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知っておきたい!虫除けの基礎知識

違いを知ろう!虫除けの分類。防除用医薬部外品は害虫の駆除・忌避(防除)が目的の製品でディートやイカリジンなどの有効成分を配合。形状のバリエーションが豊富。医薬品は効果・効能は防除用医薬部外品と同じで有効成分の濃度が高く、剤型(タイプ)が異なる。雑貨は肌に塗布するタイプではなく、空間や衣類用がメイン。虫が嫌う香りを配合して医薬品・防除用医薬部外品のような虫除け効果はない。

虫除けは、防除用医薬部外品・医薬品・雑貨に分類され、配合されている成分や適用害虫が異なります。「防除用医薬部外品」は、蚊やハエなどの害虫の駆除・忌避をするもので、ディートやイカリジンなどの有効成分が配合されているのが特徴。

スプレーやミストタイプなど肌に塗布するものに加え、玄関などに吊り下げて使うタイプのものもあります。「医薬品」は、防除用医薬部外品と適用害虫は異なりますが、蚊の忌避を目的とする製品もあり、有効成分の濃度が高い製品も多いです。

「雑貨」に分類される虫除けは、防除用医薬部外品や医薬品のように虫に対する効果を表示できません。基本的には、虫の生態に着目した香りを利用した設計となっています。服に貼るシールやブレスレットタイプのもの、吊り下げて使うものなどがあります。

虫除けスプレーとアウトドアスプレーの違いは?

効果を求めるなら「虫除けスプレー」を選ぼう。虫除けスプレーは有効成分を配合した医薬品・防除用医薬部外品で肌に塗布して虫を忌避する。アウトドアスプレー は虫が嫌う精油の香りを配合した雑貨。明確な虫除け効果はないが、ナチュラルに使え衣類に塗布して使うものが多い。

虫除けスプレーに似た「アウトドアスプレー」もありますが、虫除けの効果を求めるなら、虫除けスプレーを選びましょう。虫除けスプレーは医薬品・防除用医薬部外品に分類され、有効成分を配合しています。肌に直接塗布して虫を忌避できるのが特徴です。

一方アウトドアスプレーは、虫の生態に着目してハーブなどの香りを配合した雑貨のため、明確な虫除け効果はありません。直接肌には使わず、服などに塗布して使うものが多いアイテムです。

室内から屋外まで!自分に合った虫除けの選び方

虫除けを選ぶポイントは4つ。使用目的に合ったタイプを選ぼう。配合成分をチェックしよう。虫除けスプレーは有効成分の配合量と持続時間に注目して。真夏or持ち運んで使うなら、冷感機能・UVカット効果・容量に着目!

ここからは、虫除けの選び方を解説します。タイプや配合されている成分など、自分に合った選び方を押さえましょう。

①スプレー・シート・吊るすタイプ、使用目的に合ったタイプを選ぼう

虫除けには、スプレー・シート・吊るすタイプなど、さまざまな形状があります。使用目的に合うものを選びましょう。

室内への虫の侵入を防ぐなら、ベランダや玄関に吊るす「プレートタイプ」

室内への虫の侵入対策にはプレートタイプがおすすめ。吊り下げたプレートから薬剤を放出し、虫の侵入を防ぐ。商品によって対象とする虫が異なり窓際や玄関に吊り下げて使用する。

室内に虫が入るのを防ぎたいなら、プレートタイプの虫除けがおすすめです。ベランダの窓際や玄関に吊るして使うタイプで、空間に薬剤が放出されて虫が近づくのを防ぎます。ベビーカーなどに吊るして使えるタイプもありますよ。

蚊が入ってこないようにするものや、コバエ・チョウバエなどが侵入するのを防ぐものなど、商品によって対象の虫が異なるので、購入前にチェックしましょう。吊るしておくと一定期間効果が持続するものの、商品によって持続期間が異なるため、期間も確認してください。

屋外での虫刺され対策には、医薬品・医薬部外品のスプレー・ミスト・ジェル・シートタイプ

屋外での虫刺され対策には勢いよく広範囲に噴射できるスプレー・ミストタイプや高密着でムラになりにくいジェルタイプ、持ち運びやすいシートタイプがおすすめ。

外出時の虫刺され対策には、医薬品・医薬部外品のスプレー・ミスト・ジェル・シートタイプの虫除けがおすすめです。種類によって使い勝手や使用感が異なるので、使いやすいものを選びましょう。

