てできるものを使うと◎ ゴシゴシ拭くのはNGなので、押さえるように水気を拭きましょう。
敏感肌の洗顔に関するQ&A
最後に、敏感肌の洗顔に関するQ&Aを紹介。よくある疑問をまとめたので、ぜひ参考にしてみて!
Q1:敏感肌は朝洗顔NG?
A:敏感肌さんも朝洗顔は必要!ミルクタイプの洗顔がGOOD
必要な皮脂を落とさないよう、朝は水だけ洗顔が肌に良いと言われていますが、実は逆!夜に塗ったスキンケアが朝には酸化し、肌に残ったままだと肌を傷めてしまいます。さらに、寝ている間に出た皮脂や付着した汚れは、水だけでは洗い流せないことも。
そのため、必ず朝も洗顔料を使って洗顔しましょう!今回紹介洗顔料でもいいですが、忙しい朝は泡立てる手間がいらないミルク洗顔料がおすすめです。
Q2:敏感肌でもW洗顔していいの?

A:お使いのクレンジングに合わせて!
敏感肌さんで普段使用しているクレンジングがW洗顔必須のタイプなら、必ずクレンジング後に洗顔をするようにしましょう。
肌のうるおいを守ることも大事ですが、汚れをきちんと落とすことのほうが重要。クレンジングではメイクや油などの油性の汚れなどは落ちるものの、ほこりなどの水性の汚れは落ちません。そのため、W洗顔必須タイプのクレンジングをお使いの場合、水性の汚れを落とすために洗顔料も使ってください。
ただし、ダブル洗顔不要のクレンジングを使用した場合は、洗顔料は使わなくてもOKです!
敏感肌は洗顔から見直して美肌を目指そう!
Photo by HAIR
敏感肌の洗顔は、とにかく洗浄力や方法・洗う回数などがカギ。『洗い過ぎない』洗顔で、あなたも美肌を目指してみては?
敏感肌におすすめの洗顔をチェックしたら、クレンジングも見直してみよう!
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「敏感肌」という病名があるわけではなく、医学的には「皮脂欠乏症」「乾皮症」と呼称します。表皮角質の脱水と皮脂の低下が原因となり、皮膚が光沢を失い、乾燥、粗造化を来す状態を指します。
寒さや、加齢、元来の体質によって影響されますが、入浴時の洗いすぎ、こすりすぎなどにも影響をうけ、特に皮膚の薄い四肢伸側から症状が現れることが多いです。進展すれば皮脂欠乏性湿疹、貨幣状湿疹へ移行することもありますので、洗顔、入浴時にはできるだけこすりすぎず優しく洗い流す程度で充分です。