みほっぴ on LIPS 「※ピンタレスト、Yahooオークションより画像をお借り致しました ..」

※ピンタレスト、Yahooオークションより画像をお借り致しました 資生堂には今から20年前は、数多くのブランドが存在｡ 21世紀に向けて団塊世代ジュニアたちの為にスキンケアとメイクアップを提唱したブランドがありました｡ ディグニータ 当時、資生堂は下からエルセリエ→オプチューン・プラウディア・ピエヌ→エリクシール→UVホワイト→アクテアハート→リバイタル→BX→クレ・ド・ポーボーテ(旧クレ・ド・ポーも併売)の順で発売されており、化粧品店専売のベネフィーク、デパート専売のS、ベネフィアンスが発売されていました｡ 団塊世代ジュニア向けをターゲットにしたブランドは、エリクシール、UVホワイトではプルミエやオプチューンを卒業したマスマーケット向けのブランドのため彼女たちの消費マインドに乏しく、リバイタルはアンチエイジングに向けたブランドで40歳以上を、アクテアハートは50歳以降のマチュア世代向けのブランドのため購入に躊躇したり、最高峰のクレ・ド・ポーボーテは金額が高過ぎるため続かないとの声もあり当初はリバイタルの年齢層を下げて販売する案もありましたが、これではダメだということもあり新規ブランドとして登場したのがディグニータでありました｡ ディグニータは平成9年に発売｡スキンケア、ベースメイク、ポイントメイクアップ、フレグランスの総合ブランドであり、当時はクレ・ド・ポーボーテは手に入らないけどディグニータならお求めやすいという事で人気に、メイクアップでは当時のピエヌは流行の最先端を取り入れておりラメ感とパール感が強かった事もありラメ感とパール感が苦手な方にも手に取りやすいブランドでありました｡ 当時はインウイがデパートとインウイの教育を受けた美容部員や販売員が駐在する店舗のみの販売でありインウイも販売が限定されていましたが、ディグニータは化粧品店のほかGMSカウンターでも販売｡ 一部の人には受け入れられましたが、その頃はドラッグストアやGMSカウンターで化粧品を購入される方が多くなり街の化粧品店では若い方でもごく限られた人しか購入しない事｡下手にディグニータを買うならインウイやクレ・ド・ポーボーテを購入する方が増えてしまいディグニータは末期では売り上げが見込めずブランド整理の対象となってしまい平成17年に終売｡ 事実上の後継ブランドは、スキンケアとベースメイクがリバイタルグラナス、ポイントメイクアップは&フェイスドレスメゾットに｡ 現在は&フェイス、リバイタルグラナスは販売縮小されております。 団塊世代ジュニア向けに販売したが商業的に失敗したディグニータ｡ 化粧品店専売又はGMSカウンター専売ブランドにしていれば売れる見込みがあったブランド。 資生堂の平成の遺産の１つのブランドでありました｡ 私も、ディグニータを使用したことがございますが、使用感はクレ・ド・ポーボーテより軽い使用感でメイクアップは特にマスカラがお気に入りでありました。 今思うと本当に懐かしいブランドでありました。