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GUERLAIN ラールエラマティエールクルーエルガーデニアの口コミ - ガーデニアの香りは通常、濃厚で甘いホワ

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投稿日：2023年01月21日

ガーデニアの香りは通常、濃厚で甘いホワイトフローラル調で、グリーンなニュアンスやマッシュルームを思わせるような土っぽいファセットがあると言われるが、このクルーエルガーデニアはそうではない。期待を裏切る残酷なガーデニアだ。発売は2008年で、ラールエラマティエールのラインの中では、ゲランの五代目にティエリー・ワッサーが就任する直前の外部委託作品にあたる。調香師はシムライズ社のランダ・ハマイで、当時ゲランにおいてフレグランスディレクターを担っていたシルヴェーヌ・ドゥラクルトとの共作だ。ペールオレンジの香水をスプレーしてみると、やや青臭さの残る白桃、フレッシュなネロリ、ふんわりとパウダリーなムスクが広がる。このパウダリーさがドゥラクルト節。彼女がディレクションしたフレグランスは大なり小なりパウダリーなニュアンスがあり、クルーエルガーデニアはそれが顕著。ピーチが抜けるとフローラル感が増していく。シルキーなパウダリームスクの雲の中に甘重いイランイラン、華やかなローズ、可憐なバイオレットがじわじわと広がってガーデニアを形作る。ガーデニアの花自体は甘いホワイトフローラルであるが香料を採取することはできない。それゆえに他の花の香りを使って再現する、簡単に言えばモザイク画のような感じだ。付けた箇所を至近距離で嗅げばそれぞれの要素はわかるものの、遠ざかるとガーデニアの形を成している。ただ、クルーエルガーデニアは意地悪なので一般的な甘いホワイトフラワーの香りにはなっていない。溢れんばかりのパウダリームスクに全てを委ねてその輪郭がぼかされている。ドライダウンは、パウダリームスクがさらにトンカビーンの粉っぽさをまとってブーストされる。これでもかという徹底的粉感にこだわっているが、パサパサせずに肌に溶けるように馴染んでいく。ほんの少しだけサンダルウッドの暗さも加わったらそのままフェードアウト。持続は6、7時間程度。甘いガーデニアの香水を求めている人には「なんじゃこりゃ？全然ガーデニアじゃないじゃん」と総スカンを喰らいそうだが、これの真骨頂は肌馴染みの良さ。全身に纏うように付ければ、真っ白なパウダリームスクの優しさに包まれて夢見心地。粉モノ好きなら「ほへ〜〜」と悶絶するだろう。そんな粉モノ好きキラーのクルーエルガーデニア、公式サイト曰く詩に喩えるならシャルル・ボードレールの「惡の華」だそうだ。シリーズのリニューアル前からあるラールエラマティエールに関しては「◯◯に喩えるなら××」の説明は大半が後付け設定のため突っ込むのは野暮というものだが、それにしても荷が勝ちすぎているのではないだろうか。残酷なガーデニアは優し過ぎる香りだから。 #ゲラン #香水トップ:ローズ、ピーチ、ネロリミドル:ガーデニア、バイオレット、イランイランベース:ムスク、トンカビーン、サンダルウッド、バニラ調香師は、ランダ・ハマイ（とシルヴェーヌ・ドゥラクルト）。（fragranticaより）

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GUERLAINラールエラマティエールクルーエルガーデニア
- 4
- 購入品
- ¥50,270
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3	Dior ミスディオールブルーミングブーケ(オードゥトワレ)	9,240円	4.46 クチコミ数：1775件保存数：38236件	香水ランキング第1位	清潔感あるし、癖がない。好印象を与える女の子らしいフローラル系の香りです。	詳細を見る
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6	MAJOLICA MAJORCA マジョロマンティカ	1,760円	4.24 クチコミ数：1261件保存数：39132件	香水ランキング第3位	結構甘い香りで、The女の子って感じ♡一滴垂らすだけでかなり香るし、持ちもいい！	詳細を見る
7	Dior ミスディオールブルーミングブーケローラーパール	6,600円	4.42 クチコミ数：517件保存数：13035件	香水ランキング第2位	外に持ち歩き出来るほどコンパクトなサイズで、外出先でもくるくるとロールするだけでつけられる！	詳細を見る
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9	Dior ジャドールオードゥパルファン	11,550円	4.3 クチコミ数：285件保存数：3440件	香水ランキング第6位	上品さ、高級さ、爽やかさ、全てが兼ね備えられているそんな香水です🌷	詳細を見る
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商品詳細情報GUERLAIN ラールエラマティエールクルーエルガーデニア

ブランド名: GUERLAIN(ゲラン)

容量・参考価格

100ml: 50,270円
200ml: 71,940円
50mL : 36,190円
50mL（リフィリング）: 27,170円
100mL（リフィリング）: 37,730円
200mL（リフィリング）: 53,900円

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商品説明: 〈クルーエルガーデニア〉は、巧妙で楽しい罠を仕掛けます。いつもは魅力的で麻薬のようですが、ここでこの花は驚くほどの甘さを表します。ガーデニアのアコードに香り高いイランイランが染み込み、ムスクを包み込んで危険なほどに魅了します。このはかないオーラは、危険なまでに心の琴線に触れ、優しさを香りに与えます。ガーデニアは、いつもは情熱的で華やかですが、危険なほど甘いムスクの魅力が放たれます。この官能的なボディの出会いから、花は美しく残酷な姿を現します。