
クレンジングの意味は?役割は?本当に必要?気になる疑問をまるっと解決!
今回はクレンジングの気になる疑問をまとめて解決。クレンジングの役割や種類、選び方、人気のアイテムまで解説します。クレンジングについて悩んでいる人、クレンジングが本当に必要か疑問を持っている人は参考にしてくださいね。
目次
クレンジングって本当に必要なの?意味や役割を再確認!
そもそもクレンジングって本当に必要なのでしょうか?「クレンジングって面倒くさい」「疲れてるとついついサボっちゃう」「洗顔だけじゃダメなの?」そう感じている人は、これを機にあらためてクレンジングがどういうものか確認していきましょう!
クレンジングは洗顔では落とせない汚れを落とすモノ
クレンジングは洗顔では落とせないメイク汚れを落とすための作業です。最近の化粧品は進化していて崩れにくく、水や洗顔だけでは落ちません。メイクは基本的に油汚れなので、油性成分を含んだクレンジングで落とすのがもっとも効率的なのです。
クレンジングでメイクが落ちる仕組みは以下の通り。
- 油性成分で油汚れを浮かせる
- 洗い流すために界面活性剤で乳化させる
- 乳化した油汚れが水で洗い流される
こうして見てみるととてもシステマチックですね!メイクを手早くしっかり落とすため、クレンジングは欠かせないというわけです。
洗いすぎかも?クレンジングは本来望ましくないけど必要なもの
クレンジングをして洗顔まですると、「洗いすぎでは?」と不安になってしまいますよね。たしかに、クレンジングも洗顔も肌に負担をかけるもの。とくにクレンジングは洗浄力が強く、肌に必要なうるおいもうばってしまいます。摩擦も含め、肌への刺激はかなりのもの…。
とはいえ、美容目的はもちろん紫外線から肌を守るためにもメイクは必要(もちろんあえてメイクをしない人もいますが)。そして、メイクをきちんと落とさないことによる肌への悪影響は無限大です。クレンジングは、本当ならしたくないけどしないわけにはいかない【必要悪】だといえるでしょう。
クレンジングをしないと肌はどうなる?毛穴の開きやニキビなどの原因に!
クレンジングをしないと、肌にメイクの油汚れが残ったままになります。その油汚れは酸化して活性酸素を生み出し、肌の細胞にダメージを与え、あらゆる影響を及ぼすことに!そこで、クレンジングをサボることによって考えられる悪影響の一例を挙げてみましょう。
- 毛穴の開き、黒ずみ
- ニキビ
- シミやシワ、たるみ
- くすみ
- ざらつき
- 悪臭
- べたつき、あるいは乾燥
油汚れはただの汚れではなく、肌を痛めつけ、老け見え肌を加速させてしまうのです。クレンジングをサボりがちな人は要注意。今はなんとか持ちこたえていても、5年後10年後の肌が悲惨なことになってしまいます。
すっぴん肌や男性にもクレンジングはおすすめ!
「メイクをしていないならクレンジングは必要ない」と思われるかも知れませんが、頑固な皮脂汚れにクレンジングが効果的なケースもあります。手強い毛穴の黒ずみや角栓に悩む人は、素肌クレンジングを検討してもいいでしょう。
とはいえ、頻繁な素肌クレンジングは肌にとって負担が大きいもの。普段からクレンジングをしっかりしている人なら必要はありません。普段あまりメイクをしない人やメンズであれば、週1回程度を目安に。肌の様子を見ながら頻度を調整してください。もちろん、クレンジング後の洗顔と保湿ケアも忘れずに。
男性にもおすすめなのがこちら!汚れを落としながらトリートメントもできる万能アイテム!
