SHISEIDO 禅の口コミ - 青竹のようなシプレはあの日の香り。

青竹のようなシプレはあの日の香り。 リラックス感とスパイシーさ。 二面性は女の魅力。 #クロミミ香水シリーズ 第八弾。 今回はちょっと思い出の香水について語っていきます。今回語るのはこちら。 資生堂 禅 オーデコロン 80ml お値段はたしか2000円。 やはり、お安くていい香水が揃っていますね。資生堂は。 タグの付け方が分かったので、今までの香水シリーズを一括で表示できるようにしました。 詳しくは、こちらら。→#クロミミ香水シリーズ それではいつも通り、公式引用からまいります。 以下公式引用。 秋の草花を一面に配した高台寺蒔絵を現代風にアレンジしたデザインの、日本の伝統と心を表現した香りが漂うフレグランスです。 ミュゲとガーデニアの花がかわらぬ優雅さを、モッシーの香りが個性を、ムスクとウッディーの香りが東洋的な神秘性を表現しています。 ざんねんながら、ノートはわかりませんでした。ご了承下さいませ。 この香りを嗅いだ人は、きっと相反する二つの印象を持つのではないでしょうか。 花々やシプレのお香のように穏やかな印象。 どきっとさせるような、ぴりりとしたウッドの印象。 ただ、シプレの癒しだけではない。凛としたスパイシーなウッドが効いている。そんな香りを感じさせます。 前回の「むらさき」もそうでしたが、こちらも日本をイメージした香水のよう。 前回、第七弾にて語った同じく資生堂の香水「むらさき」が色気あるスーツ姿の日本女性なら、こちらは、一人凛と立つ媚びない和装のかっこいい女性。 以前、香水シリーズの第二弾、パルファン・ロジーヌ ・ド・パリのフォリー・ド・ローズをシプレの香水としてご紹介しました。覚えていらっしゃいますでしょうか。 なお、「シプレ」については香水シリーズ第二弾で詳しく解説済みです。ご了承下さいませ。 わたしはこの投稿でも語ったように、シプレ香が大好きなのですが、実はこの「禅」こそ、わたしのはじめてのシプレでした。 こちらの香水は、数年前はじめて行った銀座の資生堂本店にて、母にはじめて買ってもらった最初の自分の香水です。 いまでもあの時の選択に後悔はありません。後からいろいろ調べてわかったのですが、こういう香調のコロンはなかなかないようですから。 この香水に出会えていなかったら、きっとわたしはシプレの素晴らしさを知らないままだったことでしょう。 パッケージに秋の花の蒔絵の柄が施されていることから、こちらは秋をイメージして作られたのではないかと思います。 しかし、この香水はぜひ夏場に使いたい。なぜなら、竹林の中にいるかのようにさわやかなウッドがこの香水のつけたての魅力だからです。 こちらは、コロンなのであまり長くは香りません。だからこそ最初に香るトップノートの印象を大切にしたい。 スッキリとした甘くない潔さが、夏の暑さによく合います。汗でドロドロになって、正体をなくしていても、この香りを嗅げば自然と背筋が伸びるはず。シプレもしっかり香るので、堅苦しすぎないのがいいです。 ウッドのスパイシーさとシプレのリラックス感。 相反する二つの印象は、隙なく着こなした着物の裾から見え隠れする、汗ばんだ女性の白い肌のようにひっそりと魅惑的なのかもしれません。 扇情的でないからこそ、醸し出される魅力もあるはず。ぜひ、オススメしたい国産香水の一つです。 #香水 #プチプラ #国産香水 #メイク動画