タイプ別の特徴
  • スプレー・ミストタイプ:広範囲に噴射しやすい。ひんやりとした使用感
  • ジェルタイプ:密着力が高くムラが出にくいため、肌になじませやすく塗り広げやすい
  • シートタイプ:拭き取ってさっぱり使える。持ち運びにも便利

②ディート・イカリジンなど配合成分をチェックしよう

配合成分の特徴と違い。ディート(有効成分)は1回の使用で高い効果が長時間続くが年齢によって、使える濃度や回数に制限あり。忌避できる虫は蚊・ブヨ・アブなど。イカリジン(有効成分)は2015年に国内承認された新しい成分で子どもから大人まで年齢・回数の制限なく使える。忌避できる虫は蚊・ブヨ・トコジラミなど。ハーブ(天然成分)は医薬品・医薬部外品のような虫除け効果は望めない。虫が嫌う香りで自然に対策したい人向け。

虫除けに配合される成分には、ディート・イカリジン・ハーブ系の成分などがあります。使用する人の年齢や使用シーンに合わせて選びましょう。

ディート:虫除け効果が高く持続時間も長め。キャンプや本格アウトドアシーンに

ディートは効果は高いが、年齢制限がある。

ディートは日本で50年以上使われ、世界各国でも使用されている虫除け成分です。1回の使用で長時間効果が持続するのがメリット。長時間のアウトドアやガーデニング、海外旅行などにもおすすめです。

ただし、年齢によって使える配合濃度や使用できる回数が異なるので、子どもへの使用は注意が必要です。以下を参考に、製品ごとの用法・用量や使用上の注意を確認して使うようにしましょう。

ディートの使用制限
  • 生後6ヶ月未満:使用不可
  • 生後6ヶ月〜2歳:濃度10%以下のものを1日1回まで
  • 2〜12歳:1日3回まで使用可能。濃度が30%のものは使用不可
  • 12歳以上:年齢による制限なし(用法・用量を守って使用)

商品によって忌避できる虫の種類は異なりますが、基本的には以下のような吸血害虫に効果があります。

忌避できる虫(詳細は商品によって異なる)
  • 蚊
  • ブヨ
  • アブ
  • マダニ
  • イエダニ
  • ノミ
  • トコジラミ
  • ヤマビル
  • サシバエ など

イカリジン:子どもと一緒に使いたい人や、たくさん汗をかくスポーツ・水遊びシーンに

イカリジンは年齢制限・使用回数に制限がなく、塗り直ししやすい。

イカリジンは2015年に国内承認された新しい成分で、年齢制限や使用回数の制限がないのが特徴。子どもから大人まで使えて、塗り直しやすいのがメリットです。子どもや家族兼用で使いたい人にもおすすめ。汗をかいたり水に濡れたりしても、必要に応じて塗り直しやすいですよ。

忌避できる虫(詳細は商品によって異なる)
  • 蚊
  • ブヨ
  • マダニ
  • イエダニ
  • トコジラミ など

ハーブ:虫の生態に着目した香りを配合。短時間の外出に◎

ハーブはペパーミント・レモングラス・ユーカリなどの香り。

ペパーミント・レモングラス・ユーカリなど、虫の生態に着目したハーブの香りを配合しています。虫が少ない時期や短時間の外出向き。天然由来の成分を取り入れた自然な香りで虫対策したい人にもおすすめです。

爽やかな香りのものも多く、室内に置いて使うタイプや洋服にスプレーして使うものなどがあります。ただし、医薬品や医薬部外品のような効果は望めないので、しっかり虫除けをしたいときは、医薬品・医薬部外品を選びましょう。

③虫除けスプレーは、有効成分の配合量と持続時間に注目しよう

虫除けスプレーは、配合されている有効成分の量や濃度によって、効果や持続時間が異なります。使用できる年齢に制限があるものもあるので、シーンや年齢に合わせて選びましょう。

日常使いなら「イカリジン5%」「ディート10〜12%」が目安

日常使い・短時間の外出ならイカリジン5%・ディート10〜12%。持続時間の目安は約2〜4時間。

ちょっとした買い物や散歩などなら、「イカリジン5%」「ディート10〜12%」程度の虫除けスプレーを選ぶのが目安です。持続時間は成分や濃度、使用状況などによって異なるため、製品の表示を確認し、状況に合わせて塗り直しましょう。

アウトドアなら「イカリジン15%」「ディート30%」が目安

アウトドアシーンならイカリジン15%・ディート30%。ディートは12歳以下は使用不可!持続時間の目安は約5〜8時間。

アウトドアシーンには、有効成分が高濃度で配合されている虫除けスプレーがおすすめです。イカリジンは使用年齢の制限がないため、子どもと一緒に使えます。何度も塗り直しできるので、川遊びなど水辺で過ごすときやアクティビティをするときにも使いやすいですよ。