汚れの吸着力が高いクレイと保湿力に優れたシアバターを配合したうるおい系クレンジングです。頑固な汚れをオフしつつ、肌をいたわることもできます。バームタイプなので扱いやすく、クレンジングに慣れていない男性でも使いやすいでしょう。
正しいクレンジング方法は?大事なのは【手早く丁寧に】
クレンジングの正しい方法は以下の通りです。(オイルやクリーム、ジェルクレンジングの場合)
- 適量のクレンジング剤を手に取る
- 指の腹を使ってTゾーンになじませる
- 手のひら全体を使ってUゾーンになじませる
- 口元や目元になじませる
- ぬるま湯で手早く洗い流す
ゴシゴシこすらず優しく丁寧に。摩擦を軽減するためにも、クレンジングの量をケチってはいけません。そして一番大事なのが時間をかけすぎないこと。クレンジングは刺激が強いからこそ、肌に触れている時間はなるべく短いほうがいいのです。
フェイスマッサージができるクレンジングもありますが、肌への刺激を考えると時間をかけるマッサージはおすすめできません。クレンジングにかける時間もだいたい1分以内を目安にするといいでしょう。1分で落とせない場合、メイクの濃さとクレンジングの強さが合ってない可能性があります。次に解説するクレンジングの選び方を参考に、自分に合ったクレンジングを探してみてください。
クレンジングの選び方は?大事なのは【形状】・【メイクの濃さ】・【価格】
世の中にはたくさんのクレンジングがありますが、自分に合ったものを探す際は【形状】、【メイクの濃さ】、【価格】の3つのポイントを重視するといいでしょう。
【形状で選ぶ】界面活性剤と油分のバランスが大事!
クレンジングの主な構成要素は、汚れを浮かせる油性成分、乳化させる界面活性剤、そして水。この3つのバランスが変わることによって洗浄力と形状が変わり、油分が多くても少なくても界面活性剤の量は多くなります。つまり、理想的なクレンジングは油分が多すぎず少なすぎないものです。
クレンジングを油分が多いものから順に並べていくと、オイル>クリーム>乳化ジェル(不透明のジェル)>ミルク>透明ジェル>リキッドとなります。クリームや乳化ジェルはバランスが理想に近いといえるでしょう。
【メイクの濃さで選ぶ】必要以上似刺激が強いものはNG
クレンジングはスキンケアにおいてもっとも刺激が強いもの。薄付きメイクの時に洗浄力の強いクレンジングを使う必要はなく、逆にがっつりメイクの時に洗浄力の優しいクレンジングだとメイクを落としきれません。
基本的に、洗浄力と刺激性は油分が多いものほど強くなります。メイクの濃さに合わせて使い分けられるよう、複数のクレンジングを持っておくといいですね。しっかりメイクのときは、ウォータープルーフのアイライナーやマスカラを落とすのに使うポイントメイクアップリムーバーも上手く活用しましょう。
【価格で選ぶ】最低ラインは2,000円を目安に
化粧品は価格が安い=質が悪いと単純に言い切れるものではありません。とはいえ、クレンジングはスキンケアのファーストステップ。無用な肌トラブルを避けるためにも、安すぎるクレンジングは避けた方が無難でしょう。
もちろん、高いクレンジングなら100%安全だとも言い切れませんが、``安心を買う意味でも最低ラインを2,000円前後に設定したいところ**です。
代表的なクレンジングの形状と特徴を紹介
ここではクレンジングをおおまかに5つの種類(形状)にわけ、その特徴を簡単に解説しつつ人気のアイテムを例としてあげていきます。(特徴はあくまでも一般論であり、すべてのアイテムに当てはまるわけではありません)
しっかり落とせるオイルタイプ
もっとも油分が多く、だからこそ界面活性剤も多いのがオイルタイプ。洗浄力も高く、がっつりメイクの日にはおすすめだけれど、普段使いにはあまりすすめられません。ただし、角栓など頑固な汚れを溶かして落とすことができる場合もあるので、1つ持っておくと便利です。
するんと落ちてつっぱらない!ざらつきも落とせる大人気オイルクレンジング
成分の構成バランスがいいクリーム
油分と水分、界面活性剤の構成バランスが理想に近いのがクリームです。肌の油分・水分バランスにも近いため、汚れになじみやすくそれほどこすらずメイクを落とせるのが魅力です。
心と肌をオフモードにしてうるおい肌へ!やわらかいのに濃厚なクリームクレンジング
べたつかず使いやすいジェル
べたつきすぎずサラッとしすぎないテクスチャーから使い勝手がいいのがジェルタイプ。ジェルには不透明の乳化ジェルと透明の水系ジェルがあり、乳化ジェルのほうが洗浄力は高めです。
界面活性剤フリー!肌をいたわりながらメイクオフできるジェルクレンジング
メイクとなじむのにやや時間がかかるミルク
水分が多く、界面活性剤も少なめなのがミルクタイプです。肌への刺激は小さいものの、洗浄力そのものはイマイチ。薄付きメイクの人におすすめです。
ミルクなのにしっかり落ちる!まつエクも濡れた手でもいける理想的なミルク!