ディートは、忌避できる虫が多いのがメリット。ただし、ディート30%のものは12歳以下には使えないため注意しましょう。

④真夏or持ち運んで使うなら、冷感機能・UVカット効果・容量に注目しよう

真夏or持ち運んで使うなら冷感機能付き・UVカット機能あり・コンパクトサイズがおすすめ。

真夏に使うなら、使用感や機能も重視したいポイントです。商品によっては、ひんやりした使用感のものやサラッとした使用感のパウダーインタイプもあり、夏場も快適に使いやすいですよ。なかには洋服の上からスプレーするUVカット効果があるものもあります。

また、外出先で使ったり塗り直したりするために持ち運びしたい場合は、コンパクトなサイズのものを選ぶと便利ですよ。

不快な虫から守る!虫除けスプレーの正しい使い方・注意点

ここからは、虫除けスプレーの正しい使い方と、使用する際の注意点を紹介します。

正しい使い方①ムラなく塗布する

虫除けスプレーはムラなく塗布しよう。肌から15〜20cm離して均一に噴霧して手のひらでなじませる。顔に使うときは手に取ってからなじませる。

虫除けスプレーは、ムラなく塗布することが大切です。医薬品や医薬部外品のため、商品パッケージの使用方法を確認してから使用してください。肌から15〜20cmほど離して均一にスプレーします。スプレーしたあとに手のひらでなじませるとよいですよ。

顔に使うときは直接スプレーせず、手に取ってから塗布しましょう。商品によっては洋服の上から使えるものもあるので、商品ごとの使用方法に従って使ってください。

正しい使い方②定期的に塗り直す

虫除けスプレーは定期的に塗り直そう。汗をかいたりこすったりすると取れてしまうため、定期的に塗り直す。ディート配合の商品は、使用回数に注意する。

虫除けスプレーは汗をかいたりこすったりすると取れて効果が薄れてしまうため、長時間外で過ごすときは塗り直しをしましょう。

ディートが配合されている虫除けスプレーは年齢によって使用できる回数が異なるため、商品説明を確認して使用回数に注意してください。

虫除けに関するよくある疑問

虫除けに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。

虫除けスプレーの保管方法は?使用期限はある?

虫除けスプレーを保管する際は、直射日光や温度・湿度変化のある場所は避けるのが基本です。車の中や窓辺などは、温度・湿度が不安定なので避けてください。また、小さな子どもが届かない場所に保管することも大切です。

使用期限は未開封で3年が目安です。商品に使用期限が書かれている場合は、記載に従います。一度開封したものは、ワンシーズンで使い切るようにしましょう。使用期限内であっても、色やニオイなどに異常がある場合は、使用せずに廃棄してください。

日焼け止めと虫除けスプレーはどっちを先に使うべき?

日焼け止めと虫除けスプレーを併用する場合は、日焼け止めを塗ってから虫除けスプレーを重ねましょう。日焼け止めのおすすめ人気ランキングは、以下の記事をチェック!

虫除けスプレーは生後何ヶ月から使える?

商品や配合している成分・濃度によって使える月齢や年齢は異なります。商品パッケージの説明を確認しましょう。有効成分の「イカリジン」には使用年齢の制限がないため、赤ちゃんに使う場合は、イカリジン配合の虫除けスプレーを選択肢のひとつとするのもよいでしょう。

虫が嫌う香りってある?

虫の生態に着目して採用される香りには、以下のようなものがあります。

  • ゼラニウム
  • ヒノキ
  • レモングラス
  • ユーカリレモン
  • ラベンダー
  • ハッカ など

ハーブなどは天然のものだからといって、直接肌に塗るのはやめましょう。

虫除けブレスレット・シールって意味あるの?

虫除けブレスレットや虫除けシールは、ユーカリやシトロネラなど虫の生態に着目したハーブの香りがつけられています。手軽に使えるものの、医薬品や医薬部外品のような虫除け効果は期待できません。

しっかり虫除けしたい人は、医薬品や医薬部外品の虫除けスプレーと併用するとよいですよ。

虫除けスプレーを使用したあとは、ボディケアも忘れずに

虫除けスプレーを使ったあとはしっかり洗って保湿をしましょう。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめのボディケアアイテムを紹介しているので、あわせてチェックしてください。

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