水分が多いローション
リキッドタイプのクレンジングは油分も界面活性剤も少なく、洗浄力がもっとも低いのが難点。加えて、多くはコットンで拭き取るタイプなので、肌への摩擦刺激が強くなってしまう傾向があります。(シートタイプも同じです)毎日使うのはあまりおすすめできませんが、疲れたときにサッとメイクを落とすのには活躍するでしょう。
すっぴんDayにも使える大人気リキッド!スルッと落ちてつっぱらない!
最近人気のクレンジングバームってどうなの?
最近はバーム状のクレンジングも大人気ですよね。オイルより扱いやすく、クリームやジェルよりしっかりメイクが落とせると口コミでも好評です。
クレンジングバームの正体は、オイルにキャンデリラロウやミツロウなどのワックスを配合してかためたもの。つまり、テクスチャーが異なるだけで実際はオイルとほとんど変わりません。マッサージに使えると人気のアイテムもありますが、オイルと同じく、肌に長時間のせるのはあまりすすめられません。
とはいえ、普段からメイクが濃い人にはおすすめです。オイルのべたつきが苦手な人でも、バームなら使いやすいでしょう。
大人気クレンジングバームがこちら!肌に優しくなじみ洗浄力を兼ね備えた優秀アイテム
CMでおなじみのクレンジングバーム。バターのようにとろ~っととろけるテクスチャで、メイクをしっかり落とすだけではなく、洗顔、角質ケア、マッサージケア、トリートメントもできちゃいます。
クレンジングなしでもメイクを落とせる場合もある!
メイクを落とすのにクレンジングは必須だと説明しましたが、場合によってクレンジングをスキップしてもOKなケースもあります。実は、化粧品のなかには石鹸だけでも落とせるものがあるのです。
具体的には、以下のような成分で構成された化粧品のこと。
- 酸化チタンやマイカ、酸化鉄、シリカなどのいわゆるミネラル成分
- オリーブ果実油やシア脂、ツバキ油などの植物オイル
- ワセリンや鉱物油などのいわゆるミネラルオイル
いわゆるミネラル化粧品といわれるものですね。石鹸だけで落とせるアイテムは、パッケージにその記載があります。記載がない場合はきちんとクレンジングを使いましょう。
石鹸で簡単オフできるファンデーションはこちら!軽やかにフィットしてツヤのある透明肌へ
まるで美容液のようなリキッドファンデーション。ファンデーションなのに保湿力があり、自然なツヤを与えながらそっと気になる部分をカバーしてくれます。クレンジングをパスしたい人におすすめのファンデーションです。
W洗顔不要のアイテムって?負担が少ないって本当?
クレンジングも洗顔も1つでできるW(ダブル)洗顔不要のアイテムは手軽で便利ですよね。工程が1つ減ることで、物理的な刺激が減り、肌にもやさしいように感じられます。
けど、W洗顔不要のクレンジングは汚れやクレンジングそのものが肌に残ってしまった場合、それを落とすことができません。また、メイクも落とせる洗顔料には界面活性剤がたくさん配合されていて、刺激が強いのが現実。少し面倒でも、手早いクレンジングに洗顔を組み合わせた方が肌への悪影響は結果的に少ないといえるでしょう。
とはいえ、時間がないときや疲れているときにはW洗顔不要アイテムに頼りたくなりますよね。使用するときは洗い残しがないように注意し、落としにくいメイクはあらかじめポイントメイクリムーバーを使うようにしましょう。
まつエクもOK!こんにゃくスクラブ入りのW洗顔不要クレンジング
こんにゃくスクラブの力で、メイクだけではなく気になる黒ずみもオフできるW洗顔不要のクレンジングです。ジェル状なので、べたつかず使いやすいのも魅力的。
クレンジングはスキンケアのファーストステップ!正しい方法で美肌に近づこう♪
スキンケアはメイクをした肌をリセットするのに欠かせないアイテム。使い方を間違えると大きな刺激になりますが、正しく使えば美肌へと導く心強い味方になります。
自分にぴったりのクレンジングを見つけて、スキンケアの最初の工程から美肌の土台を作っていきましょう♪
この記事で紹介した商品
商品画像 | ブランド | 商品名 | 特徴 | カテゴリー | 評価 | 参考価格 | 商品リンク |
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